インターネットの普及、検索サイトの登場、そしてソーシャルメディアの台頭は、それまでごく一部の才能ある者だけだったアートやデザインをより身近なものにした。
しかし、何事にも光があれ…
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#法律
「そもそも著作権ってなんですか? 」水野祐×深津貴之×加藤貞顕【第1回】
※本記事は、2019年1月28日に行われた鼎談を記事化したものです。
インターネットを通じて、noteでも、だれもが創作し発表できる時代。創作活動が広がる一方で、創作物の根本的な権利を定める「著作権」とは何かという課題が持ち上がってきます。そもそも「著作権」とはどんな権利なのでしょうか。 その決まりを破るとどうなるのか、コピーと引用の境目、盗作とオマージュの境目はどこにあるのか? 正しいリテラシ
Sketch等でUIを写経することは著作権法に反するのか? その2
こんにちは、がくとんです。
今回は前回に引き続き、Sketch等で既存のUIを写経することは著作権法に反するのか というテーマについて考えていきたいと思います。
(前回のnoteはこちら)
UIの写経は著作権法上の「複製」に当たるさて、まず初めに写経という行為が法的にどう捉えられるかを考えていきます。
写経という行為は、著作権法でいう「複製」という行為に該当します
複製 印刷、写真、複写、
Sketch等でUIを写経することは著作権法に反するのか? その1
こんにちは、がくとんです。
初学者がUIデザインを学ぶためのプロセスの一つに、「世に出ているサービスのUIを写経する」というものがあります。
これは自らの手でデザインをコピーすることで、パーツ一つ一つの意図やそのページ全体でユーザーに達成してほしい目的を知る上で意義のあることだと思います。
しかし、いざ写経をしようとすると、一抹の不安が頭をよぎります。
「このUIの写経という行為は、著作権的に