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note詩歌を集めましょう

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noteで「詩歌」カテゴリーができるまで、noteに投稿されている詩や短歌、俳句なんかを集めていきましょう。皆さんが見つけた詩歌の投稿、詩歌に関する研究論文など、自由に登録して、… もっと読む
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2020年11月の記事一覧

冬支度の温もり、それは

寒さがじわり、身に染み入る季節は 重ねた衣が、一つの布団で重ねた人が 恒例行事のような木枯…

Smoke
3年前
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詩人・「まつお」さんのこと

「詩人・「まつお」さんのこと」  まつおサンは、詩人だ。 それも一日に、2篇や3篇も詩作を…

写真詩・丘の上に立つ1本の木

「丘の上に立つ1本の木」 僕は 丘の上に立つ 1本の木・・・ また秋が来たと 梢で囀る 小…

秋が好き・季節の中でいちばん好きなのは・・・

秋が好き 季節の中で・・・ いちばん好きなのは・・・ 春でもなく・・・ 夏でもなく・・・…

個人誌という思想の器

                   白島 真  今回はいつもよりやや個人誌が目立ったの…

shindesuyo53
3年前
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時代が吹かせる風に乗って

思うがままになれると疑わず 思うがままを見つけることもせず 思うがまま消費してしまった 私…

Smoke
3年前
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雨の匂い

 髪の毛は、柔らかい方が好きだ。  空気が混じった、体積をもつふわふわではなくて、  髪質そのものが柔らかい方がいい。  君の、やわらかな波が頬を撫でた。  肩口まで切りそろえた黒髪が、旅先の風雨でたなびき、流れている。  バス停、時刻表を凝視。  君の視線が――見つけた――という具合に固定される。  まばたきが愛おしい。  布地の天井から、こぼれ落ちた水滴が、まつ毛の上ではねる。  まばたき。  わたしを、勢いよく振り向いた君の頬は、膨らみ気味だった。 「

生活

‪生活にあこがれる‬ ‪食器をぬらしながら思う‬ ‪私の なかみを 私がえらんで‬ ‪私の…

スキー
3年前
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20世紀の詩ですが(1)

 双子座の月 エルンストは 冷静なのに 革命を信じている 拠点から野営 分裂 裏切り リオ…

尾方佐羽
3年前
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オンナゴコロ(詩)

女心と秋の空 変わりやすいというけれど 変わらぬところもあるのです 女心と書くけれど そん…

地主 幸
3年前
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ちょこれーとこすもす

青い空が染みるように 紅く溶けていく 大きな背中と 甘かったはずのちょこれーとこすもす

詩「部屋に蔦が生えている」

部屋に蔦が生えている 壁にも床にも天井にも びっしり生い茂ってる 少し歩く 絡みつく 外に…

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十一月三十日|短歌

かなしみの絶対量は変はらないやうでひとびとを行き来する 激情を持つたわたしのゐたことを知…

19

落ち葉踏み揺れるタクシー曲がり角日々も行き交い微熱の膜や #短歌