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十一月三十日|短歌

かなしみの絶対量は変はらないやうでひとびとを行き来する

激情を持つたわたしのゐたことを知るひとたちが死ぬみんな死ぬ

閉塞を感じて踊り始めればグリースアップされゆく身体

くまぐまを洗ひ流して残りたるわたしも過去も躯体もつもの

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