■はじめに散歩のついでに始めた「川崎銭湯巡り」、 ついに川崎市内に現存する銭湯を全制覇したので、 せっかくなのでnoteにまとめました。 すでに廃業された銭湯でも行ったことある奴は、 思い出含めてダラダラと書いてます。 だから、長いよ!(予告) なお2019年9月現在の情報につき、特に後から見た際に、 「ここが載ってないぞ!」「もうここはやってないぞ!」 といったケースも多々発生するでしょうが、何卒ご理解を! ちなみにスーパー銭湯はいったん除外してます。 それはまだ、記
かつて麻生太郎が総理だった時代、 野党議員からカップラーメンの値段を知っているか聞かれた際、 「400円ぐらい」 と、答えて「庶民感覚がない」という叩かれ方をしたことがある。 それはまあ国会でやるにしては正直くだらない質疑応答だったと思うが、 この映画「PERFECT DAYS」を見ていて、一瞬その光景を思い出した。 このPERFECT DAYS。 日本人の感覚で、一言で例えるなら「きれいなザ・ノンフィクション」だろう。 公共トイレの清掃員をしている老齢に近い独身男
ここからは初日から3日目帰るまでの、各地での小さなエピソードについて書いていく。余談みたいな話です。 ★青森旅行・他記事へのリンク ■むつ市 とびない旅館に行くまで、ちょっと時間があったのでむつ市を散策してた。 むつ市は、下北駅から30分ほど歩いた田名部付近に飲み屋が集中していて、正直「とびない旅館」行くより、ここで飲み歩く方が楽しいんではと一瞬迷ったぐらい、良い雰囲気だった。 途中、良く言えばレトロ、普通に言えばボロボロの銭湯があったので入ったところ
翌朝、とびないさんの勧めで、近所にある川島雄三監督のお墓まで散歩してきたり、とびないさんが10万円で購入したという、川島監督作品の「幕末太陽傳」の宣伝用パンフレットを見せてもらったり、その合間に昨夜と変わらぬとびないさんの猛烈トークを聞いたりしてるうちに時間は過ぎ。 「君はもう常連みたいなもんだから、また来るように」 そんなある意味恐ろしい言葉を残しつつ、とびないさんは親切にも車で下北駅まで送ってくれた後、去っていった。 今日はキリストの墓に行く予定だったが、
ワク君と別れて、むつ市で一泊する理由。 というかワク君が「そこだけはイヤだ」と、強固に反対して宿を分けることになった理由。 それが「とびない旅館」、そして「とびないさん」の存在だった。 日本一クセの強い宿&オーナーとして度々テレビでも紹介されているので、ご存じの方もいるだろう。 「駐車場に車を止めた瞬間、宿からオーナーのおじさんが飛び出してきて、『地獄を見る!? 地獄を見る!?』と、ゾンビのように車にまとわりついてくる」 「部屋に座敷わらしが出る」 「客が滅多に
2023年の7月、友人のワク君と青森旅行をしてきた。 目的は、「恐山」と「キリストの墓」だ。 前者は日本最高峰の霊山として有名で、後者は日本最高峰のトンデモ観光地として一部では有名な場所だ。 日頃、「変わったところへ行くのが好きそう」と、言われていて、そういわれたら「そうなんですよ」と、認めるような人間として、どっちも行ったことがないというのは逆に恥ずかしい気持ちがしていたのだ。 なので今回双方に行けて良かったし、そのことを備忘録として書いておこうと思う。
暇を持て余した夏休みということもあり、久しぶりに、おそらく十数年ぶりにゴッドファーザー1と2を見返してみたんですが。 「マフィアファミリー(コルレオーネ一家)と、一線を引いて暮らしていたはずの末弟マイケルが、兄や父の死によって思いがけず後継者となり、ドンとして非情な男へと変貌していく哀しい話」 一般的にはそう認識されていると思いますし、自分も前見たときはそう思ってたんですが…。 改めて見返してみて、 「これ最初からマイケルが後継者になること自体は確定してたんじゃね?」
「毎日、兄弟喧嘩していて罵声が飛び交ってる」「ワンタン麺兄弟喧嘩、兄と弟で接客やサービスが違う」神奈川県湯河原のラーメン屋 味の大西 本店のレビューがヤバいと話題 https://matomebu.com/wadai/ramen20210728/ レビューがヤバすぎるラーメン屋に行った日の話 https://note.com/twistermakiya/n/nd2b41c9d3c10 先日この通称「喧嘩ラーメン」を食べに行ってきました。 上の記事を読まれていない人向けにざ
まず『日本一マズいラーメン屋』で検索してみてほしい。 確実に「彦龍」という名がトップに出てくるはずだ。 閉店からもう十年以上経っているにも関わらず。 これはそのかつて存在した『彦龍』に行った時の話だ。 だから日本一マズいラーメン屋ではなく、日本一マズかったラーメン屋の話。 大学生の頃、たまたま千駄木付近に行って、たまたまメシ時だった時に、『そうだ、このあたりに彦龍があるはず!』と、思って訪れたのだ。 彦龍は当時、『日本一マズいラーメン屋』の名を欲しいままにしていた。 こ
通っていた大学の近所に、クソマズい定食屋があった。 おそらく日本一マズい定食屋だったと思う。 それ以後の人生で、あれを超える定食屋に出会ったことがない。 店の親父は「銀座の料亭出身」だと豪語していたそうだが、誰も信じていなかった。 まず味噌汁に出汁が入っていなかった。 出汁がマズいとかではなく、そもそも入っていないのだ。 出汁を使わない料亭があるのか? その他にも、堅焼きそばを頼めば普通、針金のように細いパリパリの麺が出てくるはずが、讃岐うどんのような太さ
マンガで夜逃げの話を見て。 「そういえば自分も夜逃げを見学したことがあるな」と思い出した。 小学生の頃の話で、母親に連れられて夜逃げを見学したことがある。 自分が逃げたわけでもないし、手伝ったわけでもないので、あれは見学というしかない。 夜逃げの社会科見学だった。 当時(昭和後期の東京)、ウチを含めた4家族ほどがグループを作って、家族ぐるみの付き合いをしていた。 付き合いが始まったきっかけはよく知らない。幼稚園が始まる前からの付き合いだったので、学校がらみとい
------------------- ネタバレ注意! ------------------- 楽しげに談笑する綾波とカヲルをよそに、 シンジがマリと駆けていくラストシーンを見て、 「寝取られエロゲーのグッドエンディングみたいだなあ」 と、思った。 愛した妻は寝取られて戻ってこないけど、 「あんな女、忘れなよ」と慰めてくれた同僚とくっつくみたいな、 救いのある寝取られエロゲーのグッドエンディング。 ベストエンディングではない。 僕、そしておそらく僕たちが見たか