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ノーブラで生きる

ブラジャーの意味を考えたことはあるだろうか?

"可愛いブラを着けると気分がアガる"
"胸が垂れないようにする為"
"彼が喜ぶから"

など、人は様々な理由でブラジャーを装着している。
しかし、私はここで声を大にして言いたい! 

\ブラジャーなんて必要ない/



私がブラジャーを捨てた理由

1.キツい!締め付けられる!!

ブラジャーをつけ始めた中学生の頃から、家に帰って、ブラジャーの締め付けから解き放たれるのが待ち遠しかった。
体育の長距離走の時など、ただでさえ息が苦しいのに、ブラジャーで胸が締め付けられて呼吸困難になった。(大げさ)

ブラトップ(シャツにパットが付いているもの)は楽なのではないか?
答えはNoだ。
ゴムで胸下が締め付けられるような作りになっており、ノーブラの開放感には敵わない。

2.ムレる!

ブラジャーはパット素材のため、厚く、熱がこもりやすい。
Tシャツを着るのでさえ耐えられないような暑い日でも、その下にパットを忍ばせておかねばならない。

シリコン素材でできたパットを胸に直接貼り付けるヌーブラは、通気性が悪く、胸から剥がれ落ちるリスクもある。

3.手間がかかる

ブラジャーを洗濯するのは気を遣うものだ。

・レース素材が痛まないようにネットに入れる。
・ホックが他の洗濯物に引っかかる。
・乾きにくい。
・旅行の際、荷物になる。(結構重い)

4.サイズ詐欺をする罪悪感

ブラジャーをつけると、パットの厚み分、胸の大きく見せることができる。
谷間を作ることもできる。
だが、脱いだ時に見た目より小さい胸だったとき、気まずくなることもある。


ノーブラは恥ずかしい?

そんなこと言っても、ブラジャーがないと、

垂れる!
揺れる!
乳首の形が見える!
不安!

という人もいるだろう。

世の中の女性の多くは、既に垂れている胸にブラジャーをつけている。

なぜだろう。

みっともないからブラジャーで隠すためか。
それとも、少しでも胸をワイヤーで持ち上げようという、重力に対する悪あがきなのか。

ただ、彼女たちが体現しているのは、胸の形は年と共に変わり、ブラジャーはそれを止めることができないということだ。

「フリーザニップル」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

”Free the nipple”
海外セレブ、リアーナやマイリーサイラスなども支持する、世界的な乳首解放運動のスローガン。2015年、アイスランドの女学生がFacebook に自分の上裸写真を投稿し、Facebook がその投稿を削除したことから、「男性に許されることが、女性には許されないのはおかしい」と声を上げたのが発端。

こんな乳首解放運動があるくらいだ。

垂れるものは垂れる。
揺れるものは揺れる。
自然の摂理なのだ。

堂々としていればいい。


ノーブラ初心者の方へ

日本でノーブラ生活を送るにあたって、一番気になるのは、乳首の形が洋服の上から見えてしまうことだろう。
気心の知れた家族に見られるのはまだしも、公共の場で自分の乳首シルエットをさらすのは、マナー違反と捉えられるかもしれない。
乳首シルエットによって周りの人を動揺させてしまう可能性もある。

しかし、相手にノーブラを悟られなければどうだろう?

胸元にギャザーの入ったシャツや、少し厚手で大きめサイズの洋服、ニップレスをうまく使えば、ノーブラ乳首マナー違反を免れられるかもしれない。
私自身、乳首シルエットでドン引きされないよう、日本では、乳首がうまく隠れるような洋服を着るようにしている。
そのため、友達にノーブラをカミングアウトしても、全く気付かなかったと、心底驚いたリアクションしか返ってこない。
よっぽど目立ってない限り、他人の乳首に人はそれほど注意を払っていないということか。
それとも、ブラジャーは全員付けていて当たり前という観念から、ノーブラの人が身近にいるということが想像できないのか。 

残念なことに、乳首解放運動発祥の地であるヨーロッパでも、私が見た限りでは、ノーブラ率は30%程に留まっている。
カンヌ映画祭などでドレスアップする女優も、ニップレスをつけている人が多い。

乳首が浮き出ても、誰も気にしないような時代が、早く来ないものだろうか。

最後に

ブラジャー生活を心から楽しんでいる人に対して、

”ブラジャー外せ!”

と言っている訳ではない。

しかしもし、

”ブラジャーきつい〜"
"今すぐにでも外したい〜"

と感じている方がいらっしゃれば、この記事をご参考頂ければうれしい。

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