マガジンのカバー画像

ゲームいきものレポート(全記事)

273
ゲームに出てきたいきものについてのレポートです。
運営しているクリエイター

#深海

【レポート】オニボウズギス――その部分さえなければ普通の魚

いきもの名:オニボウズギス
学名:Chiasmodon niger

【登場するゲーム】

 スズキ目クロボウズギス科のオニボウズギス。深海に生息する魚は奇妙な姿であることが多いです。この魚もその一種です。身体の下の部分が膨らんでおり、不思議な見た目をしています。下の部分がなければ普通の魚ですが、さながら『こぶとり爺さん』のこぶのようです。
 ゲーム世界で深海は多いですが、この魚が登場することは現

もっとみる

【レポート】サメハダホウズキイカ――ザラザラとした体のイカ

いきもの名:サメハダホウズキイカ
学名:Cranchia scabra

【登場するゲーム】

 開眼目サメハダホウズキイカ科のサメハダホウズキイカ。深海に生息するイカで、光るイカらしい。10㎝くらいあるイカなので、ホタルイカほど小さいイカでもないらしい。『FOREVER BLUE』によると、海水よりも軽い体液を体にたくわえているため、深海でも浮力を得ているらしい。
 ゲーム世界で深海に行くことは

もっとみる

【レポート】ゴエモンコシオリエビ――エビなのに記事の途中まで「カニ」と書いていました

いきもの名:ゴエモンコシオリエビ
学名:Shinkaia crosnieri

【登場するゲーム】

 十脚目(エビ目)シンカイコシオリエビ科のゴエモンコシオリエビ。属名が「Shinkaia」となっていて、日本語つけられたようである。沖縄トラフの熱水噴出孔で見付かるらしいので、それがきっかけなのかもしれない。また、ゴエモンといえば「石川五右衛門」を連想するが、やはりそれにちなんでつけられたようであ

もっとみる

【レポート】ユメナマコ――深海を漂うクラゲのようなナマコ

いきもの名:ユメナマコ
学名:Enypniastes eximia

【登場するゲーム】

 板足目クラゲナマコ科のユメナマコ。ナマコと言うと、なんとも言えないやわたかい何か、ちょっとグロテスクに見えるようなブヨブヨしたものというイメージがある。だけど、このユメナマコはピンク色でふわふわしている。ともすれば、クラゲのように思えるかもしれない。
 ゲーム世界でこのいきものはたまに見ることができる。深

もっとみる

【レポート】アカカブトクラゲ――検索サジェスト「アカカブトクラゲ 爆発」

いきもの名:アカカブトクラゲ
学名:Lampocteis cruentiventer

【登場するゲーム】

 カブトクラゲ目アカカブトクラゲ科のアカカブトクラゲ。このクラゲは2001年に発見された深海のクラゲです。
 ゲーム世界でも深海で見ることができます。しかも、深海で見つけたクラゲを捕まえて、飼育したり食べたりすることができます。体がもろいと言われるが、『DAVE THE DIVER』ではか

もっとみる

【レポート】ジュウモンジダコ――その舞いはダンボのごとく

いきもの名:ジュウモンジダコ
学名:Grimpoteuthis hippocrepium

【登場するゲーム】

 タコ目メンダコ科のジュウモンジダコ。耳が垂れていてかわいらしい見た目のタコだ。その垂れている耳と見た目のかわいさから、ディズニーの「ダンボ」が名前についている。
 ゲーム世界のジュウモンジダコは場所によって少しだけ見た目が違う。『DAVE THE DIVER』の墨絵ではジュウモンジダ

もっとみる

【レポート】ウロコフネタマガイ――磁石にくっつくいきもの

いきもの名:ウロコフネタマガイ(英語:Scaly Foot snail)
学名:Chrysomallon squamiferum

【登場するゲーム】

 軟体動物門腹足網ネオンファルス目Peltospiridae科のウロコフネタマガイ。2001年に発見されているが、学名は2015年につけられたらしい。それくらいにまだわからないこともあるいきものだ。

 ゲーム世界でも深海が存在し、熱水噴出孔もあ

もっとみる

【レポート】センジュナマコ――小さなダイダラボッチ

いきもの名:センジュナマコ
学名:Scotoplanes globosa

【登場するゲーム】

 板足目クマナマコ科のセンジュナマコ。漢字で書くと「千手海鼠」。英名は「シーピッグ」(『ことばのパズル もじぴったんDS』より)
 一見するとデジモンやポケモンに出てきそうな見た目のこのナマコは深海の海底で生きている。ゲーム世界でも深海を潜っていると海底で見ることができる。現在調査中であるが、『あつま

もっとみる