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コロナで注文取り消し「補償を」バングラデシュ(2020年6月7日日経朝刊より)

中国に次ぐ縫製品輸出第二位のバングラデシュ。
イギリス大手アパレルブランドからの32億円の発注が突然キャンセルになったとのこと。

従前から前払いでなく納品後の後払いという商慣習があったことも今回の騒動の火種であった。

現在は国や国連などの各団体に働きかけ、問題解決とともに以後の地位向上もできるよう調整中のよう。

経済的に小さい国が弱者になってしまうのは改善したいですね。


その他の注目記事:

★イギリス 日本 9日交渉入り

EU離脱でヨーロッパとイギリスの関係性だけが取りざたされていますが、いままでのEUとのEPAではイギリスが離脱することにより無効になるため、イギリスとしては各国と個別にEPA(など)の交渉を進めている。

EUという大きな単位でなくイギリスという国家になったぶん、EPAがより双方の国にとってメリットのあるものになることを期待します。

★コロナ論文、すでにSARSの100倍 日本影薄く

昨日もデータが有効活用できず世界に情報を共有できていない、という記事がありましたが、論文においても後塵を拝す展開に。

要因としては「査読」という専門家による検証フローをとばすことが横行している、とのことです。

その結果、撤回に追い込まれる論文も多いということで良し悪しですが、やはり日本はクイックアンドダーティーが苦手なのを痛感します。

★潜在的失業 日米欧で拡大

統計には出ない部分の大きさを感じます。
特に日本以外の国では不法就労も多いので、さらに実態の数字は変わってくるのでしょう。

先日の記事で、一時解雇が多いのでアメリカの失業率は少し割り引いて考えてもいい、というようなテンションで書いてしまいましたが、当然一時解雇が恒久解雇になることもあります。

いつまでの「ガマン」になるのか。


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