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誰も教えてくれない!20代のうちに知っておきたい30歳を超えると顕在化するヤバい問題

4月も始まり、新社会人の方は今までと今の生活や責任の変化に早くも苦しんでいることだろう。

やりたいことを選んだ人は、最初の不慣れさを乗り越えればきっと軌道に乗って楽しい社会人生活を送れるはずだ。

プライドなり周囲の目なりに負けて好きでもない仕事を選んでしまった人は懲役50年の刑を食らってしまったわけだが、「若ければ」いくらでもやり直せるので、脱獄を目指して自分が本当にやりたいことは何かを常に意識しながら生活すると良いだろう。

社会人になると忙殺されている間にあっという間に30歳を迎えることになるが、そのあたりで自分自身に大きな変化を経験することになるので早めに知っておこう。

健康寿命が伸びていることや権利意識の発展もあり、世間では年齢に対する自由な発想が浸透してきているが、生物である以上必ず劣化していずれ死ぬし、後からやると効率が悪いのでなんでも早くやっておいた方が良いということがコンセプトである。

それなりのインフルエンサーの「いくつになってもやり直せる」というような耳障りの良い言葉を信じて時機を逸した可哀想なおじさん・おばさんを見るほどに強く感じるのは、そうやって現実から目を逸らすのではなく、自分の劣化を受け入れて対峙することの方が大切だということだ。

本当の意味でポジティブなのはどちらなのかを真剣に考えて欲しい。


親の死の接近

2019年時点で日本人の平均寿命は女性87.45歳 男性81.41歳だそうだ。

これは世界的に見ても長く、徐々に伸びているものの、晩婚化によりライフイベント的にはむしろ短命化している可能性がある

例えば親が35歳の時に自分が生まれたとすると、自分が35歳で子供を作ったならその時点で親は70歳だ。

つまり男性なら残りは11年なので、孫が小学校を卒業する姿も見れずに旅立つことになる。

これが40歳、それ以降と遅れて行けばどうなるかは明白であろう。

社会人を経験すると、親以外はすべて利益がない限り自分のことを大切にすることはないことに気づくはずだ。それまでも同じといえば同じだが、よりその傾向が強くなる。カネも時間も限定的であり、何かを選ばなくてはならなくなるからだ。友達でさえ、この人といたら楽しいと思うから一緒にいるのだ。利益があるから選ぶ。

そんな中で無条件に自分を大切にしてくれる貴重な存在が、思っているよりも早くいなくなることに早く気づいた方が良い。その上で何をすべきなのかを考えた方が良い。


モテなくなる

元々モテませんとか俺は大丈夫とかそう言う話ではなく、自分の中でのモテ具合が著しく低下して行くことになる。

そもそも激しく太りやすくなるので、意識の低い人はどんどん太る。あんなにスリムだったのにという人も太る。

太るだけで相当見た目が変わってしまうが、これに加えて体が臭くなってきたり、ハリがなくなってきたりする。

街を歩いていて20代のイケメンを超えるイケてるおじさんに出会うことがないことからも、年齢には抗えないことはわかるはずだ。

外見はめちゃくちゃ劣化する一方で自分の意識だけは何故かずっと歳を取らないため、周りの反応で徐々に終わりを知ることになる。

ヨボヨボなのに20代のような格好をしていて目を引く人を時々見かけて、おやっと思うことがあるだろう。彼らはまだ気づいていない。それくらい人は自分が歳をとることに鈍感なのだ。

特に「男は30から」というような言葉もあるように、謎に男は劣化が遅い前提の人もいるが、勘違いなので騙されない方が良い。

生命である以上、必ず終わりを迎えるものであるが、これをネガティブに捉えるのではなく、最も咲いている時期に自分を売り込むべきであるという当たり前の発想を取り戻すべきだ。

最近は権利意識の高まりもあり、何歳でどうしろというのは差別だとか、安易にそういう結論に至りやすいが、自分の人生の価値を最大化するためには何をすべきなのかを考えた方が良い。


能力が低下する

体力が低下し、物覚えも悪くなる。

学生時代は二徹、三徹も余裕だったが、仕事から帰ってソファに座ったらいつの間にか寝落ちなんてことが当たり前になる。

仕事の後にドラマや映画を見る体力もなくなるので、世のおじさんたちは話題も無くなってゆく。

仕事で必要な概念はそこそこ頭に残るが、必要性が低い色々なワードが頭から抜けるので、「アレのアレって何だっけ?」みたいなことが増えていく。能力が高い人も同じだ。

このようなことから、30代を迎えてから新しい何かを始めてプロになるというのはかなり厳しいと思う。

スポーツの世界では当然に終わっている扱いでコンセンサスが取れていると思うが、最近はそれ以外の世界では「いくつから始めても人生遅いことはない」というようなノリが台頭してきている。

水を差すようだが、年取ってから始めたことは当然に遅い。

若くして始めている奴の積み上げに届くまでまずは積まないといけなくてその分不利だし、そもそも不利とかそういうレベルではなく、社会人としての生活と両立しながら積み上げたら最後まで積み上がらないなんてこともあり得る。

例えば人生立て直したくて難関資格を取りたいとか、別のジャンルの仕事に飛び出したいとか、歳をとってからイチから準備することではない。

しっかり積み上げてきた延長線上にあればもちろん達成可能であろうが、歳をとってから思いつきで行動を起こすくらいなら、自分の中で相対的に体力があって能力も高い若いうちから夢を持って行動すべきだ。






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