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【ミステリーの書き方】第1章 天童荒太 ノート・ノベリスト 課題図書 『メモの大切さ』

こんばんは♪匤成です。

空白の部分は残して 

あなたは気になった事を見つけたら、どうしていますか? 僕だったら、スマートフォンのメモ機能を使って単語を記録している。

この章で天童荒太は、1つだけアドバイスしているのがメモの大切さだ。ふらっと入ってみた古書店で見つけた、江戸川乱歩・松本清張による共著『推理小説作法』を挙げている。

この中で、“作家とはこれほどにメモを取るものなのか!”と驚いたそうである。

それから、お兄さんが読んでいた漫画で手塚治虫や石ノ森章太郎に出会い、作品を夢中で楽しんだそうだ。後になって気づいたことだが、その漫画家たちが用いていた「技法」こそがミステリー、サスペンスだったのである。つまり1から10までミステリーを書こうというのではなく、小説の中でうまく使いこなそうという事だ。

ただ、ぐちゃぐちゃと白紙に書き散らかしている先生たちもいるが、またあとで思いついたアイデアがすぐに書き込めるように、少し多めに空白を開けて、整理しながら書こうと勧められている。

僕の場合のメモ

僕が気になるのは、特に二字熟語と呼ばれるようなものだ。それは「かっこ良い」も何もなくて、難しい漢字が使われて読めないからだ。例えば、最近覚えた言葉の1つに【浩瀚=こうかん】と言う言葉がある。書物の巻数やページ数が多いこと。を意味するけれどパッと見では判らない。

国語辞典や漢字辞典も、読まなくなって久しい。あっても嵩張るし、果たして調べたい漢字があるのかもわからない。

僕はiPhoneの中国語の手書き機能を使って、指でササッと書いて検索している。 

ではアイデアのほうはどうか。普段はノートを持ち歩かないし、直筆の文字が大きいのでいつも横線を飛び出している。

短歌や詩の一場面になるようなものを見つけたとき、覚えておくか、iPhoneのメモ機能を使う。でも機械に記しておくのも、漢字や言い回しを手で書いて覚えられないので少し寂しい気もしている。

歳時記もそうだけれども、昔ながらの難しい言い回しや漢字を使った言葉を調べる辞書もなかなかに高いですね。

匤成でした。


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