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心に火をつける、人生を変えた3冊の本

僕には記憶に残る本がいくつかあります。本との出会いは小学生の頃、ズッコケ三人組、かいけつゾロリ、スレイヤーズの小説を読んだあたりが始まりだと思います。それからの人生で、多くはありませんが、ビジネス書や自己啓発書など様々なものを読んで来ました。その中で、僕に影響を与えた本を3冊簡単に紹介します。

デールカーネギー - 人を動かす

人生の中で唯一父親に勧められた本です。タイトルからは自分の思い通りに他人を動かすみたいに思われがちですが、この本は他人に自分のことを好きになってもらうとか、興味を持ってもらう、人付き合いをうまくいかせる方法論みたいな内容になっています。

相手が喜ぶことを知り行動することで、相手も心を許して自分に良くしてくれる。そういった人付き合いの基本事項を、時が経っても変わらない原理原則に基づき、何十年もずっと愛され続けている名著です。

ピーター・セージ - 自分を超える法

自分の人生を豊かにするための考え方に『気付く』ための本です。特に世界観の章は必見です。あなたが大切にする価値観トップ3は何ですか?この問いに答えられない人は、自分のことをよく知れていないのではないでしょうか。

この本をベースに自分のことを考えることで理解し、理解することで人生のやりたいことや方向性に気付き、目標を立てることができるようになります。

目標や夢は無くても生きていく事はできます。しかし、目標や夢があることで、効率の良い成長を達成することができます。世の中は競争社会です。世間的にはいくら個のユニークさを問うたところで、仕事の現実は相対評価された勝ち残りトーナメントです。

目標にはすぐにはできないけれどもやり方がわかることを。夢にはすぐにできないしやり方もわからないことを。人生の質は、楽しめる不安定感の量に正比例するのです。

ダン・ゼドラ - 5(ファイブ)5年後、あなたはどこにいるのだろう?

この本との出会いは運命的でした。僕が20代半ばの頃、ビジネス書や自己啓発書から積極的にインプットを行っていたところ、本屋でふと真っ赤な背表紙のこの本に出会いました。人生で初めてジャケ買いをした本であり、これ以降ジャケ買いした本はありません。

本の内容は絵画のような、名言集のようなもの。カラフルなページに一言書かれているだけ。5分もあれば読破可能です。この本は、人生に火をつけるきっかけを提供する本です。知識を得るために存在する書物ではなく、目と脳と触感で想いを感じ取るユーザー体験を受けることができるものなのです。

夢や目標が無い方、人生に閉塞感がある方、楽しい人生を送りたい方。そんな方に目を通してほしい本です。

最後に

的を置かなければ、一生的を射る事はできない。
きみはいま、スタートラインに立っていると胸を張って言えるか?
『変化』をたのしもう!

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