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SpeakBUDDY Retreat Camp〜未来合宿Story〜

飛躍の年に臨む初の全社合宿

2024年9月、AI英会話のスタートアップである株式会社スピークバディさんの全社合宿を共創させていただきました。
つい最近、海外投資家を含む新たな資金調達を発表したばかりの当社にとって、この合宿は新たな成長ステージに向けた重要な一歩となりました。

昨年には経営陣・マネージャー陣での合宿を実施しましたが、社員数が50人を目前に控えた今、全社合宿を初めて実施しました。

前回の合宿の様子はこちら。

場所は美しい海を臨む、神奈川県三浦半島の逗子の先にある佐島マリーナ。まるで海の上に浮かんでいるかのような会議室は、開放感たっぷりで晴れると富士山もきれいに見えます。
佐島マリーナは、昭和の名優 森繁久彌さんが作られたとのことで、歴史を感じる場所です。

スピークバディさんはグローバルなチームとなっていて、合宿の進行はHRのMarissaさんに通訳していただき、日本語と英語の両方で行われました。
海外進出や新機能のリリース、また新年の需要期に向けた準備が始まるという絶好のタイミング、2日間でお互いの理解を深め、会社が創り出す未来像を描き、その実現に向けたチャレンジの一歩を踏み出しました。

1日目:お互いを知り、会社を知り、未来を描く

ウォームアップ:Meeting & Greeting

1日目の朝、期待と少しの緊張が入り混じる空気の中、合宿がスタートしました。普段はリモートワークがメインで、3ヶ月に1回はタウンホールといってリアルで全員が集合するというワークスタイルをとっています。
最初のセッションは「Meeting & Greeting」。会場内を自由に歩き回り、できるだけ多くの人とペアになって自己紹介を交わしていくというシンプルながら効果的なアイスブレイクです。15人位以上でオススメです。

リモートワークがメインの当社、普段あまり接点のない人とも会話が弾み、和やかな雰囲気ができていきます。

価値観の共有:ストーリーテリングで深める相互理解

続いては、4人一組のグループに分かれ、個人の価値観にまつわるストーリーテリングのセッションです。各自が大切にしている価値観とそれにまつわるストーリーと共に語り、聴き手はそのストーリーに対してポジティブなフィードバックを送ります。
このプロセスを通じて、互いの価値観に触れ合うと同時に、自分自身の価値観の理解をより深めていきました。

「多様性を尊重する姿勢に感銘を受けました」「困難を乗り越える勇気に勇気づけられました」といった温かいコメントが飛び交い、メンバー同士の絆が一層深まっていくのを感じました。

SpeakBUDDYの歴史を紐解く

午後からは、会社の歴史を語り継ぐ、その名も「ヒストリーテリング」というセッション。
まず、代表の立石さんから創業時の想いや、これまでの道のりを1年ごとに語っていただきました。苦労話や喜びの瞬間、危機を乗り越えた経験など、臨場感溢れる話に、会場全体が聞き入っていました。

さらに、創業期からこれまでジョインしてきたメンバーからも、それぞれの視点から見てきた会社の成長の軌跡を語ってくれました。
新しいメンバーにとっては、会社の歴史を追体験すると共に、根底に流れる自分達らしさであるDNAのようなもの理解する貴重な機会となりました。大変だった時期のストーリーでは、涙ぐむメンバーもいました。

ヒストリーテリングでは、ただ会社の歴史を知るだけでなく、これまでの山あり谷ありの歩みを経て、
みんなが今ここで集まって合宿をしているという奇跡を「お祝い」することが大事だと考えています。
今の環境を当たり前と思いがちですが、実は奇跡の連続だったりします。

未来を描く:3年後の理想像

創業からこれまでの歴史を語り合い、「現在」まできたら、理想の未来を描いていきます。
今回は、3年後の理想の未来を、「事業」「組織」「自分」という3つの観点から描いていきました。
グループごとに、「未来年表」に理想の未来をポストイットで書き出し、全体にシェアしていくことでスピークバディがこれからどんな未来を創っていくのかが解像度高く描かれていきます。
その後、グループに分かれて「未来ヒーローインタビュー」を実施。
理想の未来が実現しているという想定でインタビューを行い、会場の熱量は最高潮となりました。

