終末京大生日記

京都大学で情報学を勉強していました。大学生活・社会人生活の記事など。 大体平日夜か休日…

終末京大生日記

京都大学で情報学を勉強していました。大学生活・社会人生活の記事など。 大体平日夜か休日に更新してます。 面白いと思ったらぜひいいね・フォローお願いします🙇 最近ネット掲示板作りました。https://colorful-wall.com/board/boards/

最近の記事

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楽しいことを探すのって結構難しい【終末京大生日記26】

 今回は趣味について書こうと思う。大学院というのは常に孤独と共にある場所である。我々は小学生から大学生の時には友人と公園で遊んだり、部活動をしたり、少なくとも5人くらいの単位の同い年の人と毎日交流する機会があったはずだ。ところが、大学院にもなるとそうはいかない。まず、研究室に所属する同い年の学生というのは2, 3人程度しかおらず、そもそも1人になりやすい。また、研究の忙しさは人によって違うし、バイトなどで生活リズムも違う。つまり、毎日同じメンバーで集まるということが全くできな

    • Strange People【終末京大生日記89】

       東京で暮らしていると変わった人によく出くわす。今朝もそんな変わった人に出会った。  初老の男で、彼は満員電車の中、周囲の人に「鞄を開けろ、覚せい剤が入っているだろ」と因縁をつけていた。当然、その男に関わりたくない乗客は彼を無視する。私もほかの乗客と同じように彼を無視していたが、彼はあまりにも目立っていたので完全に無視するのは難しい。そのため、ここに書いて今日会った出来事を消化したいと思う。  彼は周囲に覚せい剤を持っているか尋ねながら何故か、「文句があるなら新宿警察に言

      • 歌を書きたい【終末京大生日記88】

         今回は第"八十八"回です。末広がり!これを読んでいるあなたに幸せあれ!  私はコロナ禍でやることが全くなかった時にギターを始めた。コードを抑えられるくらいまでで対して上達しなかったがそれでも音楽に関心を持つきっかけと、ポエティックなメンタルを手に入れることができたのでよかったと思っている。  やはりギターを持っていると曲を作りたくなるもので、今こうしてnoteという表現手段を手に入れたからには、時々歌詞を投稿してみたいと思う。前回は前々から断片的に作っていた歌詞を夜のテ

        • セツナ

          やることが多すぎて誰のためかもわからない人生 ただ一瞬この時は君の声に応えたい セツナ セツナ 「いつかきっと報われるはず」と 未来ばかり生きてる でも、そんな、未来、不確定さ 君はまだそこにいてくれるかい? 努力という名の逃亡 誰にもできることができない 今日もまた、返事ができずに 答えはYesで決まっているのに チャンスを見送り Noを示してしまう 君の声に応える それ以外は些事だよ・・・

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        楽しいことを探すのって結構難しい【終末京大生日記26】

          ブリーフってあるじゃん?【終末京大生日記87】

           本日2本目だが、今回はしょうもない疑問を書こうと思う。  突然だけど、ブリーフってあるじゃないですか、あの三角の形をしたパンツ。大体男子は小学校中学年ぐらいまではブリーフはいているんですけど、高学年から中学生くらいにかけてトランクスかボクサーパンツに履き替えるんですよ。  そこまではいいんですけど、なんでブリーフから履き替えるのかが、小学生のころから今までずっと疑問なんですよ。女子の上の下着は機能があるから、つける必要があるのはわかるんですけど、ブリーフをボクサーパンツ

          ブリーフってあるじゃん?【終末京大生日記87】

          人生は等しく意味がない。やりたいことをやろう【終末京大生日記86】

           この前、お笑いコンビ春とヒコーキの土岡さんが、Youtubeの動画で、面白い人生観を語っていた。彼の話した内容はざっくり以下の通りだ。  人間はただ生まれて増えて勝手に死ぬだけの存在でしかなく、人生には価値がない。つまり、あの行動に意味があってこの行動には意味がないという考え自体が根本的に間違っており、すべての行いに等しく価値がない。どの行動にも等しく価値がないのなら、やりたいことをやって生きればよい。  私にとってこの考えは深く響くものだった。私は中学生あたりから、順

          人生は等しく意味がない。やりたいことをやろう【終末京大生日記86】

          いや、いいんだけどね?【終末京大生日記85】

           今日は「いや、いいんだけどね?」という話をしようと思う。  以前、女性と商業施設のレストランフロアに食事に出かけたとき、事前に行こうと思っていた店が混んでおり、別の店に行くことになった。その子が近くにあった海鮮丼の店に行きたいといったので価格帯を見る。相場は2, 500円。私は思う。「高くね?まだ昼だが」しかし、ここで断ってケチだとも思われたくない。いや、いいんだけどね。  葛藤ののち、店に入る。カウンター席で女性が左。私は右に座っている。しばらくののち、女性の座ってる

          いや、いいんだけどね?【終末京大生日記85】

          逃げていいじゃん【終末京大生日記84】

             今回は「逃げること」について書こうと思う。今の令和の世の中、困難なことから逃げることに対して真っ向から否定する意見は少なくなったと思う。しかし、向かい来るものすべてから逃げていてはよくないと思うので、私の意見を書いていこうと思う。  私の考えでは、「逃げること」とは逃亡ではなく撤退や看過であり必ずしもマイナスなことではない。逃げるという選択肢は、一般的には「成長できない」や「逃げ癖がつく」といったリスクが主張される一方で、困難なことに時間を使わなくてよいというメリッ

