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30人迫る!改めて語りたい喜びと感謝、課題意識【無料塾開催日記・4/25久喜教室】

久喜つばめ学習会とは…?

私たちは埼玉県久喜市、白岡市で子どもたちに無料で学習支援を行う無料塾「久喜つばめ学習会」を行っています。

2019年9月に開設し、現在は3教室約25名の生徒さんに利用いただいております。

無料塾については「久喜つばめ学習会」ホームページをご覧ください!

30人迫る!改めて語りたい喜びと感謝、課題意識

昨日は4人の生徒さんに体験していただきました。11人の生徒さんに参加いただき、(画像では分かりにくいですが)部屋はかなりいっぱいになりました。

最近は久喜教室に限らず各教室で体験のご連絡をいただくようになっています。晴れて入塾となりますと3教室を合わせた生徒さんの人数(実数)が30人に迫ってきます。

2019年の春、大宮のコワーキングスペースで「宝塚つばめ学習会」の代表の方と話しました。そのときに「1から始めた無料塾でここまで生徒さんを集めることができるのか…」とすごく心打たれたのを覚えています。そしてその夏に私たちは埼玉県久喜市に無料塾を開きましたが、3ヶ月間生徒さんは来ず、開設1年間で生徒さんは1人と規模は全然大きくなりません。

私の周知の仕方が下手なのか…そもそも宝塚や都市部近郊とは立地、環境が違うから無料塾など回っていかないのかなどと環境のせいにしたこともありました。

そんななかでも3年半継続してきたのが功を奏したのか、生徒さんの人数も冒頭申し上げたように増えてきています。私たちを見つけてくださり、頼ってくださった生徒さん、保護者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

これは私が塾講師のアルバイトをしていた時に聞いた話ですが、教育業界は他の業界と異なり、直接的な受益者とサービス対価の支払い者が異なります

具体的に言えば、塾で教わって勉強ができるようになる(=利益を得る)のは子どもです。ですが、受けたサーボスの対価(=金銭)を払うのは保護者です。私たちは無料塾ですので、金銭のやり取りはありませんが、基本的な仕組みは同じと言っていいでしょう。

ということは、私たちは受益者である子どもと、支払い者である保護者の双方に満足いただかなくてはいけません。こうやって、無料塾で学び続けてくれる生徒さん、お子様を預けてくださる保護者の方の期待にこれからも応えられるように努めていかなくてはと改めて気が引き締まります。

しかしながら、喜んでばかりもいられません。生徒さんにたくさん入会いただいたということは、学習を支える学習チューター(ボランティア)さんもの充実が必須です。みなさんお忙しい中ご協力いただいていますが、時期によっては皆さんのお忙しい時期が重なってしまうことがあります。

そうなりますと、講師一人当たりの生徒さんの人数が増えてしまい、十分に子どもたちの学習を見ることができなくなってしまいます。この子も見たい、あの子も見たいという状況が起こっていることは申し訳なく思っています。

無料塾を必要とするすべての家庭に届くまで、私たちは拡大を続けるつもりではありましたが、目の前の子どもたちもしっかり見なくてはというところでもあります。生徒さんがきてくれるということで嬉しい悩みかもしれませんが、このことにはしっかりと向き合わないといけないと思った昨日の回でした。

今回も読んでいただきありがとうございました!来週の無料塾開催日記もお楽しみに!

ここからは久喜つばめ学習会からのお知らせです↓

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生徒

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書いている人

元小学校教員/中高社会科・地理歴史科教員免許/専門は中学校社会科/社会福祉士

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