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【札幌でワーケーションしよう】秋の札幌で叶う完熟野菜と新鮮魚介を味わう豊かな暮らし

4年間で国内外の92都市を仕事をしながら転々と暮らしてきたJuliaです。

ワーケーション=ワーク (Work)+バケーション (Vacation)の造語です。私は2016年頃、会社員時代に会社に交渉してこの働き方を実践してきました。

マガジン "リモートワーク時代到来! さあ、世界でワーケーションしよう!" では、私が滞在した世界の都市から毎回1都市ピックアップし、滞在方法や快適さ、現地で楽しめる観光地やアトラクション、エピソードなどを紹介しています。

12個目の都市には、北海道の札幌をお届けしたいと思います。

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札幌のワーケーションは2回目。前回は2018年の11月にここを訪れました。当時はAirbnbの数がまだ少なく、めぼしい物件が見つからなかったため、ホテルに宿泊しました。

ところが2020年現在、札幌のAirbnbは件数が増えただけでなく、コストも下がり、インテリアなどのクオリティもあがっています。ということで、今回はAirbnbの1室にステイしました。

札幌でどこに滞在する?

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私が今回札幌で滞在したのは、繁華街のすすきのエリアと菊水エリア。菊水エリアは治安が悪いという情報がありましたが、特に滞在中に危ないと思うようなことはありませんでした。

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どこの物件も綺麗で過ごしやすく大満足だったのですが、1点あげるとするならばどこも食器が小さい・・・。効率を考えてのことだとは思いますが、八百屋で買ってきたカラフルな新鮮お野菜たちをもう少しゆとりを持って盛りたかった(><)

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海外のAirbnbにはワイングラスが必ずありますが、日本はあるところとないところ5部5部くらいです。なので最近は100均で調達することも・・・。

札幌で何が楽しめる?

公園で美しい緑を楽しむ

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札幌には公園がたくさんあります。中でも素敵だったのはススキノ近くにある都会のオアシス中島公園。

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公園内には明治大正の華やかな時代を彩った西洋館の豊平館があります。結婚式は否定派でしたが、この洋館で大正浪漫風のワンピースを身につけてならしてもいい!と思ってしまいました。

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北海道大学のキャンパス内の緑も美しいです。写生をしている人もちらほら。東京ドーム38個分というだけあってとにかくひろ〜い北海道大学。レンタサイクルをしてキャンパス内を巡るのもいいですね。

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北海道神宮や円山動物園に隣接する場所に円山公園があります。神社があるだけあってとても気のいい公園です。杉の木がたくさん植わっていたので、花粉症の時期は辛いのかな?神社の入り口付近には六花亭神宮茶屋店があり、ここで焼きたてのお餅判官様を1個100円で購入できます。

9月の上旬。まだ緑は青いですが、これから秋が深まるにつれて木々が色づいていくのでしょう。四季を味わえるのも公園の良さですね。

サッポロビール園でビールの歴史を学びながら1杯

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サッポロビール園はビール好きにはぜひ訪れていただきたい施設。サッポロビール博物館ではビールの醸造方法だけでなく、ドイツで醸造を学び日本に伝えた中川清兵衛の熱い仕事ぶりを歴史年表とともに振り返ることができます。

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ビール好きの方はもちろん試飲もできますよ。

北海道グルメを堪能する

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北海道は回転寿司でも魚の新鮮さが一味違うらしいというのは定説ですが、これを実感したのは2年前のトリトンでした。

今回はいくらがなんとも絶品でした。私的北海道バリューを感じることができる寿司ネタといえば、イカ、活つぶ、ホッキ貝。もちろん旬のものを食べるのが一番です。

その他回転寿司では根室花まるはご当地ならではの変わった寿司ネタもあってオススメです。

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札幌といえばスープカレー発祥の地とだけあって、スープカレー店がひしめきあっています。盛り付けも味も野菜のボリュームもどこもハイレベル。3店訪れて個人的に最も好みだったのはスープカレーKINGでした。

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北海道の三大グルメといえば、3つめはジンギスカンですよね?私ラム肉はもともと苦手だったのですが、生ラムは羊独特の臭みがなく美味しく食べられます。伺ったのはエゾジカなどラム以外のお肉も楽しい山小屋さんです。

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北海道初のスイーツといえば?そうです、六花亭です。六花亭というとマルセイのバターサンドというイメージがあったのですが、円山エリアにある六花亭の喫茶室では素朴なケーキをいただくことができます。

野菜が美味しい北海道は自炊も楽しい!

