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映画『クリミナル -2人の記憶を持つ男』観る。-3行ポジティブ日記

『クリミナル -2つの記憶を持つ男』観る。
◆ストーリー
CIA諜報員のビルは国の最重要機密にハッキングするハッカーの行方を捜索。しかし居所を掴んだ所で殺されてしまう。ハッカーとそしてそのハッカーと手を取り合う反政府組織を捕まえる為、殺されたビルの脳をある男に移植し、ビルの記憶を手掛かりに行方を追うのであった!

◆物語の展開
脳移植を受けたのは刑務所に服役中の囚人ジェリコ、彼は生まれつき感情や社会生活という概念がなく、法律、ルールといったものも彼の中に存在しません。人間の皮を被った猛獣・野生児という感じです。そんなジェリコがビルの記憶を移植され徐々にビルの記憶が自分の脳内で復元される中で感情が芽生え始め、自分(ビル)を殺した恨みから組織の行方を追って行きます。

◆感想
感情や社会性の無い人間=赤ちゃんだなと思いました。そして人は赤ちゃんのままでは生きていけません。脳移植を受けた直後のジェリコは荒くれた人間性はそのままに、CIAに協力する事なく直ぐに脱走してしまいます。車が欲しければ目の前の人間を半殺しにして奪うし、腹が減れば飯屋で無銭飲食します。それを咎めた者も殴り飛ばします。このジェリコの振る舞いは自由と言えるでしょうか?私たちが自由に生きたい!とジェリコのような振る舞いをすれば即座に逮捕されちゃいます。

つまり、「自由」とはジェリコのような振る舞いではなく、「自由」とは法律とルールがあり、それを守る社会性があって初めて成立しているという事を改めて思いました。

映画のラストシーン、全ての決着が着いた後、CIAのチームリーダーが部下の問いかけにこう答えます。「このあとジェリコをどうしますか?」「雇うつもりだ」そこで映画の幕が閉じます。感情と社会性を身に付けたジェリコが今度は社会人としてやっていくのでしょう。まるで人の一生を描いたようです。そんな事を思いました。

今回の映画感想は下記の書籍から得た切り口から感想を書きました。

父親殺し(父を乗り越えて子は大人になる)
https://note.com/fusigi_note/n/n0baec331ee8a

<3行ポジティブ日記>
・ギター練習17日目!
・筋トレ+有酸素運動した!
・映画面白かった!なんか深く観えるようになってきた気がする!


今日もいい日だ!

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https://marshmallow-qa.com/jeunesse_f?utm_medium=url_text&utm_source=promotion

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Q.ファッションセンスってどうすればいいの?
https://note.com/fusigi_note/n/nfce0200c2e7b


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