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人間関係×心理学(最新の心理傾向・キーワード)(2)

☆役割効果=変化する人の心、最新の心理傾向を知る
常に人の心は変化している。心を変化させるもの
1.環境・・・明るい環境楽しい環境では考え方や行動も前向きに。
2.役割・・・職場、学校、家庭などで自分の役割が変わると行動も変わる。ツールの影響で相手の感情に鈍感になることも。
3.ツール・・・便利なツールに慣れてしまうと不便なものを受け入れられなくなり、イライラしたり依存したりするなど、感覚・感情にも変化が現れる。
「役割効果」
学校で無責任だった生徒が学級委員長になると責任感が出てきたり、会社で役職につくと行動が変化したりすることがある。
地位や役割にふさわしいような自分に変化させていく心理が働く。これを役割効果という。

☆コミュニケーション障害=2パターンの「コミュ障」(言葉をうまく発音できない、言語の習得、使用が困難などの症状)と、魅力的な個性
人と話すことが苦手な人たち
ツールの変化により、コミュニケーションの形が変わった。
TYPE
(1.ダウナーコミュ障)
・大きな声で話せない。
・消極的で声をかけられない
・自己主張が苦手
・電話が苦手
・目立ちたくない
・自信がない

(2.アッパー系コミュ障)
・声が大きい
・なれなれしい
・自己主張が強い
・電話やメールが頻繁
・目立ちたい
・自分に自信がある

☆人見知りシャイネス=初対面の人と話すのが苦手な理由
人見知りを克服することを苦手とするのは、自分の心を守る防衛反応の一つ。もし、社交的になりたいと思うならば、まずはあいさつかを積極的にすることがオススメ。
人見知りのメカニズム→繊細、警戒、不安
人見知り対処法→人見知りをネガティブに捉える必要はない。個性の一つ。そんな自分を認める。

☆自尊感情・自己肯定感・プライド 自尊感情は高いほうでしょうか?
自分を大事に出来ない気持ち。
自尊感情の低い人の特徴
マイナス思考、きっとうまくいかない、失敗すると物事をわるく捉え想像してしまう傾向がある。困難にあっても粘り強く努力して乗り越えることが出来ず簡単に諦めてしまう傾向にある。

☆承認欲求=SNSと共に変化する承認欲求
写真や言葉を発信し『いいね』が増えると嬉しい気持ちになる。
何を承認してもらいたいかは?人それぞれ。
自分の持ち物、体験、努力、所属などがある。所が最近はこの『認められたい』感情に変化が見られるようになってきた。
派生する承認欲求
ただ自分の存在を認めてほしいという思い。

新しい承認欲求
・努力しないで認められたい
・問題にぶつかったときに解決策が浮かばない
・怒られるとただ不快なだけ
・知らないものを知ろうとしないで拒絶する
・何しろ面倒なことが嫌い

☆新・承認欲求=努力はしないけど、認められたい人への対処法(近年、若い世代の一部に出現してきたもの。承認欲求と区別する為、新を付けている)
この欲求をもつ人は、英才教育などを通過し、挫折を知らない人に
多くみられる。親が何でも対策をしていると?どう乗り越えて良いのかがわからなくなる。失敗を反省し、修正し、努力するといったことを学ぶ環境になかった人ともいえる。
改善するヒント
基本は「ほめる」そして間違ったら「叱る」感情的にではなく、論理的に愛情持って説明する。

☆繊細アタッカー=アドバイスをして恨まれた?
意見は全て攻撃である。
被害者意識が強く、自分の意に反する意見は全て攻撃とみなす人もいる。自分は批判されていると感じている。
自分が繊細という自己評価があるものの、何かしら文句を言わないと気がすまず、エアプリ(独り言のような陰口)を飛ばす人もいる。
繊細な人は痛みに敏感。変化や改善を求めるアドバイスに対しても痛みを感じてしまい、相手から攻撃と変換してしまい誹謗中傷と捉えてしまう人が一部いる。
繊細アタッカーの人には関わらないようにしたほうが無難。

☆共感力・セロトニン・損失回避性=相手が何を考えているかわからない
共感できない人が増加。
原因
・セロトニン神経の不活性化が考えられる。
・損を避けたいと考える損失性回避症の高まり。
・メール主体のコミュニケーションツールの変化
・管理教育、成績至上主義
・マスク社会における顔認知の低下

☆認知的不協和=増えるイライラの原因
とにかくみんなイライラしている。
原因
・セロトニン不足により感情のコントロールがしにくい事。
・ストレスにより自律神経のバランスが崩れていること
・共感力、想像力の低下
・なぜ自分は怒っているのかを知る
自分がイライラしているときの改善方法
・予測の幅を広げる
・イライラの理由を探す
・放置する
・怒りをポジティブに変換する

☆支配したがる人のメカニズム
二極化する人間関係→人と強く関わりたいと考える一方で人と関わりたくないと考える人も増えている。
支配欲求の強い人との付き合い方
支配欲の強い人
・自分の考えが正しいと思い、人に押し付ける
・思い通りにならないとイライラする
・ものや他人にあたる
・周囲の人間が自分から離れる不安がある
女性より男性に多いとされる欲求。自分に自信がない、不安感であふれるといった弱さであることもある。

☆孤独感・疎外感・スポットライト効果 他人との関係に悩む現代の人々
人には「親和欲求」という、誰かと一緒にいたいという欲求と、集団に属したいという「所属欲求」持っている。
いつでも誰かに見られているという感覚を「スポットライト効果」という。
孤独を感じたら?
・趣味、好きなことに没頭する
・体を動かす
・自分を見つめ過ぎない
・他人と比較しない
・先に笑ってみる

☆自己完結型人間 他人との関係に悩む現代の人々
「人に迷惑をかけたくない」と遠慮するタイプ
「自分の悩みを知られたくない」と他者から干渉を嫌うタイプ
どちらも1人で完結してしまう自己完結型人間。
知らないことに抵抗がある人
知らないことを「面白そう」「自分の知見が広がる」と考えず、拒絶したり、最初から「悪いもの」と決めつけている。
知らない事を拒絶する根底には「失敗したくない」という思いが強くある。新しいことを始めるメリットよりも失敗するデメリットを最初から感じてしまう。成長を続けていくためにも新しいことへの挑戦が必要。

☆コミュニケーション能力自尊感情 最新の心理傾向から浮き上がるキーワード
・コミュニケーション能力の低下
コミュニケーションが取れなくても落ち込むことはない。出来ない自分を責めないで前向きに考える。
・自尊感情の低下
孤独感や疎外感を感じるのも自尊感情の低さが大きな影響を与えている。自尊感情を高めて人間関係を良好にしていく。
・二極化する社会
個人の中でも2つの相反するベクトルをもつこともある。人は複雑な心理を持っている。こうした対局的なものがある所には大きなエネルギーが生まれる。今こそ、この人間関係の心理を学び皆さんの周りから心地よい社会を作っていこう。








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