本物のオリーブオイルの見極め方|販売されている9割は偽物のオリーブオイル!?
こんにちは。
今回は、タイトルの通り
「本物のオリーブオイルの見極め方」
を解説したいと思います。
ここ数年でオリーブオイルの認知が進み、スーパーに複数のオリーブオイルが並ぶ様になりました。
しかし、日本のスーパーで売られている90%は偽物のオリーブオイルです。
ネット通販を含めても約7割は偽物のオリーブオイルです。
今回は、その理由と本物のオリーブオイルの紹介をしたいと思います。
偽物が多く出回る理由は流通過程にある
偽物のオリーブオイルが多く出回っている理由は、
「流通過程」
にあります。
オリーブオイルの生産国であるイタリアでは、
何十年も前から反社会勢力と一部の生産者が手を組み品質を偽装して売り上げを上げています。
その中でも特に日本での偽物の流通が非常に多いのが現状です。
その理由として、
「日本でのオリーブオイルの明確な基準がない」
という点があります。
日本の基準は、「食用として使えるか?」ぐらいの基準しかなく、
エキストラバージンオイルの基準が非常に低い点があります。
海外ではIOCという厳しい基準があ理、その厳しい基準の頂点が
「エキストラバージン」です。
本物のエキストラバージンオイルの基準
本物のエキストラバージンの基準は、
・オリーブの身を絞り濾過したもの
・あらゆる化学処理を加えていないこと
・酸度が0.8%以下であること
(酸度が少ないと風味が良く良質なオイルです)
になります。
対して偽物のオリーブオイル(日本で流通されているもの)は、
・ピーナッツオイルやひまわり油で傘増しされている
・化学物質の添加で酸度を無理やり下げている
などが日本のオリーブオイルの現状です。
本物のオリーブオイルの見極め方
本物のオイルの見極め方は全部で5種類あります。
①ボトルの色
オイルは光に弱く太陽光はもちろん蛍光灯でも大敵となります。
品質が高いものほど、濃い緑色など濃い色になっています。
②ボトルの材質
日本のスーパーではペットボトルに入れられて販売されているオイルが多いですが、ペットボトルは早く劣化する原因になります。
そのため、必ず便に入っているものを選びましょう。
③マーク
良い品質のオリーブオイルには必ず以下のマークのいずれかがついているかと思うので、是非覚えてください。
DOPマーク(EU認定品。栽培から加工まで全て限定された地域で製造されている証拠となるもの)
IGPマーク(DOPマークの少し下のランクの製品)
EUオーガニック認定(EUが定める厳しい基準を満たした製品)
ICEA(有機認証機関)
有機JASマーク
④酸度の確認
良いオイルには必ず酸度がしっかり書いています。
できれば0.4%以下を基準に選ぶ様にしましょう。
⑤値段
良いオイルを見極める値段として、「1mlあたり3円以上」を基準に選びましょう。
250mlだと750円以上、500mlだと1500円以上です。
おすすめのオリーブオイル
私がオススメするオリーブオイルを以下で紹介します。
バルベーラ ロレンツォNo3 有機エキストラ・バージン・オリーブオイル
500ml 3296円(2022年10月現在)
手積み収穫と鮮度が高いのが特徴のオイルです。
メルガレホ ピクアルプレミアム エキストラバージンオリーブオイル
250ml 2160円(2022年10月現在)
受賞歴がある、スペインのピクある州で収穫されているオイルです。
XYエクストラバージンオリーブオイル
EUオーガニック認定を受けており、収穫してから4時間以内に抽出されている鮮度の高い製品です。
まとめ
今回の記事を活かして、オリーブオイルを買う際に注意して選ぶ様にしましょう。
また、今回おすすめしたオリーブオイルも買って試してみてください。
↓本物の卵を見極める方法
https://organikun.icurus.jp/wordpress/food/74/
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