          逃げていいじゃん【終末京大生日記84】

          友達はついてきますか?【終末京大生日記83】

           私は日ごろから、この連載のためのネタ帳をスマホのメモで作成している。ネタ帳と言っても、日々あった出来事を一言で書き留めておくだけだが私は人よりも昔あった出来事を覚えているほうなので一言だけ書き留めておけば十分だったりする。今回のテーマも以前から考えていたことだ。  この文章を読んでいる人に限らず、現代人はテレビやネットなどで様々な商品の広告を見るが、そんな広告について考えるきっかけになったエピソードを今回は書く。  以前、ニンテンドーSwitchのソフトのCM集をニコニ

          友達はついてきますか?【終末京大生日記83】

          選挙について【終末京大生日記82】

           さて、昨日東京都知事選の開票が行われ、小池都知事が再当選を果たした。予想通りの結果となり、私が応援していた石丸伸二さんは当選しなかった。そのこと自体は選挙という仕組みに基づいた結果のため特に問題はない。  しかし、私が問題視していた自体が今回の選挙でも相変わらず起こった。まずは、政策や実績以外を争点にした盛り上がり。小池都知事の学歴の問題はメディアでは小池都知事の政策と同じくらい取り上げられていたし、さらにネット上では石丸伸二さんや蓮舫さんの政策以外の部分だけで批判する意

          選挙について【終末京大生日記82】

          私の選挙ルーティン【終末京大生日記81】

           さて、東京都知事選が明日に控えているということで、私の投票ルーティンについてでも書こうと思う。もし、「選挙に行ってもだれに投票したらいいかわからない」など思ってる人がいたらこれを読んで「あ、このぐらいの気持ちでいいんだ」と思ってもらえたらいいと思う。何より、私は選挙というのは参加すること・投票することに意味があると考えているので、投票しないよりは適当に投票したほうが良いと思う。  ここからは私の選挙ルーティーンだ。東京都知事選はたくさんの候補者が乱立するため、ある程度自分

          私の選挙ルーティン【終末京大生日記81】

          応用情報技術者試験合格体験記【終末京大生日記80】

           久しぶりの技術系の投稿である。最近は資格の勉強を頑張っているので、資格関係の記事も共有出来たらと思います。  まず、合格に対する知人の反応ですが、あんまりこもっていない「あー、おめでとう」といったリアクションでめちゃくちゃドライだった。私は3月から休日返上で死ぬ気で勉強し、東京のなれない生活でメンタルを壊しながら、これまた日曜日に受験した結果の合格だというのに寂しいじゃないの。  一方ツイッター上では応用情報がトレンド入りするなど盛り上がっており、知らない人の合格ツイー

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          応用情報技術者試験合格体験記【終末京大生日記80】

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          鴨川について【終末京大生日記79】

           最近更新が滞っていたため、今日は特別に2本目を書くことにしよう。これを見たあなたは喜んでくれるだろうか。  大学時代、私は時間的に自由だったためよく夜中に散歩をした。私は当時元田中に住んでいたため、すぐ近くを流れる鴨川は定番の散歩ルートだった。そして、賀茂川と高野川が合流し、鴨川になるエリアは鴨川デルタと呼ばれており、アニメのオープニングの舞台になったほどのきれいなスポットで常に家族連れや地元の高校生でにぎわっている。  そんな鴨川デルタだが、花火シーズンの夏を除き、夜

          鴨川について【終末京大生日記79】

          近況について【終末京大生日記78】

           最近、資格試験の勉強などで忙しくなかなか更新ができていなかった。しかし、今後その知識を使うことはどうやら無いようだ。  最近私はコンピューターの開発環境の構築といういうなれば雑用をやっている。最先端技術をやりに来たのにと思いつつも、まあこれが終われば技術のほうを触れるかと我慢してきたが、今日話を聞くと、次やる仕事も私が大学で学んだ知識を使うことはないようだ。  私はそこで、「この会社を辞める」と決意した。次の仕事が終わるころには入社して2年目になるだろう。私は専門的知識

          近況について【終末京大生日記78】

          人生とは連れてこられた旅行のようなもの【終末京大生日記77】

           皆さん、なんと今回は"77"回目の連載である。ラッキーセブン。これを見たあなたにはいいことが訪れます。訪れなかったあなたは日常の小さな幸せを探しましょう。私も探します。  これからする話は私がまだ大学一回せいだったころ、留年して病んでいた先輩と話した人生観である。大学生活の些細な一ページだが、私にとってはその後の人生でもたびたび考えるきっかけになる重要な出来事だ。このような、昔のちょっとした悩みを私と彼だけではなく、こうして読者の皆さんに共有できることを私はうれしく思う。

          人生とは連れてこられた旅行のようなもの【終末京大生日記77】

          その”幸せ”は誰の幸せ?【終末京大生日記76】

           私のように学生時代に勉強ができた人間は、時々、今選んだ進路は誰が決めたものなのかを考えるときがある。一番わかりやすい例でいえば医学部だ。親や家族が医学部に行けというから医学部に進学し、結局やめてしまった人が京大の後輩にいた。  私も時々、今選んだ道は誰が決めたのかを考えるときがある。京大に進学したことは確かに自分で選んだ道だったし、学科も自分で決めた。しかし、サラリーマンになるのは明らかに消極的な判断だった。親は博士課程までは支援しないと言っていたし、私は博士課程に進学し

          その”幸せ”は誰の幸せ?【終末京大生日記76】