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【中学受験】受験の結果=〇〇×〇〇×〇〇

日中はまだまだ暑い日が続いていますね。
紅葉が始まっているというのに…

この時期、受験本番まで3カ月を切ったというお子さんも
多いかと思います。
泣いても笑っても、3カ月後には結果が出ます。
やれるだけのことをやって
あとは神様にお任せ、というぐらいの気持ちで
挑んでいただけたらいいのではと思います。

私は以前から故・稲盛和夫さんのお話や考え方が大好きで
少しずつ勉強させて頂いているのですが、
受験にも応用できるなと思ったので
ご紹介します。

稲盛和夫さんと言えば「フィロソフィ」が有名です。
京都で生まれた小さな町工場を世界規模の企業に育て、
経営破綻したJALを短期間で再生した手腕は
ただのテクニックではなく哲学があった上での成果でした。

その哲学のひとつに
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
というのがあります。

これを中学受験に応用してみるとどうでしょうか?
「受験の結果=考え方×熱意×能力」
となりますね。

大前提として、受験で得たい結果というのは
かならずしも「第一志望合格」ではないという事です。
もちろんそういうお子さんもいらっしゃると思いますが、
受験は「合格」が全てではないはずです。
その後の人生にプラスになるように取り組めばOKなのです。

この方程式で大切なポイントは2つ。

①足し算ではなく掛け算であること
この方程式は掛け算です。
どれかが欠けると大きく合計点を下げてしまいます。
また、1つでも0点があれば、結果は0点です。
逆に、どこか1つでも点数を稼げば、
大逆転を起こせるかも?!というところが
ポイントです。

②「熱意」「努力」は0から100点、
「考え方」はマイナス100点からプラス100点。

熱意や努力ももちろん大切ですが、
考え方次第で人生や仕事の結果は180度変わってきます。
どんなに努力と熱意があっても、
考え方がマイナスであれば結果はマイナスになります。
例えばですが、
・お友達を蹴落としてでも合格したい
・カンニングをする
・上から目線で併願校を受験する
などなど…

「人間として何が大切なのか」
と言う事をベースに物事を判断しなさい、
と、稲盛和夫さんはいつもおっしゃっています。
本番目前の今だからこそ、
お子さんやご家庭がより幸せになるための
ひとつのステップと捉えて
取り組んでいただけたらと思います。

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