「AIを活用した新しい言語学習方法で、世界中の言語の壁を取り払うことに成功しました」
「多様性を重視した組織作りにより、革新的なアイデアが次々と生まれる環境が整いました」
「グローバル展開を成功させ、新興国での教育格差解消に貢献しています」など、大胆かつ具体的なビジョンが語られ、会場は熱気に包まれました。

バリューの再確認と行動指針の策定

理想の未来に向かうための道筋として、スピークバディの3つのバリューに基づいた行動指針を議論しました。各バリューについて、「増やしたいOKな行動」と「減らしたいNG行動」をグループごとに出し合いました。

例えば、「挑戦し続ける」というバリューに対しては、「失敗を恐れずに新しいアイデアを提案する」(OK行動)、「現状維持に甘んじる」(NG行動)といった具体的な行動が挙げられました。この議論を通じて、バリューを日々の行動に落とし込むヒントを得ることができました。


SpeakBUDDY Night:夜は交流を深める

1日目の締めくくりは「SpeakBUDDY Night」。普段あまり話す機会のないメンバーと積極的に交流するよう促す企画が用意されました。
また、ボードゲームが好きというカルチャーがあり、さまざまなゲームが持ち込まれ、言語の壁を超えて楽しむという共通体験ができました。

2日目:理想の未来の実現に向けたテーマの議論が白熱

朝の目覚めは熱いディベートから

2日目は朝食後、ウォームアップのミラーゲームでペアで身体を動かした後、お決まりの「未来ディベート」。
描いた理想の未来に対して、「未来は明るい派」vs「未来は暗い派」に分かれ、1対1での熱いバトルを交わしました。そして自分の意見に関わらず、両方の立場を体験することで、理想の未来を実現するための、大事なポイントが炙り出されていきます。

理想の未来を実現するためのテーマセッション

2日目のメインは、理想の未来の実現に向けたテーマセッション。
参加者発でテーマを出して、参画したいテーマを選び、テーマ毎に分かれて議論・対話していきます。
この方法は、オープンスペーステクノロジーという、参加者の主体性に委ねる要素が強く、どんなテーマがどれくらい出てくるのかがやってみるまでわかりません。
今回も合宿チームでは、テーマはどれくらい出るか?など話していましたが、出てきたテーマはなんと20近く。似ているテーマは統合し、8つのテーマに分かれて議論を行いました。

各グループでの白熱した議論の後、課題や解決策、ネクストアクションをまとめ、全体でのプレゼンとフィードバックを行いました。
他のグループからの質問やアドバイスにより、各テーマがさらにブラッシュアップされていく様子が印象的でした。

重要なのは、これらのテーマが合宿で終わりではないということ。合宿で話して終わりにしてしまっては、理想の未来の実現は遠のくばかり。
それぞれのテーマについて、具体的なネクストアクションを設定し、日常に戻ってこれから継続的に検討していきます。

合宿の締めくくりは、再び個人に焦点を当て、2日間の濃い時間を過ごし、理想の未来に向けて、各自が取り組むチャレンジを考え、グループで1人ずつシェアしました。

合宿その後も理想の未来への加速

2日間の全社合宿を通じて、SpeakBUDDYのみなさん一人一人が、お互いの理解を深め、会社の歴史を深く理解し、共通の未来ビジョンを描き、その実現に向けた具体的なテーマを、チームを横断して取り組みました。

ちょうど50人規模を迎える前のこのタイミングで全社合宿を実施できたことで、ビジョンの実現に向けてモメンタム(勢い)がさらに上がっていくと思います。
また、今回の合宿で生まれた各テーマも、合宿で話して終わりにせず、早速担当を決めて推進しているようで、新たな成長ステージに向けてさらに加速しています。

アジアのグローバル化を牽引するAI言語習得スタートアップに向けて、SpeakBUDDYのみなさんがさらに飛躍していくことを、我々合宿人としても楽しみに応援しております。

SpeakBUDDYさんは絶賛仲間を募集中とのことですので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。

noteはこちらです。

合宿に限らず、組織についての課題を感じられていたら、ぜひお気軽に合宿人にご相談いただけたらと思います。


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