見出し画像

僕たちは常に、誰かから認められたい?? -‟承認欲”から逃れる方法-

おはようございます!
今週も月曜日を迎えまして、体の状態はかなり良い気がしている今日この頃です。
#今週もやっていこう
#深呼吸
#悟りたい

さて、今日も読書メモの回です。

「反応しない練習 ‐あらゆる悩みが消えていく、ブッダの超・合理的な「考え方」‐(著:草薙龍瞬)」

前回は、マイナスの感情で損をしないために、心掛けることを学びました。
不快となる心の反応である、焦り、怒り、不安、不満は、手放すことが何よりも重要でしたね。

今回は、その要因ともなる、『人の目が気になる』ことから自由になる方法をブッダに学んでいきましょう。僕たちは、なぜ、他人からの評価を「追いかけて」しまうのでしょうか。

_____________
他人の目が気になる正体は?

ずばり、「承認欲」です。
あるのは、当たり前なのですが、「認められたい」という欲求が、「どう見られているのか」と変化した際に、それは既に妄想です。
ブッダはその妄想への対処を説いています。

① 妄想には際限がない
脳は情報を「反応の記憶」として、保管しています。複合して、夢や妄想を作り出しているため、際限がないのです。但し、妄想は妄想にすぎないため、反応をしないのが一番です。

② 妄想には確かめるすべがない
脳は夢や妄想に意味をつけたがるのです。妄想の世界に踏み込むことは、正しい理解から遠のくのです。
ブッダは、「確かめようのない」内容をそもそも取り扱わないのです。苦悩の場合、余計に夢や妄想は加速することから、自分の心をよく理解し、合理的に考えることが重要なのです。

____________
「距離を置く」ことも重要

他人の目が気になる場合、それが「特定の人間」からであることは往々にしてあります。
仏教では、触れる、反応する、感情・欲求・妄想・記憶などの「強いエネルギー」を生む一連の流れを【結生】と呼びます。結生こそ、特定の人間への心の連鎖を生み出します。そして、刺激に反応すると、同種の反応を作り出し、その連鎖から抜け出せなくなるのです。

重要なのは、心のプロセス、背景を理解することです。

① よく気付いて、反応しない
記憶、幻であることを、心に「怒り」が残っていることを、ただただ理解するのです。そして、手放します。

② 感覚を意識する
体の感覚は、記憶や感情とは、全く別の心です。意識をそちらへ向けることを始めます。

③ 反応の源を断つ
結生を生み出している記憶とも、相手とも、反応をしなくなるまで距離を置くことです。人の心は、無常であるためです。


__________
自分の物事に集中する

比べてしまうのは、人間の悩みの種であり、正体は「承認欲」です。
比較を仏教では以下のようにとらえます。
・実在しない、バーチャルな妄想:何をしても実感を得ることはない
・自分の状況が変わることはない
・絶対、完全に、有利な立場に立たなければならない:不可能

比較をしているのは、妄想という暇つぶしをしているのです。

ブッダは、‟正しい努力”をすることを説きます。

① 認められたいという欲求を「改善」のモチベーションにすること
② どんなときも「自分の物事」に集中すること
③ 「自分で納得できる」ことを指針とすること

他人の評価を「目的」にはしないのです。
領域を分けることを勧めています。

具体的に、「改善」とは快を感じるための工夫を指します。その上で、「集中」とは目を閉じ、反応する心から雑念を取り除き、無駄からリセットをし、どんなことも「合って善し」と落ち着かせることです。
最後の「納得」とは、物事を開始したら、「無心」でやることです。心を尽くすことで、納得が残るのです。


心の在り方を、他者に求めてしまう「承認欲」は、人間No.1煩悩であることは間違いないのでしょう。
ただ、ひたすらに今に集中をすることは、どれほど難しいことか。
それでも、その境地に達した時に、今よりも穏やかにまた過ごせるのかもしれません。

今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

一社)PX研究会では、資格認定制度を開始しています。この機会に、是非、ご覧ください!

#毎日更新
#毎日note
#ビジネス本
#ビジネス思考
#note初心者

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?