人を元気づけ、背中を押したい。エンジニアリングマネージャーへの「挑戦」
こんにちは!ファンタラクティブPRのannaです。
先月ファンタラクティブに新しいエンジニアリングマネージャーが誕生しました。今回は彼にエンジニアからマネージャーになった意気込みや、マネージャーとして取り組んでいることなどを聞いてみました。
不安はあった、でも「挑戦」しようと思った
――まずは、マネージャー就任おめでとうございます!マネージャーになることは自ら希望していたのですか。
小西:結論としてはそうですね。マネージャーになるまでの経緯をお話しすると、元々ファンタにはエンジニアリングマネージャー(以下EM)がいました。その方は一定期間EMを務めてましたがやはりエンジニアでいたいと決断しエンジニアに戻りました。それからしばらくEMが不在の状態でした。
僕は以前から社内のメンバーと話す機会が多くて、みんなを元気づけるような話をすることが多かったんです。元々そういう性分で。
そういう動きをしていることが広まったのか、エンジニア全員と1on1をしてくれているひささんやデザインマネージャーと話す中で、1年前くらいに「EMやってみない?」とお声がけいただきました。
――結構前から話が挙がっていたんですね。それからどのように考えて決断していったのですか。
小西:僕にはマネージャーの経験がなかったので、自信がなくて不安でした。ただ、興味はあったんですよ。そんな中、2023年のファンタオフ会で発表された会社全体としてのスローガン「挑戦」が大きなきっかけとなりました。そしてずっと社外の立場からエンジニア1on1を続けてくださってたひささんが入社することになったのも、僕の心理的なハードルを下げてくれました。メンバーと話す中で上手くいくことも失敗もありましたが、上手くいった時にはやりがいを感じました。あとはマネジメント系の本も読み始めました。
そうしていく中で、EMをやってみるのもいいかもと思い、ひささんから改めてお声がけいただいたタイミングで決断しました。ここで決めないと機会を失いそうだと思ったのもありました。
EMになって約1ヶ月。使う筋肉が違う。
――マネージャーになってみて、どんなことに取り組んでいますか?
小西:EMとして新たに担当することになった業務としては、メンバーとの1on1、会社の基盤を調整・整理すること、採用関連などです。これらの仕事は総じて楽しく、面白いと感じています。クライアントワークのエンジニアリング仕事とは、使う筋肉が違う感じです。全身を使ってるような感覚ですね。コーディングやデザインなどの制作部分を表舞台とすると、マネージャー仕事は舞台裏というイメージで、今はその舞台裏にも立って色々と理解したり整理したりしています。
今まで代表の井村さんを見てきて、「仕事しすぎじゃない?もっと経営に専念すべきでは?」と思っていたんですが、マネージャーとして経営側に近い立場に立ってみて、社内の権限を取りやすくなるなど少しずつ井村さんの仕事を巻き取ることができてるかなと。
――小西さんにとって、マネジメントとはどういうものだと感じていますか。
小西:ひささんからの受け売りでもあるんですが、マネージャーって人にバフをかけるようなものだって。(ゲームにおいて、味方の攻撃力や防衛力などの能力を上げたり、体力を回復させたりすること。)戦士でもアタッカーでもなく、僧侶のような存在というのが近いです。
僕は昔から、人にアドバイスをしてその人が上手くいくのを見るのが本当に嬉しいんです。自分が主役になるよりは、主役を支える役割が自分には合っていると思います。Gather(バーチャルオフィス)での雑談では、おせっかいなオカンキャラになることもありますね(笑)。
1on1も、採用も、やりたいことはたくさん
――これから取り組みたいことや、現在直面している課題は何かありますか。
小西:1on1をもっと上手くできるようになりたいです。今は、直近で僕が在籍していたプロジェクトのメンバーと1on1をしているんですが、そのうち全員と話していくことになるのかなと思っていて。今は、ひささんがエンジニア全員と1on1を実施してくれているので、僕はセカンドオピニオン的な立場で話しています。元気づけたり、何か相手のためになるような助言をしてみたりするんですが、「上手くいった!」と思える比率をもっと高めたいですね。
