『開けてくれ!』②(完)
あらすじ:あけない夜もあるのかもしれない…とか考えてましたが、やっとあけてくれましたね。よかった、よかった。(とあるチームの話…1勝9敗って…)
『開けてくれ!』
「停車駅が一つもないだって?そんな馬鹿なことがあるわけないだろ、○○線にそんな電車はない!“終点”…一体何言ってんだ?“終点”っていったい何のことだよ、何処のことだ!」
狼狽する馬橋の様子に薄笑いを浮かべながら男は答えた。
「さあねえ、“終点”がどこにあるのか、そりゃ私もよく知らないんですよ。いや私ばかりじゃな