徒然なるままに30『久しぶりのインターネットオークション』

先日、久しぶりにインターネットオークションを利用した。
まぁ、インターネットオークションなんて長ったらしく書いているが、大手のネットオークションのことである。

どのくらい久しぶりかと言うと10年ぶりくらいではなかろうか。
当時メインに利用していたのは落札側、出品したことは1度もない。
当時はネット通販がそれほど盛んではなく、田舎住まいは都会のお店にしか売っていないという品物を買うために現地に向かうか、ネットオークションを利用するしかなかったのだ。
今でこそ小さいお店ですら通販をしているところが増えてきたので、すっかりネットオークションも利用しなくなっていったという感じである。

そもそもネットオークションと言えばトラブル……という時期もあり、実際にトラブルはなかったかと聞かれれば1度や2度はある。
まあまあ人間味の溢れる個人間取引ゆえ、多少安く買える可能性があったとしても、それに疲弊してしまったというのもある。

さてそんな久しぶりのネットオークション。
どんな感じだったけと思いながらポチポチと入札していると何だか懐かしい感覚が。
あの手この手で見えない落札競合相手との心理戦を繰り広げていたことも思い出す。
そして今や数十万円の株式取引をスマホ片手にポチっとやれるくらいのハートを持っていると思っていたが、高く見積もっても諭吉1～2人くらいのオークションにドキドキと胸が高鳴っている自分に気づく。
この感覚はなんなんだろうか。
株式取引も見えない相手との売買には違いないし、最初の頃は「本当に良いのか！？これで良いのか！？」とぷるぷる震えながら売買していた気がするが、株式取引に関してはすっかりドキドキはしなくなった。
ネットオークションと株式取引、似ているようで違う……なかなか興味深い心理状態である。

さてそんな見えない相手とのバトルを制し、無事に10年ぶりの落札。
以前何回もネットオークションをやっていたとは言え、10年前の話。
取引の流れも忘れかけているし、そもそも勝手も異なっており、既に右も左も分からない状態。
とりあえず初心に戻った気持ちでヘルプを見ながらやってみる。

どうやら以前のようなメッセージ取引はなく、全てテンプレート化されているようだ。
当時はメールやメッセージで住所や振込先等の連絡やり取りするだけで1～2日、入金手続に発送手続で更に時間がかかる。
これはお互いにWin-Winなシステムではなかろうか。
ぶっきらぼうな出品者もいれば、人間味溢れる出品者もいたのが昔。
しかし、そういった揺らぎのせいでトラブルが発生する可能性があったのも昔。
支払いもクレジットカード対応となり、ネット通販でもしたかのような簡単なシステムはとても良いと素直に感じた。

あとは届くまでのお楽しみ。
写真詐欺なのかどうなのか届くまでのドキドキ感、こればかりは今も昔も変わらない。
その辺りは出品者の評価で確認できたとは思うが、果たして。
今日はこの辺で。

ギアでした。゜ω゜)ノ

見出し画像：

ネットオークションで落札できた人のイラスト

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