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かめだめか
2020年8月11日 16:46
何か大切なものを失くしたような感覚を覚え辺りを見回してみるそれが何か明確な答えはでないものの君の笑顔がそばにないことに気付くそれはいつの間にかあるべきものへと姿を変えいつもそばにあると勘違いしていた自惚れは戒め願望は侮蔑勘違いは罪いつしか振り出しに戻る双六のように思うように先に進めない感情の置き場に困り顧みる昨日昨日まで戻っても何も変わらない事実その笑顔は僕の
2020年8月5日 12:49
足を失くしたその犬は三つの足で必死に駆けて大きな道路の片隅を車を避けて必死に駆けておそらく家などあるまいに何を目指すかその瞳ただ一点を見つめるようなその眼差しが愛おしく何も出来ないこの僕はただその犬を見てるだけ脇目もふらず突き進む犬の姿は勇ましく足の不足を恨むより生きてる事の大事さを背負って駆けるその姿僕はただ、ただ 見送った
2020年8月5日 11:28
高いピンヒールのサンダル履いた女の娘立ってる姿は素敵だけれど歩く姿はぎこちないかかとの高さを持て余してるそこまで無理をしなくてもも少し普通でいいんじゃない?そんな僅かな高みから世間を眺め廻しても大した違いは無いでしょう気を付けて慣れない高さに振り回されて転んで心に怪我をしないよう
2020年8月5日 10:16
僕の想いのひと滴そっと掬って下さいな優しいあなたの手のひらで僕の冷たい心の内があなたの手には伝わりますか僕の想いのひと滴見逃されてしまうほど小さな小さなものですがあなた気付いてくれますかこのままここで涸れるのかあなたの手元に届くのか僕には待つしか術がない僕の想いのひと滴掬い上げてくれますかそれは叶わぬ夢ですか・・・
2020年8月5日 09:59
空は高く何処までも青くその眩い日差しは僕の眼差しを遮る・・・貴方の姿を見失う遠く微笑む貴方に 僕の声は届かないいくら手を伸ばしても貴方の影をも掴めない遠く微笑む貴方に 僕の想いは通じない何か囁く貴方の言葉も聞こえない・・・遠く過ぎ去った日々の想い出はそっとポケットに忍ばせて歩いて行こう見つめよう 果てしない未来を・・・若き日の貴方への想いは紙飛行機に乗
2020年9月2日 13:55
破いたノートの一枚に書きなぐった即興の詩汚い文字で記されたその詩は見た目は悪いが思いの込った出来上がり君のために書いたもの・・・贈ったこちらは忘れもしないがもらってくれた君が捨てずにいてくれた事に驚いたあの詩は、僕が本当に誰かを意識して書いた初めての詩だったそれが今も・・・傘はいらないと言った君の手の中にある事に感謝その詩が僕の大切な詩「心に傘を」・・・・
2020年9月2日 13:51
心に傘をさしかけたその人は少し大人になりました自分で殻を突き破り独り歩きを始めました僕のそばから離れ自分の道を進みますでも僕が、さしかけた傘の事は覚えていましたけれどもう、傘は必要ないみたいもっと優しく大きな傘をさしかけてくれる人を見つけたから・・・その時僕は、あの日の傘を自分の心にさしかけた・・・
2020年9月2日 13:44
雨が君の心を濡らす落ち込んだ君に追い打ちをかけるようにその冷たさから身を守るため君は縮こまり更に殻に閉じこもろうとするそれが良くない事を知りながら君を助け出してあげる力は無いだからせめて傘をさしかけてあげよう冷たい雨がこれ以上君の心を濡らさないように・・・
2020年9月3日 13:38
単線の線路は何処までも伸びる未だ多く残る緑を貫く古びた電車は健気に走るけして弱音など吐かずひた走る運ぶのは人々の願いかあるいは哀愁かそれとも憧れか車輪は悲しみを絞り出すかのように軋むそれに呼応し人々は大きなため息人々は知っていた寂しい電車が都会を目指す事が無い事を・・・
2020年9月13日 17:12
煙草の煙夜に漂う闇に溶け込む君の後姿時間のネジを巻き戻し少し前の君の暖かさポケットに大事に仕舞い込む大きな溜息仰ぎ見る夜空君を見送った後の虚空踏み出す足は現実回帰独りの世界へ逆戻り
2020年9月15日 17:29
電車に揺られてゆく街は景色さえがゆったり流れガタゴト車輪の噛む音がただ賑わいを振りまいて乗り合う人の少なさに絡む視線の照れ臭さ目のやり場さえ困り果てただ意味もなく外眺め電車に揺られてゆく街の流れる時間の大人しさ目的地まではまだまだで得をするのか損なのか路面電車はマイペース己のスタイル貫いて焦る人々たしなめてゆったり気分で進みます電車に揺られてゆく街は