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西村といえば瑞樹以外にいない

ヘッダ写真をお借りしています。あまりポジティブな話じゃないからお借りするべきではなかったかも知れない。

西村といえば瑞樹以外にいない

ぼくはバーチャル的なキャンプ体験を味わうために西村瑞樹のムービーをよく見聞きしていました。

西村は営利目的を感じない、趣味をそのまま定点カメラで撮影しただけというような(きちんと編集はされています)ムービーをYouTube上で発信していて、よく一般に言われているようなキャンプ芸の人々を差し置いてキャンプカテゴリでは最強のコンテンツを西村が持っているとぼくは思っています。

ここ最近ヒルナンデスがかつての方向性と違ってしまって悲しい、みたいなことを言ってたんですが、極たまに盛り返すかも知れないという見解に徐々に変わっていた。

理由として年度替わりで多分ヒルナンの制作なんかしたくない新人が人事異動してきた、したくもない業の務に参加するんだから、面白いクリエイティブが生まれるわけもない。それを食らうのが全国の人間たちだったとしても本人は「なぜ俺がこんな三下仕事を」という恨み節で制作会社に出勤しているので改善可能性がない。もちろん全部想像です。ヒルナンに制作会社がついているのかすらエンドロールでぼくは確かめていない。

超然とステレオタイプなメタ視点で見るのであれば、そもそもヒルナンは主婦向け番組であり、家を開けている夫や子供の忙しさを補うための知識を放送局として担保することに第一意義があったりするのかも知れない。リモートワークのお供に見るような層への意識はもともとないのかも知れない。じゃなかったらジャニタレばかり出さないでしょう。

西村としゃべる人形

なんと西村がヒルナンでキャンプの達人という扱いを受けて登場した。

ここ最近のヒルナンが落ちぶれていると描写しましたが、斎藤工に歩かせたりワイルドスギをオードリーと歩かせたり「やればできるやんけ!!」的な企画があるにはあった。ただ打率としては2/10(2週間に2個当たりがある程度)ぐらいでしかない。

主婦層に訴求するプロフェッショナルとして西村が選抜されたことにぼくは喜びを覚えましたが、バーターがにこるんと子役と梅沢だった。ほかはいいとして梅沢は下手に自分の立ち位置を理解している人間であり、とにかく専門家である西村をけなし飛ばし文句を言えば高齢者なんかは面白がるとでもインプットされているのでそういうことを繰り返す。むしろ台本があるなら思いっきりそう書かれているのでしょう。笑ってはいけないバスの中にハッピーボーイの1仕掛けとして登場した時もそれを感じた人は多かったことでしょう。

梅沢はしきりに西村に対して先輩だから先輩だからと壊れたオーディオ・プレイヤーのように繰り返す。ジャンルが違う相手に対して強権を振りかざす。現代ではこれをパワー・ハラスメントといいますね。

おんながたが上手いらしかったですが、それと西村の舞台演劇には何の関係もない。何より西村は梅沢を含めた人間の講師役としてその場にいるわけです。したがいまして、ぼくがこの後梅沢のメンタルを極限まで破壊し尽くすような結論を野暮なことに言わなくても、このヒルナンの脚本における深刻な瑕疵がご理解いただけることでしょう。


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