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言葉との出会いは最高のタイミングで。

喜多川泰氏は私の好きな作家のひとり。
書棚には喜多川泰作品が並んでいる。
昔、本好きな息子に誕生日プレゼントとして喜多川泰作品を贈った。
息子と回し読みした記憶が懐かしい。

言葉との出会いは、最高のタイミングで訪れる。

今、自分にとって必要な言葉と出会いたい。

その思いから喜多川泰氏の「きみを自由にする言葉」を手に取った。
すべて物語の登場人物が、作品の中で発した言葉をセレクトした本である。

以下は、今回私が心の琴線に触れた珠玉の言葉たちである。

本気でやれば何だって面白い。
そして、本気でやっているものの中にしか、
夢は湧いてこない。

スタートラインP160

つまり旅は、行けば楽しいことが待っているわけじゃない。
そんなことを期待して行ったところで、
つまんない顔して過ごして、
帰ってきてつまんなかったって言うのがオチさ。
そうじゃなくて、
起こることを楽しむと決めるんだよ。

ライフトラベラー人生の旅人P94

起こった直後は『最悪』と思っても、
時間が経って考えてみると
『むしろよかったんじゃないか』って
思えることばかりですからね、人生なんて。
だから、最初から
『むしろよかったんじゃないか』って思うと、
結構いろんなことが楽しめるもんですよ。

運転者P235

その不安には、
胸を張っていい。
自分は挑戦しているんだって。

スタートラインP196

こうした言葉に触れ、
私は自分を鼓舞する。

面白いから本気になるのではない。
本気になるから面白いのだ。
よし目の前のことに本気になろう。
そしてそれを楽しもう。

なんでこうなるの?ということが起きても次の思考は、
「むしろよかったんじゃないか」で切り返そう。
起こることすべては必要なことと考えよう。
そしてそれを楽しもう。

不安なときこそ胸を張ろう。
挑戦に不安はつきもの。
不安を喜ぼう。
そしてそれを楽しもう。


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