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北海道に移住した知人と会った時に、北海道の回転寿司の美味しさなどを伝えると「北海道は魚介よりも野菜が美味しいよ」と意外な反応をいただきました。前回の滞在はホテルだってので、野菜を購入して調理するということができなかったので、今回はairbnbで存分に野菜を楽しみました。

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北海道のお野菜、北の肥沃な畑で育っただけあってか、知人が言っていたようにかなり美味しいです。本州で食べる野菜の1.5倍くらい糖度が高い気がします。特にトマトや人参はその差を大きく感じます。

昼夜の気温の差が激しいほど野菜の糖度は高まると言われていて、北海道産の野菜がおいしい理由はそこにあるのです。また、北海道の日照時間は日本最長のため、光合成によって糖分を溜める時間が長くなります。日中蓄えた糖分を夜に使う事があまりないため、“甘み”が蓄えられたまま育ちやすいのです。(ここから引用しました)

またお野菜も関東に比べるとかなりリーズナブルです。

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もちろんお魚や魚介も最高ですよ!ただ二条市場や公設市場などの観光スポットは少し高いような気がしました。Google mapで調べて入った地元のお魚屋さんはハズレがなかったです。

上の写真は魚勝さんです。こちらで塩水うにを購入しましたが、雲の上を歩いているのかというくらいふわふわで悶絶しました。

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カラフルなミニトマト。赤はアイコ、紫はトスカーナバイオレットというそう。グリーントマトも含めて、フルーツのように甘かった。

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私、白身は昆布締めしたい派なんです。この時期には珍しいゆずも手に入れたので、ヒラメを昆布締め。しっかり昆布の味がついた時は悦に入ります。

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魚勝さんで調達したものたち。余市の塩水うにに、先ほどの昆布締めしたヒラメ、そして活つぶです。この日の食事、控えめに言って最高でした。

レンタカーで近隣の観光スポットへ

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北海道はでっかいどう!ということで、目一杯楽しみたいという人はレンタカーを調達した方がベター。1日遊びたい時はレンタカー会社、半日ならタイムズとかを利用してもいいですよね。

上の写真は千歳空港の近くにある支笏湖。湖は透明度が高く、青緑の模様がなんとも美しい。サップやカヌーをしている人がたくさんおりました。

訪れた際は、支笏湖で釣れるチップ(ヒメマス)を食してみることをお忘れなく。

旬の果物狩りを楽しむ

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余市にはさくらんぼや桃、りんご、なし、プラムなどを栽培している果樹園があり、ここで果物狩りを体験できます。

私が訪れた時は、桃、プラム、ブルーベリー、プルーンが収穫できました。取れたての桃にかじりつける幸福感ったら。

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#積丹ブルー を見に積丹にも足を伸ばしてみました。うに小屋があるという噂を聞きつけて言ったのですが、うに小屋はありませんでした。でも、海沿いで焼きつぶ貝やホタテを楽しむことができましたよ。

2020年白老町にオープンしたアイヌ民族博物館ウポポイ

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アイヌ民族博物館のウポポイにも行ってきました。スケールが大きく、施設は整っていて面白かったです。アイヌの人々の家が再現されていたり、踊りや歌、楽器演奏、ハンティングの仕方など、生活や文化を知ることのできる施設でした。アイヌ文化に興味がある方はマストゴーです。

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帰りはホッキ貝の産地である苫小牧の海鮮市場に寄り道して、ホッキ貝とうにを調達して帰りました。

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ホッキ貝、今まで食べたものの中で一番甘くて美味しかったです。旬のものを地元の人と同じように食べられるのが、ワーケーションの醍醐味ですね。

札幌のノマドスコアは?

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以上が北海道、札幌のノマドスコアです。正直冬を体験していないので、天候や気温のことを考えると、寒さが苦手な人には向いていないかもしれません。そんな人には夏から秋の札幌はオススメです。

また札幌は地下網が発達しているので、冬でも地下を歩くようにすれば耐えられるような気がしています。

とにかく食べ物のクオリティーが高い。野菜と海鮮は日本1じゃないでしょうか?Airbnbなどの住環境もコスパが高いと思います。仕事ができるようなカフェも各エリアにあるし、ワーケーショナーにはぜひオススメしたい土地です。


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