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初のwebライターとしてのお仕事

実は今、初のwebライターとして、外部のお仕事をしている。

元々自分の運営しているブログがあるので、自主営業?的な意味でのwebライターとしては仕事をしていたけど、今回自分でweb本を出そうとしているので、その前に1作だけ他のレーベルで単に「作家」としてだけ参加してみたいと思ったのが、きっかけだ。


いつもはクラウドワークスで、ライターさんを募集して、自分のブログに書いてくれる人を雇って、記事を書いてもらっている。
私はその記事をざっと添削して修正があればお願いし、なければ投稿するという、今では他人任せなサイトである。笑

それが、初めて逆の立場になってのお仕事。
全然知らない人のところに応募する勇気はないヘタレなので、昨年まで所属していたコミュニティでの仲間が募集しているところに、ちゃっかり応募してみた。

ある条件さえ満たしていれば、自分の好きな分野で熱く語れば良いお仕事なので、今回は私の好きな音楽「JAZZ」について書いている。


うちは両親共に音楽は好きで、物心ついた時には色んな音楽を耳にしていた。
父はクラッシックギターを弾いていたので、ド定番の「禁じられた遊び」や、そのころの歌謡曲・演歌、そしてステレオで映画音楽やミュージカル音楽を聴いていた。

父に感謝する数少ないことで、一番感謝しているのは音楽のことだ。
幼少より、色んなジャンルの音楽をステレオセットで聴ける環境があったことは、そのころも今になっても恵まれていたと思っている。

子供の頃、何度もビデオで見て聴いた、ジュリー・アンドリュース主演の「サウンド・オブ・ミュージック」。
映画の最後の方で大佐が「エーデルワイス」をギターで弾き語りするシーンでは、これから永遠に離れる祖国を思って涙し、声が詰まって歌えなくなり、奥さんであるマリアがそっと歌い出して支えるところなど、子供心にもぐっと来たものだ。

「ドレミの歌」は小学校で習うので(今の子達はどうか知らないけれど)、多分誰もがみんな知っていると思うのだけれど、どうだろうか。
「私のお気に入り」は以前コーヒー飲料のCMで使われていたこともあるし、JR東海のCM、”そうだ、京都いこう”では、とてもダイナミックなストリングスで演奏されているのに意外なマッチングでびっくりした。


話がそれたが、そのようにして音楽には理解のあった家庭だったので、5歳になった時に母が、ヤマハ音楽教室へ見学に連れてってくれて、ピアノとエレクトーン、どちらをやってみたいかと私に尋ねた。
私は、ピンクのドレスで歌いながら弾いている先生に釘付けになって、エレクトーンを選んだ。

最初は右手だけ、次に左手で和音を、そのうち足が届くくらい大きくなったら左足でベースを演奏するようになって、ジャンルもクラッシックから、ポップス、ボサノバ、JAZZ、フュージョンへと変わっていった。

それからずっと高校を卒業するまでレッスンをし、レッスンを辞めると同時にエレクトーン講師としてバイトを始めた。
といっても、近所の子を家に招いて教えてただけだけど。笑


エレクトーンで、色んな曲を弾くときに、既にどんなものか知っている、というのは正直ベースが出来ているので、とても入り易かった。
高校生になってやっと先生がJAZZを弾いても大丈夫だろうと、課題にJAZZのテキストを選んだ。

確かに。
JAZZは左手・左足の伴奏と右手のメロディーが、初めて合致しないという、難解なジャンルだった。

最初に弾いた曲は「いそしぎ」。
映画「いそしぎ」のメインテーマ曲で、もちろん聴いて知っていたけれど、右手に歌わせることが、最初本当に大変だった。

この辺りから、「揺らぎ」だとか「ズレ」だとか、「余韻」だとか、それまで何事にもキッチリしていた私にとって、相反するとも言うべきとても難しいものと対峙することになったのだった。


しかし、どちらかというと内向的な私にJAZZはとても合っていて、弾いてなれるごとに、勝手にアレンジして右手に歌わせる楽しさも知った。
なんなら、鼻歌を歌ってその日その時の気分で演奏することの方がラクだった。

そう、エレクトーンは”1人オーケストラ”みたいなもので、全てのパートを自分で演奏出来るから、なんでも思う通りに出来ちゃうのだ。

特に好きになった曲は「マイ・ファニー・バレンタイン」や「星影のステラ」「A列車で行こう」など、スタンダードと呼ばれる部類のものだった。

あと、ある人の死に捧げる曲「レフト・アローン」や「アイ・リメンバー・クリフォード」などもとても好きで、明るい曲よりはこういうJAZZ特有のちょっと暗い曲の方が好みだった。


日本人でJAZZを好きな人は好きだけれど、まだ一般大衆向けではないと思う。
でも、どこか静かなバーとかで、カッコよくお酒を飲みながら聴くJAZZなんて、想像するだけでも痺れてしまう…。のは私だけか?(^^;)

そんな気分をお届けしたくて、今のお仕事をしている。
もし採用されて本になったとしても、広く一般大衆向けの話題ではないので、〇れないような気もするけれど…。どうだろう。

そんなこんなで、色々確認・思い出しながら書いているので、今までに集めた100枚以上のJAZZCDを聴きながら執筆している。

大変だけれど、楽しい。🤭
締め切りまで、もう間がないので、ラストスパート、頑張るぞ!✊


ー追記ー

もし、続きをお読みになりたい方がいらしたら、ぜひよろしくです。
お仕事納品までは(3)で終了してます。<(_ _)>








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