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映画「東京クルド」感想
休日に、ただ映画を見る為だけに外出するのは数か月ぶりであった。というのも大学に行くついでに、大学に行く前になど、何かと付随していないと行動できないからだ。しかし、スケジュールを鑑みて「東京クルド」は見るために外出しなくてはいけない、と結論づけたのだ。
「東京クルド」はドキュメンタリー映画である。東京に住むクルド人に密着した内容でありながら、あまり音や文字による編集は存在しない。ただありのまま
映画「沈黙のレジスタンス」感想
よく行く映画館での「ホロコーストの罪人」の鑑賞期間が終わり、本日から「沈黙のレジスタンス」が一週間開かれている。偶然にも行ける時間が出来たため同じ時期を扱っている映画を見てみることにした。
映画の正式な名前は「沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家」。名前の通り、実際にユダヤ孤児の逃亡に際して功績を遺したパントマイマーを題材にした作品となっている。フランスに住んでいるマルセルは俳優を夢
自分のインプットをちゃんと文字にしておこうということで映画感想を挙げてみました。あまりこうして映画に関して書くことがないので少しドキドキしています。
映画「ホロコーストの罪人」感想
大学生になってからなにかと私は戦争映画、ナチス映画を映画館で見るようになったが、このコロナ禍で映画館で映画を見るということがなくなってしまっていた。しかし、今月から住んでいる県のまんえん防止対策が解除されたことを受け、感染症対策を十分にしたうえで「ホロコーストの罪人」を見に行くことにした。
舞台はノルウェー、1940-1942年に実際にあったノルウェーに住むユダヤ人たちの話である。この作品の
文学賞に応募してみた話
お久しぶりです。今世紀最大級にネガティブを極めている藤園です。
今回はそんな精神最悪な時ではありますが、文学賞に応募してみたのでその話を致します。
今回応募したのは「坊ちゃん文学賞」! SSの文学賞で、4000字以内の作品でジャンル不問となっております。文学賞のサイトを漁っているときにみつけまして、自分に合っているなあと思ったため投稿してみました。
二次創作の世界では1万字前後を目標に書い
午後の月 こたつの中
ほんの少し肌寒い風に肩をすくませる。午前中の、日を背後に歩いた時には汗をかいたというのに、午後になると木々に日が遮られ、すっと空気が冷たくなっている。
寒暖差にか、花粉にか、すこしむずむずとする鼻を抑えながら空を仰ぎ見る。そこには昼の月。銀色の、満月になろうとしている半月があった。
夜に見るのとは随分と雰囲気が違う。夜に見る月の、こちらを照らす月の冷たい、だけど優しさを持った暖色は、日中に見
新学期が始まりました。院に進みましたが、これからどうなるのか分かりません。この道が正しかったのかさえわかりません。結局社会に出られませんでした。しかしてまあ、得られた二年間で無味無臭の文章を連ねていこうかなと思っています。