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19:ひとりぐらし

こんにちは、yuyaです。

今回は、実家暮らしからひとり暮らしへ挑戦した際の、心境を記事にしました。

家に居られない

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自身がひとり暮らしを始めようとしたきっかけは、

ある想いが起こり始めたからでした。

「自分が両親にできる恩返しはなんだろうか」

以前記事にしましたが、

私は家庭環境に恵まれていました。

引きこもる私を受け入れてくれましたし、

経済的にも精神的にも、多くのサポートを受けることができました。

ですが、たとえ就職したとしても、この先実家に居続けることは、

両親の負担になるのではないか。

との思うようになりました。

また一方では、実家に居続ける自分が恥ずかしくもありました。

きっとその気になれば、一生実家に居続けることができます。

家族もそれを許してくれるでしょう。

自身の生活を変えて自立したところを見せるのが、

自分にできる親孝行なのではないかと、

考えるようになりました。


就職を期に

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就職が決まり、一年ほど働いたところで、

私はひとり暮らしを始めました。

恥ずかしいことに、引越しにあたって親から資金援助を受けました。

自立の文字はどこへいったやら...

親への仕送りで返済はしましたが、

仕送りを持っていくと、いつも受け取りたくないと言われます。

それでも半ば強引に、仕送りしているのですが、

この過程も、お金を自分のために使って欲しいと言う想いを感じます。

私は仕送りをすることが自分の望みなので、

言われてやっているわけではありません。

ですが、私にもし子供ができたなら、同じように考えるでしょう。

自分のお金は自分自身に使って欲しい。

資金の援助はいくらでもすると。


初めての生活は、

ある程度こなすことができました。

思っていたよりも暮らすこと自体は簡単でした。

元々持ち物を極限まで少なくしていたので、

荷物もあまりなく、

質素ですが最低限の暮らし、といったところです。


怠惰な自分を見つめる

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暮らすことに慣れてしまうと、自分のだらしなさが浮き彫りになりました。

誰にも注意されませんし、基本的に家には誰も来ないので、

整理整頓がされなくなるのです。

ですが片付けの魔法を携えた私は、その部屋の状況を見て、自身の心境を考えることができるようになっていました。

乱れが大きくなってくる時は、自身の心境が乱れているサインです。

部屋を見渡し、必要ない物を全て捨てることで、落ち着きを取り戻す。

そんな生活を続けていました。

ですがやはり、性根の部分はなかなか変えられない物です。

私には天性のだらしなさが備わっているようです。

片付けて部屋の中が空っぽになっても、

少し経てばまた、物が散乱するのです。

片付けの魔法は実践できていませんでした。

要らない物を捨て切れていなかったのでしょう。

そして人の目に触れない環境が、

だらしない私を加速させているのでしょう。

皆さんはひとり暮らしのご経験がありますか?

自由ですが、自身に悩む時間も増えます。

自分を律する物が自身の中にないと、

最終的には破綻してしまうのではないかと考えています。

だからこそ、私は他人のために頑張れる自分でいなければ。と思っています。

自分のためだけには頑張れなくとも、

他人から必要とされることは喜びを感じますし、

やりがいがあります。

自己犠牲ではないのかと意見もあるでしょうが、

それは違うと、私は思います。

人は社会に生きています。

ですから、必要とされない人間は社会的に無価値なのです。

「うまく利用されて捨てられる」

そのような経験を私自身何度もしていますが、

その経験があるからこそ、信じるべき人間を知ることができます。

ここまでは、あくまで私の価値観です。

正しいとは思いません。

あくまで一つの意見です。

ですが、自分の行動規範を持つことが、

一人で生きていくためには重要なのではないでしょうか。


つづく