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I want the motorbicycleそいつに跨ろう 電動の黒い奴に

カンブリア宮殿がドミノ・ピザ特集で、どのように業界一位になったのかについて知れました。ヘッダ画像をお借りしています。

ドミノ・ピザ・ジャパンはなんとCEOが海外の人だった。日本土着の人じゃないってことは日本の文化における物事の最適化なんざ知ったこっちゃねえっていう方法論に頼ったとしてもこの結果が出せるというわけであり、どこに行っても通用する人なんじゃないかと思わされる。

まだアメリカは担当したことがないという。確かにあの国はでかすぎてひとつの要領だけでは通じなさそうな気がする。でも配達ピザなんかが文化として定着していない国にもCEOとして赴任したことがあり、成功に導いてるんだから何をやっても上手く行きそうな気がする。バイト上がりでここまで来たというんだからたまらない。

そしてぼくはこの見逃し配信を見てて、途中からTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの表題にした歌が頭の中でずっと流れていた。
この歌はたぶんハリウッド映画なんかでロードムービー呼ばれるような、道がとりあえず敷かれた以外になにもない、事故ったり怪我したらどうすることもできないあの恐ろしい荒野をバイクで疾走するイメージだと思うんだけど、なぜぼくの頭の中でザーピーと結びついたんだろう?

この歌ではmotorcycleつまりバイクが歌われてますが、ドミノ・ピザにおいてはバイクじゃなくて自転車が使われます。一応電動です。なのでmotorBicycleですね。

配達といえばバイク一辺倒なイメージがありますよね。自転車はちょっとそこまで速さにコミットできないイメージがあるんだけど、ドミノ・ピザはこのバイクと電動自転車を組み合わせた配送サービスにより、20分以内の届けを実現している。オニゴーもバイクメインじゃなかったりしましたっけ。

職の業として自転車を使うのってどんな気持ちになるんだろうか。

職や業において自転車が関わるには、パターンが2つあるとぼくは想います。それは

・職の業をやりにいくための場所へ自転車を使う=運動のための自転車
・自転車を使うことが職の業である=自転車がもしその場から失われたのであれば、その人員も同時にいる意味がなくなる

です。

ドミノ・ピザは後者です。でも確かに、電動じゃない自転車よりは電動な自転車のほうがやる気が出る気がしますね。このような言い方をすると、ぼくが後者の目的で自転車を使う職の業についてマイナスイメージを持っているように感じられてしまうかも知れないけど、そういうわけじゃなくてぼくができないだろうなというだけの話です。

なまじ自転車を趣味にしてしまっているため、働きに遣うにあたって抵抗感が芽生えそうだというイメージです。だけどぼくは電動自転車を一切使ったことがないから、その部分で(自分の筋力を当該職務を遂行するに当たってのコンセンサス条件としなくて良くなる、という部分において)コンセンサスが得られる可能性はあるかも知れないと思えた。

くそ偉そうな上から目線ですが、自分の筋力を犠牲にしなくていいなら配送業ができなくもないかな、という言い方になる。そんなん向こうから願い下げだよと思いますが……

単純に趣味で自転車に乗るのと、職務として自転車に乗る場面をもし持たなければならない場合、斯様な使い分けでもしないとやってられないのかも知れない。使う脳の場所が違うとかで気分転換ができるのかも知れない。その程度の違いぐらい、電動とそうじゃない自転車の差として実在してて欲しい。それぐらい電動って高いですよね。

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