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J3サポーターの移動距離。東北 vs 九州!制するのは・・・?

こんにちは!Jリーグの再開が更に延期となった。その間に今期のJリーグについて、さらに詳しくなっておこう。

過去にJ1、J2のサポーターの移動距離について書いた。そちらについては、下記の記事を参照願いたい。

2つのリーグを見渡しても群を抜いているのは、やはりFC琉球のサポーター!全アウェイ21試合の総移動距離は7.1万km。これは想像に難くないはず。じゃあ、自分の応援しているクラブは、どのくらい移動するのか?J3に詳しくない方も是非ご一読頂きたい。

そもそもJ3のクラブって?

J3は全18チームで争うリーグです。その中にJ1クラブのU-23チームが3つ含まれます。北は青森県、南は鹿児島県まで、いい感じに散らばっています。J3の試合への年間来場者数も毎年増加。2019年には70万人を超える来場者数を記録。これからもまだまだ増加していく見込み。それについては、下記の記事参照。

移動距離の算出方法

Google Mapを使って各チームの総移動距離を算出。距離の算出は以下の4つをルールとした。①各クラブのホームスタジアム間での距離(例:味の素スタジアム→ヤンマースタジアム)。②全て車で移動。③最も短い距離。④総移動距離(往復)は最短距離×2

J3サポーターの移動距離ランキング

下記のグラフが総移動距離のランキングである。ある程度予想はしていたものの、上位のは東北 vs 九州のクラブの争いとなった。

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栄えある第1位のクラブは鹿児島ユナイテッドFCだ。やはり、九州最南端のクラブからの移動距離は長く、アウェイ全17試合を観戦した場合は4.2万km地球1周分を移動することになる。

地理的には比較的に近い、ロアッソ熊本が2位に食い込んだ。それでも3.6万kmとかなりの距離を移動しなくてはならない。

ランキング上位5位までは東北と九州勢が独占

東北からは、ヴァンラーレ八戸が3位にランクイン。3.4万kmとこちらもかなりの移動距離!続いて、いわてグルージャ盛岡がイン。愛くるしいマスコットのキヅールも応援に3万kmも移動するのかな?

そんな中、6位にランクインしたのは、岡田武史氏がCEOを勤めるFC今治。2020年にJ3に昇格してきたクラブ。実際に行ったことはないが、スタジアムの雰囲気とサポーターの暖かさは、ホリエモンのYoutubeチャンネルで伝わってきた。

J2での移動には有利だった長野県のクラブもJ3では・・・

同じ県にあるクラブでも移動距離のランキング差が生じる。対戦相手が異なるので、それはもっともである。AC長野パルセイロの総移動距離は1.8万kmでランキング12位/18位。一方、J2に所属する松本山雅FCは総移動距離は2.1万kmだが、ランキングは22位/22位。J2の中では最も移動の少ないクラブなのである。

しかし、平均移動距離(往復)では・・・・

下記に平均移動距離のランキングを示す。AC長野パルセイロは平均1,015km。松本山雅FCは平均1,007kmと大差がない。やはり試合数が多いJ2の方が過酷なリーグなのかもしれない。

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最も移動のない3クラブは・・・

こちらもJ2と同様の傾向となった。首都圏や関西圏のチームではなく、日本の国土の真ん中付近に位置するアスルクラロ沼津FC岐阜藤枝MYFCの移動距離が最も短い結果となった。これは、首都圏や関西などにクラブが偏っておらず、全国津々浦々移動しなければいけないリーグの特性なのかもしれない。

次回は、J1〜J3までのクラブの比較

ここまで、各リーグ毎に移動距離を比較してきたが、次回はJ1〜3までのクラブを横並びで比較してみたい。これまでも少し紹介してきたが、リーグの垣根を超えての比較も、なかなか面白い。次回も是非お読み頂きたい。

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