見出し画像

この世のルール設定を本気で考察してみた⑤

では観測した側だった時の、結果の矢印が戻ってきたのち。
「私」の空間内を経由して到着したあとの振る舞いはどうなっているのでしょうか?


まず③で申しましたように、空間内の設定に左右され多少なりとも
自分色の観測になると考えます。

空間内の設定が少なくシンプルなほど、対象のありのままの自己表現に近いものを観測できることになります。

まず空間設定の中を通過した結果は、“個の感性”で意味を加味され
(受け取るという概念も「個」でないと出来ない為、先手で個)

結果+感性(エネルギー)による付加がなされて、情報場に入ります。

情報場は「個」と「全体」で共有する場で、入った情報をもとに
全体に属する自分が『全体の論理性』で付加された結果をどう扱うかを決めます。


なぜ全体に属する自分が論理性で見るかと言うと、
感性”を生み出すというのは対象が存在し、自分がそれに対しどう感じるか、という自我のあるコントラストが存在する世界観でないと生成が難しい為、全体性に属する自分には論理しか使えないからです。


感情を感じる自分と、AI的な自分が合体してるようなイメージですね。


全体性は“全て満ちてる”状態と考えるので、その中で判別出来るのは、
コントラストの世界で生み出される沢山の情報です。


入ってきた情報を観察し、全体を見つつどのようにして
適宜なタイミングと位置に、エネルギーという形に変えて送り出すか決めます。

送り出すバリエーションの思いつく仮説としては、

個(原子等のミクロのレベル含む)に対しmotion(動き)を与える
(動く気にさせる・物質の結合等)

空間内の設定を追加または削除して維持の仕方を変える
(考え方が変わる・見え方が変わる)

新たな意識空間を出現させmaterial(物)や状況を生成
(新しく物質生成・又は状況を作る為の空間生成)


個は観測したり感性というエネルギーを生み出したりする役割を担い、
それを受け、全体性は個の世界の情報に基づいてエネルギーを送り返し循環させるという役割を、対照的に分担しているのではないでしょうか。

対称を使った情報生成について。


情報場に多くあるであろう“対称性が含まれる認識”をした場合とは
どんな意味なのかを、例を挙げて説明します。

個を増やしていく過程では、ほとんどが対称性を作り出す観測を
行っていると思うのですが、例えば


植物を見る → 私はこれではない何かだ
(植物ではない私を成立させるために、植物が存在するという対称性を自分の設定内に同時に作る)


空中を飛ぶ鳥を見る → 私は飛んではない何かだ
(地面にいる状態を成立させるために、空にいるものも存在するという対称を作る)


石を見る → 私は動ける何かだ
(移動が出来るという状態を成立させるために、動かないものを作る)


人目線になっていくと、


勝つために努力しよう
(勝つという状態を知ってる事を成立させるために、勝っていないと感じるパターンも作る)


嫌われないよう気を付けよう
(同じく、嫌われない状態を知ってる事を成立させるために、嫌われると感じるパターンも作る)


私には〇〇が出来ない
(出来ないという状態を作り出すため、私以外の外部にそれが出来るという可能性を出現させる)


この様なセットで生成された反対物は、情報場でスタンバイし、
勝手には消え去らないので、どこかで消化されるために出てくる。

それか観測結果に逆の意味を与えた時などに、波紋のように逆位相同士で弱めあったりしてるかも。

ジョジョみたい。

こう考えると、自分とはって考える時に、可能性は無限っていう方向性よりも、正しく消去法で狭めていくっていうプロセスが大切な気がします。


ちなみに全体性では時間は存在していないので、スタインバイといっても
個として感じる時間軸では、同時であったり一か月先であったり、
過去への観測の変化で現れるなど、全体性から見た適宜なタイミング、
という事になります。


「全体性の論理」という循環するメタな仕組みがあると考えると、
描像することすら難しいですが、それだけに私たち社会の概念では
神様と呼ばれたり、イデアと呼ばれたり、潜在意識や深層意識
呼ばれたりして、私たち個と対称の存在として認知されているのではないでしょうか。


次回は神様という概念について触れてみたいと思います。


#探究学習がすき
#つくってみた


この記事が参加している募集

つくってみた

探究学習がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?