見出し画像

イベントが急に延期されたらどうなるのか

周りのラブライブ好きな方々がイベントの中止を嘆いていました。

4月25日(日)に発令されました緊急~
≪該当公演≫
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th Anniversary LoveLive! ~LET'S GO WONDER TRIP~
【日程】2021 年 5月1日(土) 開場14:00/開演16:00
    2021 年 5月2日(日) 開場14:00/開演16:00
【場所】静岡・つま恋リゾート 彩の郷

次元メディアで地方を盛り上げるイベントが無くなってしまうのは何か寂しいものがあるように思います。静岡で開催される予定だったのは、アニメの舞台が静岡だったため。

地方とはいえ、首都圏からのアクセスが決して悪いとも言えないイベント開催地であり、

リンク先の説明からもわかるように掛川駅は東京駅から50分、名古屋駅から1時間、新大阪駅からは2.5時間という好条件の立地。

2.5時間かければ新大阪から掛川に行ける

2.5時間をどう見るかは個々人の主観にかなり依存してしまうかも知れないためなんとも言いづらいですが、2.5時間をまるまるつべ(YouTube)見ながらゲームで遊ぶなりなんなりで過ごせるのであれば大して苦ではありませんね。必ず座れなければいけませんが……

2.5時間といえば、参考文献すべて揃えられるのであればという前提こそあるもののnote一回分ぐらいも書けそうですね。なんならまさにいま自分が乗っている新幹線はどこから始まってどういう場所を通るからこういう景色が見えてすげえ、と書ければ一発立ち上げられそう。あくまで僕の基準ですが……

それよりも都合よく発着駅である新大阪駅に住んでいるなどというケースのほうがありえないため、まず家を出て新大阪駅に着く必要がある。こちらのほうが手間ですね。

アニメーション・アイドルのイベントに参加したことがないため上手に予想を立てることも出来ないと言いますかはばかられますが、人によっては恐ろしい量の手荷物、スーツケースなんかを持ち運ぶ羽目になってしまっては移動に夥(おびただ)しい手間をもたらします。

大人数の観光客を受け入れるための準備が報われなくなると

上記公式サイトによれば開催日程は二日間に渡っているとのことです。二日間どちらも参加したいということであれば、現地に泊まることを考える方も多いはず。2.5時間同じ荷物を持って帰るのは苦痛です。

2.5時間どころか現地から数千円支払ってシャトルバスで駅に向かい、新幹線に乗る。新大阪が目的地といいますかその方にとっての地元なのだとしたら、そこからまた家にかえらなければならない。20時ぐらいに現地をあとにしたとして0時ごろ家の風呂に入れれば上出来でしょうか。5/3はおそらく祝日として迎えられる人も多そうであることが救いではあります。

そのように考えると、あるいは初日である5/1の前日4/30に現地入りし、泊まる人さえいるかも知れない。つまり割と洒落にならない数の宿泊施設におけるキャンセル状況が広範囲に渡ってもたらされたのではないかと推測でき、開催県における経済効果が絶望的なものとなってしまった可能性が大きい。

輸送体制の強化

JRはイベントを見越してわざわざ臨時電車を用意し、時刻表以上の輸送ができるように増発していたようです。その臨時電車に乗ることを目的としているようなおそらく電車や路線が好きであると思われるYouTuberによる投稿がありました。

場所は本来であればステージが展開されるはずであったつま恋リゾートに最寄りの掛川駅。北側は1940年(昭和15年)に建てられた木造であることが伝えられます。当該chはかなりの知識を以て現地でレポートしている様子。

該当列車は掛川を19:54に発つ静岡行き臨時電車。後発として時刻表通りの20:03静岡行き普通列車を挟み、さらに20:12静岡行き臨時電車が用意されていることがわかります。ほか19~22時の間でかなり列車は増発されたと報告されています。体感的には普段の5倍だそう。

張り紙がしてあり、当日はこの臨時電車の扱いにより時刻表外の電車があり、発着番線に変更がある旨が書かれています。

上記チャンネルでも言及されていますが、イベントが中止になったからといって臨時電車を取りやめるわけにはいかなかった。ここからは予想ですが、臨時電車を運行するためにJR東海は運転者を的確に割り振った。つまり彼らは予定通り出勤する必要がある。イベントの中止が決まってから再振り分けするには翌日以降の出勤体制も割り振り直さなければならなくなる。したがって臨時電車はそのまま運行するしかなかったのかも知れない。

臨時電車には誰も乗っておらず(この掛川から乗る人のためにあるはずなので、乗ってこないのは当然ではありますが)掛川駅からほぼ誰も乗り込まなかった。静岡行きの臨時電車に乗ってみると、東海道線の静岡エリアではほぼ見かけないボックス席の電車であることに言及されます。やはり普段使わない車両が持ち出されるほど力の入った体制となっていたのでしょう。YouTuberからは詳しい車両の型番なんかについても紹介されました。題名はワイドショー的で集客にベクトルが傾き過ぎであるようにも見受けられますが、内容は合理的だったり関係各社への畏敬の念が話されているためYouTuberとはいえそこまで不快感はないかもしれませんが、ぼくが普段(勝手に)紹介───────といいますか話の中で引き合いに出させてもらっている───────させてもらっているYouTuberの方々とは傾向が著しく異なるため、ご視聴の際にはお気をつけ下さい。

車両を渡り歩いても無人であることがわかります。静岡西部の宿泊施設が受けた経済的衝撃(金銭が発生してない状態なので損害といいづらい)を象徴しているようです。

ほか、さらに静岡まで進む途中の藤枝駅で下車し迎えた静岡行きの車両は本来であれば浜松発掛川行きであったそうで、本来であれば存在しない。しかしながら掛川行きを静岡まで延長したという措置が摂られたそうで、普通列車として扱われ本来通らない場所まで進むことになった。

後記

2次元メディアに親しんでいる身からすれば地域産業を盛り上げ、2次元メディアに縁がなかった層にまで親しんでいただかないまでも抵抗とかネガティブな感情を少しでも薄くしてもらえるような大規模イベントがまた円滑に開催されることを祈るばかりです。

今日もコンビニエンスストアとバーチャルYouTuberが組んだノベルティのために買い物をしてきたほどです。ただ関連商品であるリポビタンDのような甚大な量の精製糖が含まれた覚醒飲料はあまり飲まない生活をしているためそちらに難儀するということがありましたがこちらは別件でありまたいずれ……

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?