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外国人人材紹介と支援の仕事をしていて嫌だなぁと思うこと

みなさんこんにちは!!
明日飛行機に乗ってベトナムに行く予定の激うまバインミーです!

最初の楽しみは、飛行機に乗って僕の大好きな入道雲に突入したり、上から見下ろしたり、近くで見ることです笑

今回は外国人人材紹介と支援の仕事をしていて嫌だなぁと思うことについてお話しさせていただきます!笑
ちょっとネガティブ回かもです。。笑

僕は激うまバインミーとして活動しているほかに会社員として働いていると何度かお話しておりますが、その会社員の仕事が外国人の労働者を企業に紹介したり、受け入れている企業を支援するという仕事をしております。
主にベトナム人の紹介と支援になります。

この仕事をしていると、色んな会社さんの人事や労務の仕事を一部任されているような立場になりますし、労働者側の意見なんかも直接聞けて、その会社の抱えている問題や考えていること、それに対して働く人がどう思っているかが具体的に見えてきます。
しかも同時に多数の会社さんに入り込んで仕事をしていくので、比較をしながら何をどうしたらいいのかまである程度見えてきます。

そんな中で見えてきた嫌だなと思うことをお話していきたいと思います!

まずは、外国人労働者のことを「あの子」と呼ぶ習慣に嫌だなと思っています。
これは支援する側も受入企業側もそうですが、結構多く見受けられます。
その中でも20代前半の方でも、年上の外国人労働者に対して「あの子」と呼んだりしているのにすごく違和感を覚えております。
同業者はわかってくれますかね笑
年下ならまだしも年上の人に対しても子と呼んでいるのは、外国人(東南アジア系)を下に見ているのかなと感じます。。
同じ人間ですし、上も下もないと僕は思うんですけどね。。
わりと日本人は自然と東南アジアを見下しているのではないかなと感じますし、もちろん自分もそんな習慣があるかもしれませんが、気をつけていきたいなと思うところです。

次に、社内環境が悪いのに労働者はわがままであると言う会社さんです。
具体的に言うと怒られそうなので言えないところですが、、笑
例えば、給与が安いや、休みが少ない、会社や住むところが不便などなど、労働者にとってあまり歓迎できない環境の中、最低賃金以上支払っているというだけで、昇給を求める労働者をわがままであると切り捨てることが多々見られます。。
今まで日本人も同じ環境だったからという理由でそのまま体制は変えないという会社が多い印象です。
それは全て悪いことではありませんが、今の日本では労働者側の方が会社を選べるような立場にあるので、他社と比較してどうしないといけないのか考えないと、良い人が転職してしまう会社のままになってしまいます。
もちろんこれは日本人もそうですが、外国人も選べるような立場になっております。
そうすると、募集をかけても良い人は集まってこず、他社が選ばなかった人を採用せざるを行けなくなり、より一層悪循環が加速してしまってしまいます。
だからと言って給料を上げたらいいのかという話ではなく、今の会社の状況をしっかりと説明し、こういう理由で昇給できないや、その他に抱えている問題に対してもできる限り寄り添えるような対応をしていくことができれば、ある程度は人間関係の良さだけでも転職や退職を止められる要因になると思っています。

最後は、業界全体的な話になりますが、日本の産業の未来は暗いままのように見えることです。
外国人労働者を雇用できる職種はある程度決まっており、僕の支援している会社は建設業や鉄工関係の工場が多いです。
どちらも日本にとって大事な産業であると思っています。
ですがどちらも日本人の雇用ができなくなっております。
それは、会社が搾取しているのではなく、物価高騰や実質賃金の減少が大きなところで、資材を買うお金は高くなる一方、受注できる仕事の金額が上がらないという問題を抱えている会社がとても増えていると思います。
建設業も工場もとても大変な仕事で、日本人だと高い給料をもらってもやりたくない人が多いと思います。
ですが、そもそもの構造上高い給料を支払いづらいし、大変な仕事が楽になることもないというので、これらの業界で働かれている人は本当に大変なことだと思っております。
さらに問題なのは、これらの仕事は日本の産業の大きな部分を占めているうえ、建設業だとインフラ整備や住居など生活に欠かせない仕事ですし、製造業というくくりで言うと日本のGDPの約20%をも占める産業です。
ここを衰退させてしまったらどうなるか考えるとこわいですね。。

以上ちょっとネガティブなお話ではございましたが、僕が関わる会社さんについてはできるだけいい方向に向かっていただくよう頑張ってサポートしていきたいと思っておりますので、そこに関してはお任せください!
人材を紹介して終わりではなく、作りたいのは会社も労働者もWIN-WINな関係になってもらい、そこに僕たちがいてくれてよかったと感謝してもらえるような環境ですので、そこに一緒に向かっていただければと思っております!

今回も読んでいただきありがとうございます!
また明日もどうぞよろしくおねがいいたします!

では!


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