徒然なるままに64『暗い服と明るい服』
一昔前は服屋に定期的に通って買っていた気がするのだが、ここ数年はすっかり行かなくなってしまった。
冷静に「誰に向けてファッションに気を使っているのか？」と考えた結果、面倒になってしまい実用的な服になったというオチである。
というわけで、ここ数年は服らしい服はあまり仕入れていない。
Tシャツ類だったり消耗品に近いものは流石に買っているが、一昔前に買った服をずっと着ている。
昨今はとにかく太陽光が強いのでUVカットパーカーを着ている。
UVカット仕様のパーカーを買おうとすると黒い色になってしまうのだが、どうやらこれが悪い影響を与えている気がしている。
というのも、お店に入ると店員がマークされる確率が高いことに気づく。
品定めをしていると店員が近くで陳列作業をし始めることが多い。
最初はやけにタイミングが合うなと思っていたのだが、よくよく考えれば万引きでもされないように監視しているのかなとは思い始めた。
それに気づくと、やはりそういうパターンが多い。
挙げ句にアナウンスで「◯◯担当、◯◯コーナーお願いします」とわざわざ店員を召喚されたこともあるので、これは思い込みではない可能性が高い。
黒い服を着ているからって悪者っていうステロタイプで判断するのかと思ってしまうが、一旦そう思い始めてしまうと気になることは増えてくる。
安いお店なので特に気にもしていなかったが、接客が無愛想だったりすることも確かに多い。
逆に運が良くなると思う服もあることを思い出す。
なんだか着ているだけで良いことが多く、それはイベントだったりテンションを上げたいときに着るという特別な服に昇格していた。
ライブに行った時もその服を着ており、ライブのビジョンカメラに抜かれたのを覚えている。
そして後日販売されたDVDにも残っているのは良い思い出である。
そしてその特別な服とは薄ピンク調の明るい服なのである。
これは偶然だと言えるのだろうか。
例えばである。
昔、特別仕様のピンク色のクラウンが販売されていたことを覚えている人はいるだろうか。
ということで、比べてみよう。
例えば……、
どちらに悪者が乗っているでしょうか？
と言われたら、黒という人が大半だろう。
これは子供時代から刷り込まれていることなので仕方ない。
戦隊モノでもブラックはたまにいることはあるが、大半は敵が黒装束。
名探偵コナンでも殺人犯は黒。
ポケモンのロケット団も黒装束。
例を挙げればキリがないが、やはりそういうことなのである。
「人は見た目で判断してはいけない」とはよく言うが、ファーストインプレッションでその人への接し方は変わっているのだ。
前述の通り、自分は黒色の服を着ているし、白と違って劣化も目立たないので黒色をよく買うので、特に黒を卑下するつもりはないので悪しからず。
ただ明るい実用的な服でも調達してみようかなと思う今日この頃。
今日はこの辺で。
ギアでした。゜ω゜)ノ
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