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書店員VTuberがプロの官能小説家さんに弟子入りして初めてエッチな小説を書くことになった件について

■はじめに

こんにちは、GAMABOOKS運営事務局です!タイトルの通りで…弊社書店員の桃仁しのがひょんなことから官能小説家の相内凪先生に弟子入りしてガチで官能小説を書くことになりましたー!プロの官能小説家さんにアドバイスを頂きつつ、youtube配信でストーリー・キャラ設定・エッチなシチュエーションなどをみんなで決めていき、最終的には文学フリマ東京36(2023年5月21日開催)で冊子を出しますー!(※桃仁しのをはじめ各書店員のプロフィールは以下よりご確認いただけます!)

■弟子入りのきっかけ

もともとは相内先生がGAMABOOKSを熱心に応援してくれていたことが始まりです。書店員のデビュー時に真っ先にファンアートを描いていただいたこともあって「官能小説家さんに応援されている!?」とびっくりしたことを覚えています。ちょっと前に配信した官能小説×AIの企画が好評だったこともあって「相内先生となにか一緒にやったら面白いかもー!」という軽いノリでお声がけさせていただきました。で、相内先生とお話してみると予想以上に魅力的な先生でして。溢れ出る創作意欲とともに論理的な思考も兼ねそなえている非常にバランスの取れた小説家さんでした。継続的なプロジェクトを一緒に楽しめる方だと直観したので❝桃仁しのの師匠❞というかたちでガッツリ絡んでもらうことになった次第です。

ちなみに8月に開催した星空古本市のサムネの書店員達は相内凪先生のファンアートを使わせていただきました!官能小説だけでなく絵も描けるなんて多才過ぎます!

■具体的な企画内容について

期間:2022/12/02~2023/05/21(約半年間)
成果物:オリジナルの短編官能小説×5本(※あくまでも予定です)
最終目標:来年の文学フリマ東京36にオリジナルの官能小説集を出品する!

桃仁しのがプロの官能小説家さんにアドバイスを頂きつつオリジナルの短編官能小説を書き切って文フリに出品する企画!配信内容としては以下の二本柱になります(やってくうちに変更になるかも)!

1)定期進捗報告会
執筆の進捗報告+相内先生のアドバイスをもとに小説のキモの部分を視聴者さんと一緒に決めていく定期配信
2)執筆作業たれ流し
うんうん悩みながら執筆する桃仁しのと一緒に視聴者さんも何か作業をするだけの突発配信

相内先生は弟子の意思を尊重しつつ褒めて伸ばす指導方針なので、がっつり添削してもらうのではなく、執筆の進捗に従って的確なアドバイスをもらいつつ、それをもとに桃仁が自分の頭で考えて自由に執筆していくかたちになる予定です!

■官能小説家の相内凪先生について

相内凪先生は第27回フランス書院文庫官能大賞の新人賞でデビューされた女流官能小説家さんです。

デビュー作の『マスクをつけた未亡人【蜜にご用心】』は、コロナ禍による生活様式の変化を上手く官能小説に組み込んだ意欲作!せっかくなので本書で官能小説童貞を卒業したばかりのわたしがこの小説の面白かったポイントを簡単にご紹介しますー!

1)コロナ禍ならではのリアリティある設定!
これは新人賞に投稿された作品だからこそかもですけど、コロナ禍の変化をエロに転嫁する着眼点には感動しました。「リモート会議の設定で未亡人の家に…?もしかして…あるのか?コロナ禍であれば、俺にもワンチャンあるのか…!?」と淡い期待を持たせてくれるのが官能小説の良いところなんだなと思いました。

2)お決まり展開ならではの圧倒的なテンポの良さ!
とにかくテンポが爆速で読んでいてとても気持ちいいです!(※ダブルミーニング)官能小説のゴールは単純明解…×××のシーンです。本書はジェットコースターのごとく目的地までノンストレスで連れて行ってもらえます。相内先生に直接お伺いしたところ、この小説の構成には出版社さんが永年培ってきたノウハウが詰めこまれているのだそうです。さすがは伝統と信頼のフランス書院さん!

※アマゾンレビューに低評価が散見される理由はこの小説(誘惑系の官能小説)では一般的な物語のテンプレ《葛藤→成長》が意図的にそぎ落とされているからだと思います。官能小説の目的はサクッと致ることなので主人公の精神的な葛藤は深く書かれません。エンタメ小説的なカタルシスを期待すると肩透かしを食らう可能性があります。ただ、これは良し悪しの問題ではなくカテゴリーの問題です(寿司屋でフレンチが出てきたみたいなお話)。官能小説として読めばちゃんと楽しめるクオリティの作品ですので安心して手に取っていただければと思います。

3)エロスの奥底で鳴り響く過剰なまでのホスピタリティ!
前回の配信での相内先生のコメント『自分の小説は仕事で疲れた男性を癒すもの』を聞いた上で再読してみると、この母性とも相通ずる過剰なホスピタリティが女流作家である相内先生が官能小説を書くモチベーションのひとつであり、かつ官能小説的なるテンプレから溢れ出ている相内先生ならではの個性なのだと強く感じました。エッチなシーンがホスピタリティに駆動されている、というのは眼から鱗だったのですが、よくよく考えてみればエロス=愛…ってことはエロは人類愛の一部であるとも言わるわけで、これは当然と言えば当然の帰結なのかもしれません。あらためて自分のエロ解像度の低さを猛省させられるとともに、ネットに溢れるインスタントなエロ動画とは一線を画す❝官能小説的なエロス❞を垣間見た気がしてとても心躍る読書体験でした!

■桃仁しのと一緒にチャレンジしよう!

桃仁しのは書店員、創作に関しては初心者、官能小説はもちろん一般的の小説だって書いたことがありません。始めは上手くいかず、行き詰まるかもしれません。でもそれで良いのです。妙齢の書店員うら若き書店員が新しいことに果敢にチャレンジして、書店員が思わぬ成長を遂げるとともに、本企画に伴走してくれる視聴者さんにちょっとした元気を…そして願わくば桃仁しののように未知なるものにチャンレジする僅かばかりの勇気を持ってもらえれば大成功だと思っています。いまの日本の平均年齢は約47才、人生100年時代です。チャレンジは若者の特権ではありません。この半年間を桃仁しのと一緒に有意義な時間にしていきましょう!初回配信は12/2(金)22:00~桃仁しののチャンネルにて!是非チャンネル登録して楽しみにお待ちいただけますと幸いですー!

■GAMABOOKSと書店員VTuberについて

GAMABOOKSとは❝SNS上のまちの本屋さん❞をテーマに掲げるオンライン書店です。タイプ別読書診断やオンライン古本市など本に関するイベントや企画を定期的に行っています。また弊社の書店員はVTuberとして本に関するさまざまな配信を行っていますので、お時間のあるときに遊びに来ていただけますと幸いです!

■萬金丹チカ子(まんきんたんちかこ)
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■諸星めぐる(もろぼしめぐる)
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■桃仁しの(とうにんしの)
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