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地域創生・活性化プロモーション戦略としてリピート施策が有効な理由と重要性。



○”寄附者”の心情に寄添う定期的なリピート施策が必要な理由。


近年、節税効果の高く、便利だと全国に認知し始めた頃から今では年齢層問わず寄附利用が増加傾向にある”ふるさと納税”ですが、自治体の中には「広告・バナーを色々出したり、カタログ送ったりしてるのに全然寄附額が上がらない」「同じ県の他地域へ寄附が集中しており、減収状態が悪化している」と1例に過ぎませんが、悩みを抱えている担当者の方も多いのではないでしょうか。

その原因の大半は1つ、主に寄附者に寄添う=『この地域って面白いな』『今度、長期休みの際に立ち寄ってみようかな』と思って頂けるような寄附者の心をくすぐる情報発信or定期的なアプローチが上手くできてない可能性が非常に高いかもしれません。

この記事を確認している自治体様は如何ですか?

現状、ふるさと納税の寄附者は『安い寄附をして高い返礼品が貰え、税金対策も出来る』とだけ思って、返礼品のみ確認し、寄附するのが殆どであります。所謂、Amazonや楽天でお買い物する感覚で使っているイメージです。
この状態であれば、自治体への興味度は薄いと思って下さい。

ふるさと納税の政策意図は『寄附者との関係値をより高め、地域を強く愛して、応援して頂けるファン層を増やす。付随して、観光人口や移住定住者も増やす』が目的だと思います。これを崩さないで、寄附者そして地域をよりよく変えていくには、間近でアピールできる【メルマガ】が効果ある施策だと言えます。

ただ、同じ内容・形で不定期にお送りするのは得策なメルマガ施策とは言えません。『寄附者の事を緻密に分析し、定期的に適切な内容をお送りする』が常に必要で、寄附者への返礼品紹介、地域・イベント・移住定住者・観光地紹介等は見やすく、画像付きで動画なんかも入れた形でお作りする方が、視認性が高まり、より地域への興味を持って頂ける層を増やす事が出来ます。

分析も新規だけを見るのではなく、リピータ(既存寄附者)の動向推移を中心に数値・グラフで追って月/年別で確認できる状態。そこからアプローチへ繋げる形をとらない限り、それに似た機能をシステムで使ってるとあっても無意味です。多角的な寄附者の分析を行っていくのが今のふるさと納税施策では大切になってきます。予算の問題等、障壁たるものがあると思いますが、
寄附者へ寄添う=寄附金+新規/リピート数を増やす施策は1年後、2年後の姿を形作る良い機会だと思い、チャレンジしてみては如何でしょうか。

○紙媒体で地域アピールは今や古い!メルマガで地域活性化に繋げる方法


5割ルールが適用された今、何処の自治体様も予算捻出するのが厳しい状況下の中、パンフレットやポストカード施策に100万程かけて実施している自治体様がいらっしゃるのをよく耳にします。がはっきり言いましょう。
貴重な僅かしかない予算を正直この施策にかけ続けるのは、余り変化が見込めないと思って下さい。理由として紙媒体は一回送って終わりとなってしまい、最終的な結果が追って分かりませんし、その後の寄附者アピールが出来ないので思った以上の成果が見込めず、とん挫する事がざらとあるからです。やはりここで必要なのは、『効果の見える化』になってきます。

紙媒体ではなく、メルマガで地域アピール

紙の場合、その場での効果測定が出来ませんがイメージをしてみてください。例えば、効果測定ができるメルマガが有ったらどうでしょうか?
1度寄附された方『既存寄附者』がどのくらい居て、新規寄附者はどのくらい、月/年単位での寄附額推移はどうか等事細かに分析、可視化する事が可能となります。それは、クリック率/開封率等から数値を算出して導き出した結果なので、正確性は高いです。私はここで言いたいのは、内部情勢への視点を強化するのではなく、域外つまり寄附者への外部情勢への視野を広げ、
”寄附者がどんな情報が欲しいのか、何に興味があるのか”が鮮明に把握出来る状態を構築する方が、今後新たな施策を打ち込む際は楽になり、より地域創生への力と寄附者への寄添いが強まり、地域の魅力は飛躍的に向上します。認知度も上がる等、美味しい環境が常に発生します。

既存寄附者の状況を正しく理解した上で、適切な「PR」を心掛け、
継続的に寄附者が『ここの地域が好き』と思って頂ける様な環境を常に構築しなければ、紙でお送りしても意味が無いので、インターネットが普及しスマホを使う人が増えた昨今、どんな時でも見れる様に施策をデジタル化してみるのはおススメです。

○返礼品の選定と地域情報


<返礼品選定>
ふるさと納税をしている自治体様で同じ県で似たような返礼品を掲載しているとこ多々ありますが結果を聞くと、返礼品の値段と知名度で寄附者が取られ、長期に渡り寄附額の減少が続いているとダメージを受けてる自治体様は結構、多かったです。やはり、返礼品競争は大きな痛手に繋がります。そこを解決するのもリピート施策と言えるでしょう。例えば、返礼品=その地域でしか手に入らないものや他の自治体と差別化出来る強みのある商品を選び、1度寄附した人に対し『(例)この返礼品もおススメですよ』と送る事で意識付けが出来ます。これを続ける事で寄附者は面倒な動作を踏まなくても、色々な新情報が確認できる他、自治体様では返礼品の見て頂く頻度も増え、寄附額・寄附者を増やせるため、相互利益としてWinwinな関係が作れるわけです。他で言うと、返礼品を製造・提供している"事業者様"の情報を織り交ぜて特定の寄附者へ発信する事で『この地域にいる事業者様はこういった返礼品を製造しているんだ、今度現地に行ってみよう』そう思って頂ける人も増やせたり状況によっては可能なので、例えば観光人口や移住定住者を各段に上げる事にも繋げていけます。

POINT
同じ返礼品ばかりを掲載しているだけじゃダメです。
分析結果を基に、地域特有の返礼品を寄附者へ紹介する。
又は、事業者や地域ならではの観光スポット/お店等を一緒に紹介するのも効果的です。

<地域情報>
地域情報発信は寄附者に認知してもらう絶好の場所です。
例えば、北海道とかだと自治体数が多い分、知名度が余り無い(端っこに位置している)自治体様とかは”観光情報が少なく、アピールできる返礼品も無い”と苦悩します。知名度が無ければ釧路や札幌等の有名処に押しつぶされてしまうのがおちです。そうならないためにも必要なのが、メルマガ配信を活用した定期的な地域配信となります。HTMLメール等で地域の拠点を指した画像や紹介文を入れて特定の寄附者へ配信したりする事で、寄附後も覚えて頂けその後も継続寄附に繋がっていきます。

POINT
「誰に」「何を」「何の目的で」を考えた上で新規/既存寄附者へ地域魅力を定期的に発信するのが良い結果を生むきっかけになります。寄附者も人間です。新たな発見で毎回違った内容/デザインを見るのは心躍るものです。しっかり、凝ったデザインで内容も返礼品だけ地域特集だけに偏らないで、バランスの取れたのを作るを心掛けるのがポイントです。

<弊社サービス ふるさとLab>
配信数は無制限でお好きな形で仕上げられる、独自開発のメルマガをご提供中。他にも、適確な分析ができる効果測定もございますので、リピータ施策を考えている、現状、お悩みを抱えている方は是非、以下URLよりご確認くださいませ!

□地域創生サービス「ふるさと-Lab」HP
https://ltv-lab.jp/furusato/




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