【アーカイブでも販売中！】ゲンロン友の会第12期総会「反SNS戦争」
みなさんこんにちは！ゲンロンスタッフの野口です。
2022年6月4日（土）15時から行われた「ゲンロン友の会第12期総会『反SNS戦争』」。おかげさまで大盛況のうちに実施することができました！
当日会場にお越しいただいたみなさま、そしてシラスからオンラインで参加いただいたみなさま、ご来場まことにありがとうございました。
社内では後片付けもようやくひと段落ついたか……？といったところ。もちろん日々の仕事もあり、自分の担当していなかった会場で行われていたトークやコーナーもまだまだ中身を追いかけ切れていない……という状況なのですが、こちらの模様はシラスの専用チャンネルで7月末までアーカイブ視聴が可能です。そして、配信視聴チケットも6月末まで販売中ですので、今からでもまったく遅くありません！
内容盛りだくさんのトークが続く今回の友の会総会は必見です。まだ配信チケットを買ってない……という方は、ぜひこちらからご購入ください。
ゲンロン友の会第12期総会「反SNS戦争」配信視聴チケット（ゲンロンショップ）
ゲンロン友の会会員でない方はこちらから
こちらの記事では、どんなプログラムがご視聴いただけるのかを中心に、今年の総会の模様をご紹介します！
1．ゲンロン友の会総会第1チャンネル（ゲンロンカフェ）
安達真×桂大介×東浩紀「シラスはSNSを超える？――エンジニアが語る開発の舞台裏」
(00:07:04～）
ゲンロンといえばいまやシラス。シラスマネーのおかげで新オフィスも完備、ついに五反田バレーデビュー（自称）も果たしたゲンロンだが、ぶっちゃけシラスってどういう仕組みで動いているの？ 哲学的な意義ばかりが饒舌に語られる一方、意外と知られていない開発の技術的な挑戦を一気に開陳。安達さんと桂さんには、東は置いてきぼりにして最先端テック感をバリバリに出してくれと伝えてあります。乞うご期待。
オープニングトークはシラスの開発会社である株式会社グルコースの安達真さん、シラスCTOの桂大介さん、そして東浩紀によるトーク。現在のシラス開発の舞台裏から、伝説のプロント事件を含めたローンチ前史はまさに『シラス戦記』。シラスファンはもちろん、IT関係の仕事をなさっている方からも大変好評で、続編も企画されているとか？！
その後、乾杯を挟んで行われたのは……
ライブパフォーマンス：川原伸晃＋山下Topo洋平＆森悠也 「花と笛と波 ——Shirasu Next Stage」
（05:04:44～）
昨年のゲンロン総会にビッグウェーブを巻き起こしたケーナ奏者の山下Topo洋平さんとピアニストの森悠也さん。今年はそこにボタニカルディレクターの川原伸晃さんが加わり、花と音楽のコラボレーションステージをお届けします。山下さんと川原さんは、ともに自らのシラスチャンネルをもつ「シラサー」。着実にコンテンツの幅が広がっているシラスのさらなる発展を予感させるパフォーマンスをお楽しみに！
ケーナ奏者・山下Topo洋平さんとピアニストの森悠也さんは昨年に引き続いてのステージパフォーマンス。ボタニカルディレクターの川原伸晃さんも加わった圧巻のパフォーマンスで、コメント欄もおおいに沸きました！
交流プログラム～マジック～講談～オークション
続いては「SNSを捨てよ会員と語ろう」と題した交流プログラムがスタート。
（07:05:24～）
友の会会員の方とZoomをつないだり、
すでにシラスでチャンネルを開設されている辻田真佐憲さん、亀山隆彦さん、春木晶子さんに加え、開設されたばかりの武藤あかりさん、中旬開設予定の呉座勇一さんら、シラサーたちが語り合うシーンも。
そして08:19:00頃からは、総会名物（？）ゲンロンスタッフのHolyうちによる「SNSでネタバレ禁止！予測不能のドキドキマジックショー」
さらに08:36:44～は飛び入りで会場にお越しいただいていた講談師・玉田玉山さんによる、ゲンロン戦記を題材にした講談「棚事件」が披露され会場も大いに盛り上がります。
続いて「引っ越しで発掘されたお宝大放出オークション」も開催！私もアシスタントを務めさせていただきましたが、驚きの入札額の連続に、すっかり声も枯れてしまいました。
そして第一会場最後のプログラムである、こちらがスタート！
古谷経衡×辻田真佐憲×東浩紀「ミリオタはどこにいくのか――SNS戦争時代の歴史と軍事知識」
（11:04:25～）
2021年12月8日。伝説の「大東亜戦争」回。米軍放出ヘルメットを被る古谷に、日本はもう少し行けたなどと問題発言を連発する辻田。仮想戦記とシミュレーションゲームを肴に「エンタメ」としての第二次大戦を語ったあの無邪気な時間は、ウクライナ戦争勃発後のいまでは決して再現できないだろう……総会以外では。というわけで、不謹慎を恐れず、戦争の時代のミリオタの役割を半ば真面目に、半ばネタとして考える深夜企画。最後はお祭りだ！
第一会場最後のプログラムは古谷経衡さん、辻田真佐憲さん、東浩紀によるトークショー。2021年12月8日に行われた伝説のイベントと同じメンバーで行われた本トーク。古谷さん作成のスライド、「ミリオタの分類」からはじまった本トークは開始時間のせいもあるのか、徐々にカオスな方向へ……何が起こったかはぜひ配信をご覧ください。
2．ゲンロン友の会総会第2チャンネル（新オフィス／旧オフィス）
