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⭐️発達障害の私の小学校時代(低学年編)

     小学校の頃について書いていきたいと思う。

      私の家は散らかってはいるものの、運動できる場所に恵まれていた。子供の頃には鉄棒やジャングルジムなんかが室内にあって、庭には父親がブランコを設置してくれた。夏には家庭菜園で野菜をつくり、テントも張ってくれた。

    父親は物知りで何を聴いても答えてくれるような人(流行りのテレビやタレントはまるで知らない)で、勉強がわからなかったとしても質問すれば解決できる環境にあった。


     そのため、勉強や運動など、学校の科目に困るなんてこともなかったし、成績だけみたら優秀な方だったかもしれない。

      母親はセンスのある人でいつも小学校に着ていく服を先生にオシャレだと褒められた。大人になり、吉濱ツトムさんという方の発達障害の本を読み、信じられないくらい共感した。発達障害は独特のセンスがあり、オシャレな人も多いそうだ。

       何よりも発達障害発達障害の吉濱さんの顔が母親にそっくりだったことに驚いた。実は発達障害は顔に特徴が出るそうで、はっきりしている顔の人が多いと言うのだ。私の顔もかなりはっきりした顔立ちだったので的中していた。

      吉濱さんの本によると、ダウン症の人の顔が似ていると言われるのは脳の特定の筋肉が引っ張られているからだそう。発達障害の人の顔がくっきりしているのも何か関係があるのかもしれないとのこと。私は吉濱ツトムさんの書いた、発達障害の恋愛や結婚を読んだのだが、ずっと不思議に思っていた私の特性が発達障害の特性として書かれていて新しい発見ばかりだった。

     それと同時に、幼い頃感じた強い劣等感やわけもない絶望感も発達障害によるものだと知って絶望した。やはりそう言うことだったのかと腑に落ちたが、その特性と付き合って生きていかなくてはならないことを改めて目の当たりにした。そして、気をつけていくこともあまりにも多すぎる。今までも沢山のことに気をつけて生きてきたが、本に改めて書いてあることを見ると絶望してしまった。

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