見出し画像

魔法天使もるみと痛車(PUIモル10話予想)

ぼくら視聴者は羊毛フェルトアニメPUI PUIモルカーの最新話を明日に控えています。

最新10話予告から内容を考えよう

そして3/2には既に予告が。9話解禁日当日に予告が発表されているため、書こうと思えば一週間早く書けるんですね。

ぼくは外的要因に思考領域を侵食されないように心がけている=アニメ上からしか得られる情報しか取得しないようにしていて、例え番組情報を発信するサイトやアカウントがモルネームを公表しようともモルたちの名前とかを知らないままでいるため、「アビー」と言われても誰のことなのかさっぱりでおります。

視聴者としての監督への気遣いについて

むやみに情報を仕入れないようにしている理由ですが、例えば2分アニメの製作者であればその2分だけ見れば表現したいことが伝わるように創っているはずであると思うからです。

映画のパンフレットやインタビューなんかで補足しなければわからないことがあるならば、製作者が自身の表現力不足を認めたことになるようなもの。ぼくら「見る側」がいくら出資者やスポンサーとの契約だからって彼ら製作者が半ば強制的に連れてこられた映画論評サイトやチケット関係のサイトでおこなわれたインタビューを読んでしまうことは彼らのプライドを傷つけかねない行為であるようにすら考えます。

もちろん……流石に突飛と言うか通常の常識からはそこそこ逸脱した考え方である自覚を持っているため、「映画公開前までに製作者が登場したメディアは隅から隅まで例外なく目を通す」という思想をお持ちの方が居たところで自分の主張を押し付けようとは思いません。お互いの根幹の部分で干渉しないのであれば、そのお相手さえ良ければともに映画を見に行って、映画館から出たあとに話を聞きたいくらいにはそういったお考えにも興味があります。

この段落は何のためにあるのでしょう。

物語の舞台は渋谷から秋葉原へ - 痛車 -

アビーは塗装されてしまうようですね。いわゆる痛車(いたしゃ)というもの……

アニメ・ファンといいますか特定の2次元キャラクタが好きでやまない人が自家用車のドアやフロント、ボンネットとかにそのキャラクタ絵を印刷……なのか塗るのかわかりませんが、とにかく乗用車の外見を通常とは違う状態にすること、された車のこと……

明確にイタ車の定義なんてあるのかと少し調べてきました。

車体にアニメ、ゲームのキャラクターやロゴが印刷されたステッカー、シートを貼り付けるなどして装飾した自動車の総称。所有者が「おたく」であることが一目瞭然の「痛々しい車」を意味する造語で、イタリア製の車の略称「イタ車」に掛けているともされる。「萌車(もえしゃ)」とも呼ばれる。2008年に日本の模型メーカー、青島文化教材社が商標登録している。日本では愛好家がカスタムした車を披露するイベントも開催されており、近年はドイツなど欧州諸国にも愛好家が増えつつある。

小学館の辞典とかにも平気で掲載されていることに驚かされます。商標は自動車メーカーではなく、模型屋さんが取得されているんですね。塗る技術を持った会社が登録したようなものなんでしょうか。

至って普通のビジネス感あるTPOを持ったホームページでしたが、

イタ車のための工具?を売っていらっしゃるんですね。イタ車を創るには技術が要る(その外見的な完成度=キャラクタの絵の再現度を拝見するに、局面なんかに性格に印色する技術は一筋縄のものではないという想像はできますが)。

リンクの順番をミスってしまいましたが、上記はどちらかというとプラモデルを痛車にする技術、こちらの商品だと

「水転写」というテクが使える道具であるようです。かわいい美少女の絵を車のボディに貼り付けるには、恐らくこの技が必要なのでしょう。

近年は痛バとかもありますね。

最早「痛い」系文化は男女問わず一般化していくのかも知れません。

魔法天使もるみ

また、市街地のアニメ専門ショップに掲げられたフラッグから伝わる魔法天使という世界観……ぼくは前回のモル感(アニメ・PUI PUIモルカー観覧後の感想文)で「スケート少女のスピンオフなんてどうかな!?」みたいな半ば強引、無理矢理な感想を生成しました。

我ながら「よくやるわ!!」と思わずにはいられません。しかしながら公式がそんなもの(こじつけのような強引な想像)を上回ってきた。観客に与えるイメージの強さは少女漫画<魔法天使であるような気がします。いえ、児童向けアニメで勝ち負けを問うのはいくらなんでもナンセンスです。

ともあれ舞台は圧倒的に秋葉原。上記リンク先にも書きましたが前回はどうみても渋谷でしたね。JR東日本、山手線の存在を感じます。

現代漫画では物語内物語にすら丁寧に設定を整えてあげることが商品展開的な観点から必要です。今回のように、モルカーというアニメ内で登場した「魔法少女」というコンテンツに人気が生じた場合、モルカーのグッズ展開だけでなく当該魔法少女の杖とか……ポーチ……?とかを販売できるようになる可能性だってありますね。

それどころか、上記リンクと似た内容になってしまいますがコロコロコミックとか小学何年生とかで魔法少女のスピンオフが始められるかも。

ぼくはマジで拝見したことが無いので例に出すのが失礼かもしれないのですが、魔法少女リリカルなのはなんかはかなり人気があるアニメであったという歴史があるのを知識として知っているんですが、

もともとはとらいあんぐるハートというゲーム内のサブシナリオだったそうです。

コミックマーケットでも専用の島ができるぐらいなので、コンテンツ・マーケティングを手掛ける方であれば意識しない手はなさそうですね……

となると恐らく魔法少女になる前のもるみを魔法少女にしてしまう存在はモルモットなのでしょう。視聴者からは当該モルモットが本来は人類を脅かす存在なのではないか、モルモットの襲来さえなければもるみは普通の中学生として平和に過ごすことができ、地球の平和も守られたのではないか……という考察が重ねられる。見里さんのことなのでそんな簡単な話にすることはないとも思っています。

後記

やはり今回も白モルが割とわけのわからない目に遭わせられてしまう雰囲気が感じられます。ストレスあって泣かされる、ストレスあって泣かされる……

いつも書いているんですが、予想を外すことこそが放映を見てて1番楽しいことなためいつもどおり過剰にそわそわしながら明日を待ちたいですね。

お読みくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?