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炭水化物とプロテインの関係

炭水化物シリーズ①では
 糖質を摂取すると分泌される
 インスリンは
 筋たんぱく質合成よりも
 分解抑制に強く関わっているいるので

 せっかく筋トレをして得た筋肥大の効果
 を持続させるためにも糖質の摂取は重要
 という事をお伝えしました。

今回は
 個別の研究から
 炭水化物とPROTEINの摂取での
 体組成や筋トレ効果についてお知らせします。

この研究は
 2015年に発表されたもので
 週2~3回、全身の筋トレを12週間行いました。

 トレーニング後の栄養摂取として
 ① PROTEIN30gのみ  22名
 ② 炭水化物のみ     21名
 ③ PROTEIN+炭水化物 25名

 を摂取し様々な効果を確認してみました。

すると


 【最大筋力の変化】
 ・全ての栄養摂取で12週間のトレーニングで効果あり
 ・3種類の中では
  炭水化物+タンパク質の同時摂取で
  一番変化に差はあるが統計的な有意差はなし
 ・筋トレをする事+栄養をちゃんと摂取する事が重要

【大腿四頭筋の筋肥大の変化】
 ・同じような変化でした・・・
  以下割愛。

この研究での12週間の変化量では
 “炭水化物+PROTEINの同時摂取”が
 一番変化量は多かったです。

 でも、炭水化物だけでもproteinだけでも
 統計的には有意差はありません。
 どれも同じような効果ありでした。

しかし・・・

トレーニング後のみ決められた栄養摂取だったので
 ・トレーニング日以外の栄養摂取は?
 ・24時間でのトータルのprotein摂取量を増やしたら?
 ・もっと長い期間で比較すると?
 
  など
  この研究への検討事項が多々ありますが

この研究から得られたこととしては

『まずは、しっかり栄養摂取する事が重要!!』

 という事ですね。

この後は
 同じ研究から、筋力ではなく
 “全身脂肪量の比較”
 についてお知らせします👆

では、この後をお楽しみに!

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