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私が恋した喜界島#7はじめての島巡り

喜界島一周ドライブ

島出身の同僚さんからお誘いもらって、はじめての島一周。甘えさせてもらい、車に乗せてもらう。
大まかに、空港がある集落から左まわりに外周道路を回ったドライブ。

まずは腹ごしらえ。

シリアスのフラッペが美味しいのよ〜と教えてもらい、シリアス集合。空港からすぐの場所にある喫茶店。
レトロでかわいい見た目にキュン。

コーヒー、軽食、パフェ、プリンアラモードなどを揃える純喫茶。
カレーとフラッペを注文。

シリアスフラッペ

ブルーハワイかき氷に、バニラアイスクリームと生クリーム。所々にいるフルーツ達。シャリっと爽やかかき氷と時々挟むクリーミーアイスクリーム。満足。

腹ごしらえを済ませて、出発!!

トトロのトンネル

トトロのトンネルと呼ばれる木のトンネル。
島にはこんな場所がところどころにある。

トンネルを抜けると海が広がる、このトンネルは私のおすすめドライブコースになった。

素敵すぎて、入り口でニコニコ


ウフヤグチ鍾乳洞

長さ30メートルほど、5分もあればぐるっと回れる小さな鍾乳洞。

戦時中、守備隊の防空陣地となり鍾乳石は打ち壊され、石筍は一部取り払われて今の形らしい。後から知った事だけど、ドラマ「遅すぎた帰還 実録・小野田少尉」のロケ地にもなっていたらしい。

入り口
中はライトアップされている
小さいけれど不思議な雰囲気はしっかり

ここもお気に入りで、私のおすすめドライブコースのひとつ。
一度だけ夜ドライブでここの前まで連れてこられた時は、山の中だから真っ暗で怖くて怖くて、車から降りられなかった。そんな思い出もある場所。夜にふざけて来るところじゃないです、、

私の1番のお気に入りポイントは
鍾乳洞から出たところのガジュマルの木。
晴れの日に行くと木々の間から降り注ぐ光がとってもきれい。

お気に入りの写真。


はじめての商店へ

山を下り、外周道路へ戻る。
坂嶺(集落の名前)にあるモリ商店へ。
今まで自転車で近くのスーパーしか行ったことがなかったから、初めての商店。

ひと目でこのビジュアルにやられてしまった。
ぼくのなつやすみ感満載の小さな商店。
かわいくて、ここもお気に入り。

ここで初めて買った、ヨーグルッペ。
南日本?九州?で売ってる乳酸菌飲料。名前だけ聞いてて飲んでみたかった!サラッとした飲み口のヨーグルト風味。美味しい。ドライブのお供に。
この後できる友達がヨーグルッペ大好きで、いろんな場面で飲むことになる。笑

小野津ビーチ

小野津という集落にあるビーチ。
岩場が多い喜界島の何ヵ所かあるビーチのひとつ。
夏には子どもたちが横の堤防から飛び込んだりしていたり、賑わっている。

5月の写真。
潜るのには冷たいけれど、脚を入れるくらいなら全然平気。

ここの横にあるベンチで海を眺めるもよし。
トイレも水道もあるから長く入れるし、ドライブの休憩地点にもなる。

伊実久の滝

上に湧水がでていて流れてくるらしい。
喜界島には湧水の場所が何ヵ所かある。どこもキンキンに冷たくて気持ちの良い場所。夏に熱中症になりかけた時に浸かりに行って治った人もいた。ピンピンして帰ってきて、よかった。

これとはまた違う時に森の中の流れる水に沿って歩いていったら、最後は木の根から水が滴り落ちている場所にたどり着いた事があった。上はそんな感じなのかしら…?

滝下に流れる水に足をちゃぷちゃぷしながら、見るのがおすすめ。

東北大震災で流れ着いた船

伊実久の滝のすぐ近く、海沿いにあるモニュメント。
東北大震災から約1年後に喜界島に漂着した漁船が置いてある。

このすぐ横の海岸線は山羊達が住む岩場。
いつもいっぱいいるのにね〜
と言われながら、私はまだ山羊の群れに会えていない…

むちゃかな公園

島の北側の高台にある公園。
小野津集落の海を見下ろせる景色がきれい。

むちゃかなというのは、女性の名前。
うらとみ、むちゃかな伝説というお話、むちゃかな節という民謡にもなっている。
琉球の統治下にあった奄美が薩摩藩の直轄になった時、薩摩藩のお偉いさんはウラトミという美人を現地妻にしようとした。逃れるために小船に乗り喜界島に漂着。ウラトミは喜界島で暮らす。ウラトミの子どものムチャカナは、ウラトミ似の美人で島中の男を魅了した。それに嫉妬した島の女達が、事故に見せかけムチャカナを海に落とした。母ウラトミもショックで自殺した。
そんな悲しいお話のムチャカナを偲んで建てられた石碑がある。

島の歴史は、日本ではなかった時代がある。
この琉球のときも、世界大戦後アメリカに統治された時も。歴史の教科書で偉大な人として習った西郷隆盛も、昔の島では嫌われていた。薩摩藩として統治していた時の労働が過酷だったらしい。
島がアメリカから日本に帰還された時は、本土に渡ると日本人ではないと差別をされていた時期もあると聞いた。

歴史に触れると、教科書の中のことがとても身近になって、一つの歴史にもいろんな見え方があるのだと知る。

今度違う機会に書こうと思っているが、喜界島に興味を持った人には"永遠の0"を読んでもらいたい。

よねもりストアー

横にあるダイビングショップがやっている?
島の北側のスーパーマーケット。
私はここのお弁当が好き。後、焼き芋もすき。
ダイビングショップでダイビングするか、滞在するかで食べられる、お母さんのごはんも美味しい。

この日はドライブに連れてきてくれた同僚のおすすめのミニトマトを手に入れるために!
ここに卸されているミニトマトが美味しいの。
喜界島のトマトはトマトらしい青味のある味を残しつつ、しっかり甘くて美味しい。おすすめ。

阿伝の珊瑚の石垣

台風が多い島の家を守る石垣。
沖縄とかでも見たことがあるだろう。
ここ阿伝集落の石垣は昔ながらの珊瑚でできた石垣が多く残されている。珊瑚が隆起してできた島ならではだろうか。
迷路のように入り組んだ集落は、探検すると面白い。
パパイヤやバナナの木、使われていない小屋や庭…
いろんな発見がある。

お気に入りの阿伝の公園

そんな阿伝集落の外周道路を挟んだ海沿いに飛び出るようにある公園。私のお気に入り公園のひとつ。
クルクルまわるタイヤの遊具がお気に入り。笑

お気に入りのタイヤ

おすすめのアンダギー

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更新少しお休み中。喜界島での生活が大好きすぎて、書き残すことに。島暮らしを身近に。旅の参考にもぜひ。

日本の南、九州鹿児島県喜界島。 奄美大島の東側。 地図を拡大するとポツンと出てくる小さな島。 人口7000人弱、島一周車で45分。 太平…

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