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20:メディアの思う引きこもり

こんにちは、yuyaです。

今回は、世間一般に引きこもりがどのように思われているのか、私の考えを交えて記事にしていきます。

やっぱりマイナス

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やはり引きこもりというのは、世間的に問題とされる部分が非常に大きいでしょう。

引きこもって外界との触れ合いを遮断してしまうと、自身の価値観がどのように変わっていっているのか、判断することができなくなります。

つまり、自分の考えが他人と比べてどのように違うのか、

分からないまま時間を過ごしてしまうのです。

この状態が長く続くと、自身の考えや取り入れる情報に偏りができてしまいます。

特にネット上の情報は裏付けのないものも多くあふれており、

そうしたものが主となる情報源になってしまうと、

人は簡単に差別的、高圧的になってしまいます。

自身の考えと違うものを排除したくなるのです。

同様の経験が私にはあります。

他人の意見は違って良いはずです。

それこそが多様性と言えるはずです。

ですが、自分と違う意見が自身の否定に聞こえてしまうのです。

自分の意見が通らないことに、恐怖を感じるのです。

それだけ、引きこもっていることは価値観の偏りを生み出してしまうのですが、

世間の声というものは、そのような環境でも客観的な意見です。

一般常識や世間体といったものが「引きこもりは悪である」といえば、その考えに無意識に従ってしまうのです。

常識といいう言葉がつくだけで、他の人々も同意見であるように感じてしまうのです。

引きこもりの際に触れるメディアとしては、ネットの次にテレビが挙げられるでしょう。

こちらも世間の声にとても大きな影響を及ぼします。

まとめると、ネットやテレビが引きこもりについてマイナスのイメージを流すと、その意見に流されるように、その問題に興味がない人々が同調し始めるのです。

その意見はとても強大です。

そして、引きこもっている自分自身も、その考えが正しいと思い込み、自分で自分を否定するようになります。

商売の道具にしてはいけない

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世の中には引きこもりを扱った書籍や、支援事業を行っている方がたくさんいます。

ですがその中には、ビジネスとして成り立つからそのジャンルを選択している人々がいることにも、注意しなければなりません。

私たちの住む世界は資本主義です。

資本主義ではお金がルールそのものです。

つまり、お金を持つ量によって、自由度が変わるということです。

そうなれば、お金を稼ぐ手段として人々が関心を寄せるものを選択することは必然的でしょう。

ですが、もし自身の引きこもりを脱却したい。

友人知人、子供の引きこもりを解消したいと考えているならば、引きこもり支援を謳う事業こそ注意深く見なければいけません。

それだけ、世の中はビジネスライクな自己満足の思いで溢れています。

私自身も将来的には、支援活動に携わりたいという目標があります。

だからこそ、良い環境を作り、信頼されるにはどうしたら良いかを考えています。

私が思うに、他人の利益をいちばんに考えられるかどうかが、その人を信頼しても良いかの指標なのではないでしょうか。

どんな事業も利益が出なければ運営していくことができません。

ですから、お金を儲けることは悪いことではありません。

だからこそ、その事業の背景や生い立ちを見る必要があります。

世の中には完成品が溢れているおかげで、その制作過程が分からないことがほとんどです。

どのような理由で事業を立ち上げたのか、わかりやすく伝えることは、それだけ信頼を得られるチャンスとなるでしょう。

自身の戒めとして、引きこもり支援はビジネスとしてでなく、機会の提供をする責務だと考えて行動しなければならないと考えています。

そのためには信頼関係を築くことが最優先です。

自身を理解してもらうためにどうすれば良いのか、

この先の目標として掲げていきます。


つづく