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【アフターコロナの仕事術】AIの導入で人と仕事をしない未来がやってくる

コロナウィルスの流行で自宅から働くリモートワーク化が加速しました。私はこの流れの中で、早くて1年後、かかっても3年後くらいには人と仕事をしない未来がくるのではないかと考えています。

というのも自身の経験談で、3年前から大規模案件を一緒にすすめている海外のクライアントがいます。それこそ去年まではチームの人とのメールやSkypeなどでのやりとりだったのですが、今年からシステムが導入され、何かイレギュラーなことが発生しない限りチームとのやりとりなどはなくなりました。

評価や追加指示などは人が操作するという点で完全自動化がなされているわけではないのですが、タスクの管理と進行はシステムが行い、評価に関してもツールが埋め込まれてるので、従来必要であったマンパワーが必要な部分は大幅に削られています。

しかし近い将来、AIの精度が上がり、管理職のポジションを担えるほどになれば完全自動化される日がやってくるでしょう。

最初は人とのやりとりが極端に減ったことに驚いていたのですが、進めていくうちに慣れたというか、当たり前になりました。

人と仕事をするは善か悪か?

「チームで団結して仕事をすすめていく」の強要はこれまでは一般企業では常識だったように思います。業種や職種により一概に善か悪かとはバッサリ言えないところもありますが、リモートワークができるような職種では、私に起こったように、徐々に人間ではなくシステムに管理されひたすらに成果物を上げていくということが主流になってくるのではないでしょうか。

人とのやりとりがなくなるとストレスが減る

善の部分を語るのであれば、圧倒的にストレスが減るということはあると思います。リモートワークになって、ストレスが減った、なくなったという人は少なくないのではないでしょうか?嫌な上司が会社にいる場合、毎日顔を合わせる必要がないというのは精神衛生上とても良いことです。

毎日出社は精神衛生上不健康であることが多い

ストレスの9割は人間関係というのは定説ですよね。私も今まで働いた組織で人間関係のストレスがないという組織は皆無でした。もちろん個々はいい人なのですが、人が集まれば好き嫌いもあれば、誰がどうだという悪口、噂話、どうしても人間ドラマが生まれてしまいます。会社員たるもの利益を出して会社の売り上げに貢献することが目的なのに、人間関係が足を引っ張るということも少なくはありません。

もちろんやる気やモチベーションを引き出してくれる優秀な上司、高めあえる同志などがいる場合はプラスに働くこともあるでしょう。

システムに根回しは効果なし、完全公平評価がはじまる

好き嫌いで評価をされるということもないので完全に公平です。同時にシステム評価の時代は根回しなどが通用しません。文字通り完全成果主義が実現されることになりますが、そうすると雇用形態も変わってくるでしょう。

会社所属型からプロジェクト型へ以降

従来の会社に所属するという社員制度というのは徐々に解体されていくのではないかと思います。会社の役割の社会的意義としては、社員の生活の面倒をみるというところがまだ大きいと思いますが、利益追求という面では人を雇うよりも優秀なシステムを導入した方が効率的でしょう。社内のプロジェクトはシステムで管理し、プロジェクトごとに必要な人材を雇うということは初期段階ではありそうです。一時期フリーランス活況時代がやってきそうですね。

ゲーミフィケーションでモチベーションアップ

「人と一緒に仕事ができないなんて!」と嘆く人もいるかもしれませんが、きっとすぐ慣れることと思います。先ほどもちらっと触れたモチベーションに関しても心理分析は今後AIの得意分野になってくるかしら?と。例えばプロジェクトはゲーミフィケーションされ、アドレナリンスポット、ドーパミンスポット、セロトニンスポットなど巧みにシナリオが構築されるのではないでしょうか?仕事をしているというより、ゲームをしている感覚で没頭できるようになるかもしれません。

AIの自律化までどう働くか?

という妄想も、AIが自律化するまでのグラデーションです。アメリカでは47%の会社がプロセスに少なくとも1つのAI機能を組み込んでいるという記事にもあるように、時代の流れはそっちに向かっているということを身を持って体験しています。

人と働かない未来、いかがでしょうか?












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