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中国の塾規制について(考察)

3年ほど前から中国で塾に規制がかかるようになりました。

塾や家庭教師が、無許可で学校外で高校生までの子供に教えた場合、罰則がかかるようになりました。

中国は習近平総書記がトップについてから独裁色が強くなり、現在は共産党内部だけでなく、学校などでも自身の思想を学ばせるようになりました。

ここから読み取れるのは、表向きは学生の学習負担と親の経済的出費を減らすため。となっていますが、学習内容も間接的にコントロールしたいと考えているということが推察できます。

教育そのものを一元化することにより、トップに都合の悪いことは教えないようにすることもできると考えます。そうすることにより、将来中国への忠誠心の高い人材を多く輩出することも可能だと思います。

また、民間企業や外資系企業にも共産党の委員会や支部の設置が求められるようになり、ここ10年間で約90万の組織が新設されたと、本にも記載がありました。

中国では今後更に、党員や国民への愛国教育も加速することが予測できます。

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