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🔖夢を語るなら、週休4日|なるべく働きたくない人のためのお金の話

夢だけ語るなら、週3日は外に出て働いて(体を動かして)、残りの4日は本を読んだり、自分の時間をのんびり過ごしたい。

今の仕事は好きだ。派遣の事務職だけれど、私に合っていると思う。仕事内容は私の得意分野で難なくこなせることができるし、残業はほとんどなく、完全週休2日。以前は正社員として事務職に就いていたが、休日出勤が多く、連勤20日を記録した頃には心が嫌になってしまった。仕事は好きでも、仕事だけに囚われてしまうのがダメだったようだ。心身を休めないと、働くエネルギーも湧いてこない。それに比べ、今はしっかり休みを取ることができ、仕事もプライベートもどちらも良好だ。

ただ、週5日に慣れてきてしまうと、もう少し、心の底から欲が出てきてしまう。本当は週3日がいい。週休4日。

1週間は7日なのに、その半分以上は出勤している。人生の大半を仕事に充てるのは、ちょっと違うなと思い始めた。もっと自由に、好きな時間を楽しみたい。

働き始めて、何度か転職して、その度に自分の生き方を見つめ直すうちに、

仕事<日々の暮らしの充実さ
を重視するようになった。

仕事が悪だと言いたいわけではない。仕事が生き甲斐だと言う人がいれば、素直にすごいと思う。私にはないパワーを持っているから。ただ、私とは幸せの基準が違うだけ。どちらの生き方もいいねと言われたい。

もちろん、お金はあるだけあれば、その分幸せになりやすいと思う。ただ、お金をうまく使って、いかに幸せな日々を過ごせるかがポイント。

私は低収入で、ひとり暮らしを楽しんでいる。頻繁に旅行に行ったり、ブランド物が買えるわけではないけれど(あまりそういう欲はない)、好きな本やお菓子を買って、ちょっとの贅沢を味わえるぐらいの、今の生活が好きだ。

私にとって"働くこと"とは、ちょっとした幸せを生み出す手段だ。
働いて得たお金を、私の幸せに交換している。たくさん働いて稼げればいいわけではなく、幸せを味わえる心のゆとりと時間も大切だ。私なりのベストなバランスを探っていきたい。夢だけ語るなら、週休4日。


✿今日のおとも
年収100万円以下で、週休5日の隠居生活を営む著者。お金の話だけでなく、著者の考え方を示してくれる。"幸せ"のヒントをもらえると思う。


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