そして総会第2チャンネルでは、第三会場となった新オフィスならびに第二会場の旧オフィスで行われたトークが中継されました。
石戸諭×小松理虔「ほんとうのこと2022：SNSの外へ」
（00:15:17～）
ジャーナリストの石戸諭さんとローカルアクティヴィストの小松理虔さんによる総会恒例対談の4回目。原発、コロナ、そして戦争……SNSでは流れないヤバい本音がばんばん話される人気コンテンツ。前半はオンライン参加が可能だけれど、後半は会場特権の完全オフレコ。小松さんセレクトの福島県産日本酒と絶品の肴も入ってますますのヒートアップは間違いなし。
まずはゲンロンカフェでのファッションイベントも話題のジャーナリストの石戸諭さん、そして「場末のレノ」ことローカルアクティヴィストの小松理虔さんによる恒例対談。2年半ぶりとなる今回に至るまで様々な出来事がありました。小松さんにご用意いただいた日本酒、石戸さんにお持ちいただいたウィスキーなども交えながらぶっちゃけトークが展開。最終盤には東も参加して、中継終了後も熱い対話が続きました。
星泉×榛見あきる 司会=上田洋子「SNSでは見えないチベット――政治と幻想の狭間で」
（02:51:49～）
いま、チベット現代文学が熱い！ この春に星泉さんの翻訳で『チベット幻想奇譚』など2冊の翻訳短編集が出たばかり。そこにはフォークロアから空港を舞台にしたモダンな作品まで、多様なチベットの姿が描かれています。SF創作講座4期の大賞受賞作『虹霓のかたがわ』で近未来チベットを描いた榛見あきるさんとともに、星さんにチベット社会と文化の最前線を伺います。
チベットをテーマに行われた本鼎談では、チベットの伝統に関するお話はもちろん、「今読むべき現代チベット文学」をテーマにおおいに盛り上がりました。70枚以上におよぶ星さんのスライドとその解説は必見！チベット研究のリアル、マイナー言語を学ぶポイントなど、ここでしか聞けない内容となっています。
つづいて行われたのは、
翼駿馬×上田洋子「SNSに見るモンゴル人のアイデンティティ――チンギス・ハーンから転生活仏まで」
（05:06:29～）
翼駿馬ことHurdanmoriさんは、コメントやレビューでお馴染みヘビーシラシー。かつて青年海外協力隊員としてモンゴルに暮らし、彼の国の文化にどっぷりハマったそう。いまではモンゴル文字のレア文献を夜な夜な翻訳し、転生活仏を研究しているとか。そんなHurdanmoriさんに、日本からは見えない現在のモンゴルの姿を伺います。
冒頭、モンゴル国歌斉唱からはじまる本トーク！（途中で翼駿馬さんによる歌声も入りますので少々お待ちください！）Facebookを中心としたモンゴル人のリアルなSNS事情、東西南北と前後左右が同じだというモンゴル語の面白さなどから始まり、前のトークともつながるチベットとの関係から本題である「転生活仏＝化身ラマ」についての話に展開。翼駿馬さんの充実の資料もダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください！
そして第二会場の最後は、
さやわか「SNSでは絶対バズらない、さやわか式☆裏ベスト2022 with スキューバ」
（07:38:17～）
シラスの「さやわかのカルチャーお白洲」でもお馴染み、孤高のカルチャースペシャリストさやわかさんによる狂気の時間が今年も総会にやってくる！SNSでの流行や世間の話題もなんのその、尋常ならざる広さと深さであらゆるカルチャーを追い続ける彼が、真にアツいカルチャーを全力で語り尽くす。年末恒例「ベストハンドレッド」にも収まりきらない「裏ベスト」とは？「with スキューバ」とは？これを見ずして総会は終わらない！
タイトルでもわかる通りふだんの「ベストハンドレッド」シリーズとはちょっと違う、裏ベスト！スキューバダイビングからスタートし、連想ゲームのようなテーマ展開をみせながら最後は「おうち時間系」へ。
日焼け対策のグッズや防水靴、おすすめのイヤホン、以前の登壇時に着ていた「I Would Prefer Not To 」Tシャツ（メルヴィルのバートルビーに由来、ジジェクも着ているとか）など、多岐にわたる「コンテンツ」をご紹介いただきました。これを聞けば普段の暮らしもちょっと豊かになる？コンテンツを楽しむ充実した生活を送るために必見の内容です！
3．5つのトークイベントがセットで3,300円！
そして朝5時を過ぎたころ、トークを終えたさやわかさんが上田とともに第一会場に合流。上田の挨拶をもって、明け方とは思えぬ熱狂のうちに総会は幕を下ろしたのでした……！
駆け足で振り返っただけでもこのボリューム。冷静に考えても5つのトークイベントが3,300円（税込）でご視聴いただける、という大変お得なチケットでもあります！友の会会員の方はもちろん、これを機会にぜひゲンロン友の会に入会いただき、本イベントをアーカイブでもお楽しみください。
改めて、第一会場の模様はこちら
第二会場・第三会場の模様はこちら
ご視聴いただくには、ゲンロンショップで配信チケットの購入が必要です。人力で登録用のURLをお送りしていますので、週末に楽しもうと思う方は、10日じゅうにお買い求めください！
なお、ゲンロン友の会総会は、第12期会員の方のみの限定配信となりますので、まだ友の会の会員ではないよ、という方はこちらのセット商品をどうぞ。
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