海外教育にあって、日本の教育に欠けている要素とは?
先日、日本の教育について偉そうに語ったが、
下記の記事では、外国の教育にあって、日本の教育が教えることができていない決定的なものが、「好奇心」であると、書かれている:
そして、記事のタイトルにもある、この「好奇心」を培う方法2つは、
①没頭
②アウトプット
らしい。確かに、どちらも必要だ。だが、この2つって、別に学校で培う必要もないよね、とも思う。もちろん、学校でやっていない、というのは否定できない事実。
この前の記事にも書いたとおり、日本の教育では、この2つをカバーするのは、半永久的にムリだろう。
ちなみに、この2つ、英語にすると
①devotion(=献身), absorption(=吸収)
②output
になる「らしい」or「っぽい」のだが、この①について注釈を加えたい。
よく、「没頭」という日本語が使われるが、これにイコールの英単語は実は存在しない。
よくあてられる単語としては、
devotion = 献身
absorption = 吸収
immersion = 浸すこと
preoccupancy = なにかに夢中になっている状態
giving oneself up entirely (to) = 自らをなにかに捧げている状態
She devoted her whole life to social work.(=彼女は生涯社会事業に没頭した)
He is absorbed/immersed in his studies.(=彼は研究に没頭している)
They are preoccupied with their work all day long.(=彼らは、一日中自分たちの仕事に夢中になって取りかかった)
I would like to give myself up entirely to this research for the next 3 years.(=私は、これからの3年をこの研究のために捧げたい。)
↑すべてネットで見つけた表現。
確かに、どれも間違ってはいない!間違ってはいないけど・・・
どれも、結構大げさな表現。
よく使うかと言われれば・・・どうだろう。
ま、ユーモアを交えて、とか、冗談で、とか、友達とはしゃいでいるときに、とか、そういうときに使ったりはするが。
改めて考えると、パッと出てくる表現は、
He is wrapped up in his work. (=彼は仕事に没頭している。)
直訳すると、「仕事に包まれている」なのだが、これ、案外使う表現。
でも、どの辞書にも出てこなかった。。
結論:辞書の言うことは、ほどぼどに。
生きた英語表現を学ぶために、日々読書をしたりニュースを読んだりしましょう。
イメージはこんな感じ。でも、やっぱり英語の本を読破したほうがいいね。日々研鑽を積みましょう:
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