あと採用も頑張りたい。ファンタは今年も順調にメンバーの入社が続いていますが、まだまだ人手が足りない状況です。まずは応募者を増やすために、アプローチしやすい状態を作っていかなければなりません。今ファンタのエンジニアはフロントエンドのメンバーのみですが、バックエンドなど他の職種も採用していきたいですね。リーダー的なポジションに立てる人も採用したいし、育成にも力を入れてリーダーになれる人を育てていきたいのもあります。
自分の動きをチーム内に伝播させる
――小西さんが考える、理想のエンジニアチームはどのようなものですか。
小西:みんなが「楽しい」と思えるチームがいいですね。かつ切磋琢磨しながらお互いを伸ばし合えるチームを作りたいと思っています。
ファンタはフルリモートワークをしているのもあり、意識せず働いているとチーム内の交流が少なくなりがちなので、意識して活発にしていきたいです。今エンジニアは12人いるんですが、盛り上げ役と黙々と作業しているタイプと分かれています。EMである自分がまず盛り上げ役側に立ち、Slack上の社内分報「times」に積極的に書き込んだり、Slackやオンライン会議で誰かの発言やアクションに対して褒めたりリアクションをしたり、というようなことを意識的にやっています。あとは業務で上手くいっていないところを拾って協力しようと行動しています。
そうしてると、少しずつ僕と同じように行動するメンバーも増えてきたんですよね。それが嬉しい。以前よりも「times」での発言も活発になってきたように思います。
せっかくさまざまなバックグラウンドや知識を持ったエンジニアが増えてきたので、それぞれの悩みや行き詰まってるところを気軽に共有し合って、みんなで考える状態をもっと増やしていきたいですね。
――エンジニアチームとして行っている施策はありますか。
小西:「Mob.*(モブアスタリスク)」というエンジニアで集まる定例会を実施しています。(詳しくはこちらの記事で紹介しています。)最近では、各自のプロジェクトで取り組んでいることの共有の他、勉強会、お悩み相談、最近ハマっていることの共有なども行っています。みんな興味関心の方向がさまざまで、最近では山登り、芋のアイス、HHKBの新作、音楽など幅広い話題が出ましたね。これが結構盛り上がるんです。
マネージャーを極めたい、でもエンジニアで居続けることも大事
――今後のキャリアプランを教えてください。
小西:選択肢としては3つあります。マネージャーだけでいくか、エンジニアに戻るか、プレイングマネージャー(Playing Manager)でいくか。
今はまだクライアントワークでエンジニア業も務めているので、プレイングマネージャーとして活動しています。エンジニア業とマネジメント業のバランスは6:4くらいかな。将来的には、マネージャーとしての仕事に集中したいと考えていますが、少し迷うところもあって。エンジニア業をやらなくなると、コードが書けなくなったり技術に追いついていけなくなる不安があります。エンジニアとしても劣らないでいることで、メンバーの信頼を得られることにも繋がります。マネージャーとしてメンバーと接する時、信頼がある状態でいることがとても重要なので、難しいところです。
「こにたん」として愛されているキャラ
――と、ここまで真面目にインタビューしてきましたが、せっかくなので小西さん改めこにたんのキャラクターも少し紹介しておきたいですね。
小西:自分で言うのは恥ずかしいなぁ。とりあえず特徴で言うと、大阪住まい、ラーメン好き、ってことくらいですかね…?
――こにたんの愛され具合は、Slackのスタンプ(絵文字)数の多さにも表れていますよね。
小西:気づいたら増えてましたね。
――こにたんはね、本当によく話を聞いてくれるんですよ。長時間話していても苦じゃない。よくGatherで遅くまで話すこともありますよね。
小西:そうですね。もちろん退勤後ですが、オンライン飲み的な感じで話していることもありますね。
――そんなこにたんと話したい人はどうしたらいいですか。
小西:カジュアル面談ならぬカジュアルラーメンに行きましょう。エンジニアの方、ファンタに興味を持ってくださってる方、大阪在住の方など、ぜひお話ししましょう。
ファンタのお問い合わせフォームからでも、X(Twitter)でDMを送っていただいても大丈夫です。お気軽にご連絡ください。
小西さんと会えるイベントが、12/6(水)に大阪であります!
当日は小西さんの他、代表、大阪在住のデザイナー、筆者の私(PR)も会場におりますので、ぜひお越しください!
参加をご希望される方は、こちらのPeatixページよりお申し込みください。
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