近況について【終末京大生日記78】

 最近、資格試験の勉強などで忙しくなかなか更新ができていなかった。しかし、今後その知識を使うことはどうやら無いようだ。

 最近私はコンピューターの開発環境の構築といういうなれば雑用をやっている。最先端技術をやりに来たのにと思いつつも、まあこれが終われば技術のほうを触れるかと我慢してきたが、今日話を聞くと、次やる仕事も私が大学で学んだ知識を使うことはないようだ。

 私はそこで、「この会社を辞める」と決意した。次の仕事が終わるころには入社して2年目になるだろう。私は専門的知識を業務で使うことなくおそらく2年目も終わる。そして、気づけば私は専門知識がなく、転職もできず、一生同じ会社で安月給で飼われるのが目に見えていた。

 管理職は以前私に「その程度の実力で」などと言ってきたくせに私よりも、私の専門分野の知識とTOEICの点数で大きく劣る奴含め、エンジニアの開発能力よりも管理能力のほうが業務として上だと考えている。私にはそれが分からない。マネジメントは人に業務の指示を出す仕事だが、指示を出しているから給料が高いという構図が謎だ。例えば、マネジメント側は専門的知識が劣っているため自分で製品を開発して販売する能力が一切無いわけで、だからこそ労働者として働いているわけだ。

 むしろビジネスの起動力は現場側にある。それを分からせるためにはやはり自分でビジネスを始めるしかない。私が以前から主張している、メディアを作りたいや、個人事業主になりたいといった発言は、すべて、新卒入社した会社で早急に社会勉強を終え労働者側から脱却することが狙いだ。そのために情報学を学んできた。

 会社に入ってみて思うのが、理系の専門職は頑張って受験を突破し、大学で忙しく学び、社会でも頑張って働いているのにたった十数万円の金しかもらえず、経営者はその専門知識で何億、何兆の金を稼ぐのはやはり腹が立つ。

 入社してからいろいろ会社を辞めるすべを書いてきたが、今考えている手法は大きく3つだ。この連載を大きくしてメディアを作ること。Youtubeを始めること。そして、シンプルにビジネスを始めることである。

 一つ目はご存じの通り既に実行中である。もっとも、この連載は媒体が小さいせいか思ったよりも伸びてないので、数千数万のフォロワーを獲得してメディアを作るのはいつになることやら。

 二つ目はまだ内緒である。時が来ればこのnoteと結びつけようと思う。

 そして三つ目だ。最近知ったのだが、自治体というものはどうやら、企業を応援する制度を運営しているところがあるらしい。例えば私の地元の自治体や今住んでいる地域の自治体では、起業する人に向けて支援金の制度があったり、自治体の事務所をテナントとして安く借りられる仕組みがあるみたいだった。この制度を利用して、私は学生時代にやっていた家庭教師の続きや、専門知識を生かしたプログラミング教室でもやってみようかと思う。まだ借りられるかどうかすら分からないが、やるなら土曜日かな~とか夢を膨らませている。会社の中では夢を見られないことは確実なので私は専門知識もなく転職できないしがない中年になる前に、20代のうちにさっさと自分の足で立って世の中を渡り歩いて生きたい。

今回もご愛読いただきありがとうござます!
面白いと思ったらフォロー・いいね!よろしくお願いいたします!
読者の皆様の応援がエッセイを続ける力になります!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?