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不登校という名のチャンス

不登校=悪いもの
不登校=良いもの

不登校を知らない人、なりたての頃ほとんどの方は「悪いもの」「直さなければ行けないもの」
そんな強い固定観念を持っていた方がほとんどなのではないでしょうか。

考え方によっては、一生深い心の傷跡として残っている方もいます。

ですが、不登校を経験した僕。そして親。
知り合いの不登校。

意外と不登校を経験してからこそ、収穫があった。と感じる方もいるんです。

いや、変化になったというべきでしょうか。


生まれて、小学校、中学校、高校、大学、そして就職。
同じレールを行く予定だったが、路線変更をしてしまい、不登校になる。

それを幸ととるか不幸と取るかなんです。


固定観念というものは本当に怖いもので、第一印象で決めつけてしまうんです。

だから不登校も悪いものという認識を最初にしてしまい、どんどんと悪循環を産んでしまいます。

古くて、あまり綺麗では無いお店。
綺麗で新しいお店。

皆さんはどちらに入りますか?
聞くまでもありませんがほとんどの方は綺麗な方でしょう。

古い方に入っても美味しそうな食べ物はでてこない。
古いから、料理もあまり美味しくないだろう。

そんな固定観念が生まれていきます。

でも、古いお店の方が歴史も長く、味付けにも腕前がある所が多いでしょう。

固定観念で終わらせず、良いところに目をやる行為を行うことでポジティブ思考に切り替わるんです。

僕は、不登校になったことで、悪いところだけではなく、不登校の良さについても良く理解しました。


今後不登校というのはどんどんと右肩上がりをして行くことでしょう。

現在の教育も、「個性を潰すだの」言われているのが現状です。


その中から、はみ出してしまった子供。それは貴重な人材だと僕は感じています。

常識のレールに乗る人よりも、レールから外れた変わった人の方が将来成功する人も多いのではないかと僕は思っています。


経営者や起業家を見てても、やはり変わった人が多いですし、不登校から起業してる人も何人か見たことがありました。



不登校は、家にいる時間が多く、友達と喋ることもないので自分と見つめある絶好のチャンスなんです。


とある僧が修行をする時は、静かで何日間何週間何ヶ月と瞑想をして、自分を知ろうとします。

自己理解や感情を知ろうとします。


僕も瞑想を取り入れていた訳ではありませんが、温泉などに入ったり、相談室の先生と話したりと自分と見つめ合う時間を取っていました。


普通に過ごしていたら自分のことなんて知らないですし、知ろうともしません。

自分のことなんて意外と知らないもんなんです。

ですが、不登校になった今はあなたは自分を知れるチャンスです。

なぜ、今苦しいのか?
私はどうしたいのか
なぜこんなに辛い気持ちになってしまうのか

そんな強い感情に向き合ってみてください。
自問自答を繰り返し、その感情を眺めてみてください。

空に浮かぶ雲を眺めるようにリラックスしながら、その感情の動きを知ってください。

毎日続けているうちに、感情の動きや原因
もしくは何も無かったかのように溶けることもあります。


不意の怒りと似ているかもしれませんね。


ここで重要なのはリラックスして、周りからの影響を受けないことにあります。

寝る前や、それこそ温泉、瞑想、お風呂、自然と触れ合うなど。

自分がリラックス出来る、好きなことを通し自分と向き合ってみてください。

ゲームなどは思考や感情を大きく使うので完璧なNGです。


自分と向き合う中で、辛い記憶を呼び起こしたり、プライドが出るかもしれません。

ぼくもそうでした。自分を知ろうとしていく中で、プライドが大きく出てましい、こんな自分じゃダメだ。と自己否定が続くことがよくありました。


でもそれを受け入れて癒して上げることが大事です。

感情として現れているものを理性で、「大丈夫だよ」と声をかけてあげてください。


運動会など、何か競う時に、「みんなで頑張るぞー!よく頑張った!!」など声をかけあったりする時、もしくは自分に声をかけてあげる。
そんな経験はありませんでしたか?

全くもってそれと同じなんです。

怯えている感情。緊張している感情。
それを「頑張るぞ!」という闘志として、心に訴えているんです。

だから、今苦しくて辛い人は、その「頑張るぞ」の部分を癒してあげる言葉に変えてあげましょう。

「自分はよく頑張っていた、無理しなくて大丈夫。ゆっくりでいいからね」このようにかけてあげてください。


もちろん、子供一人でこれをやる事が一番大事ですが、不登校を抱えている親御さんが協力しなければ成し遂げれない行為です。


親の一言って本当に大きいものです。
不登校中に、自己否定になるような言葉をかければ、それがネガティブな方向へのアシストになってしまいます。

言葉や感情には気をつけて、お母さんお父さん自体も、自分と見つめあってください。


今、子供に対してイライラしている。
それはなぜか?
なぜだろう?
この自問自答を繰り返していくことで根本的な固定観念が見つかります。

僕の親だったら、「学校に行くこと自体が当たり前」そのように思っていたと聞いたことがありました。


現状を受け入れて、それに対しての対策、進路を考えていくことが今の世の中にとって大事な行為だと僕は思います。

もちろん、常識的な考えもとても必要です。

ですが、常識外のことも、生きていれば絶対に起こらます。
それに対して常識を当てはめることは、追い詰めるのと一緒の行為だと僕は感じるので、新たな物として受け入れて前に進みましょう。


僕は不登校を通じてそのように感じました。

いずれにせよ、自分を知ることは大きなチャンスです。

将来的にも自分の性格の傾向を知ることで、自分に合った選択ができ、悩みも一気に減ることだと思います。


長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
思いつきで一気に書いてしまった文章ですので、文脈や言葉が変化もしれませんがご了承ください。

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