スキー

詩とか、諸々書きます。最近は短歌。24歳 勤め人。生き物と絵が好き。

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  • 自分のことについて/おすすめしたいもの

    詩以外の記事、自分のことについて書いた記事をまとめます。

最近の記事

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生活

‪生活にあこがれる‬ ‪食器をぬらしながら思う‬ ‪私の なかみを 私がえらんで‬ ‪私の かざりを 私がえらんで‬ ‪愛する人を えらぶ 手をつなぐ‬ ‪大人のいきものには 当たり前な時間‬ ‪早く生活がやりたい‬ ‪そうして、‬ ‪生活がめんどうになりたい‬

    • 残り日

      ピアスが貫通するカレンダーの穴に 間違いは無かったよ 飛び越える、春、夏

      • おもちゃじゃないから

        「こんなのが付いてきた」「ちゃんと食べてる?」あ、照り焼きになるよ、3・2・1・0

        • クリーミー

          きみが食べられているのを聴く✴︎黄色、とろりと落ちて目が離せない

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        • 自分のことについて/おすすめしたいもの
          7本

        記事

          小宇宙

          単純なことばを放つビッグバン お前のサイズによれば小宇宙

          体系化と単純比較の狭間で

          論文執筆と娯楽に追われて、ご無沙汰していました。 早いもので、自身の修士取得まであと数ヶ月になりました。とっくに社会人になっている大学同期の話を聞いて、「ついていけないことが寂しい」半分、「聞けば聞くほど楽しみになる」半分。ブラック企業とか、少し頭のおかしい顧客らが彼らを蝕むような話を耳にしても、それを実体験として語ることができる社会人への憧れは、強くなるばかりです。ゆっくり沈む船だとしても、そこに乗り込めたときの安堵感と無敵感は、リアルタイムでぬるま湯に溺れている学生からし

          体系化と単純比較の狭間で

          雑草

          「雑草はないよ。名前があるから」と言いつつメールを間引く夕暮

          短歌三つ【海】

          波が来た 蝉が来た 私が行けば、正三角に近い夏のきりぬき 「事故の音量がずっとして怖いよ」と 知らぬ花咲く窓に訴え もう何処に行っても同じだ 顎紐を舐められない僕は深呼吸を

          短歌三つ【海】

          側溝

          花飽きて雲へ潜りにいく 途中、休憩所にて仰向けで歌

          【就職試験 合格発表前のもやもやを吐き出すだけ】

          家の近くで、オオスカシバというちょっとだけレアな蛾に久々に会えて、涙ぐむ。 私はこの虫たちに、こうして偶然出会いたいから生きているんだなあ。そういう場所を守りたいんだ。そういう自分のエゴが、社会貢献に繋がる道を、色々と誤魔化しながらも探してきた就職活動。 もうすぐ終わる。 就職先が決まった後だと、今のぐちゃぐちゃの感情を、その結果に合わせてまとめようとするはずなので、いま書いておきたいのです。 私個人がどんなふうに就職活動をしていたか、できる限り加工しないようにして残したい

          【就職試験 合格発表前のもやもやを吐き出すだけ】

          低温火傷

          レンジに入らないから、トンネルでおでこの熱とか加えればいいかな

          低温火傷

          短歌2つ【日々】

          甘く硬いラスクへ自由に光る水しみて ふやけた穴と日々 駅の端と屋根にサンドされとろける陽があとの日をぜんぶ侵すの

          短歌2つ【日々】

          二重線

          大事か消去かわからない二重線 芯が折れた跡に新芽は

          赤と灰まぜたら肌と欲 玉ねぎみたいな奴はミンチとまぜる?

          ほうせき

          居酒屋の吐いた鋭角のかがやきが あけた穴から世界を見るんだ

          ほうせき

          あまくとがった

          奥歯の重心を突く角砂糖が言う「いつか終わるし大丈夫だよ」

          あまくとがった