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マネーの哲学:「お金」と清く正しく美しく向き合う知性

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全ての物質は時間と共にやがて朽ちる。しかし、増減こそすれど価値まで失わない「お金」は、「複利」と並ぶ人類史上最大の発明品といわれる。 20世紀初頭に「自由貨幣」を提唱したドイツの… もっと読む
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2023年4月の記事一覧

クレジットカードが嫌いな理由

クレジットカードが嫌いな理由

僕はクレジットカードが大嫌いです。憎しみすら持っています。
なぜかと言うと、僕はクレジットカードを作れたことがないからです。
と言うと借金があったり踏み倒したことがあったり収入が少ないと思われがちですが、そうではありません。
借金はゼロですし何かの支払いを踏み倒したことなど一度もありませんし収入は平均以上にあります。
なのに作れないのです。

このような話をすると、同世代のフリーランサーからは共感

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コメを安く作るのは本当に吉?

日本は「より安く」を長らく追求してきた。そのために、まっとうな価格で食品を買う購買力を失い、世界から食料を調達する力を失いつつあるのではないか。 https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/022700209/022700003/index.html?n_cid=nbpbkp_twed&twclid=2-5ueun647u3eiiqgxboaeg470a

「日

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「経済評論家の父が息子に伝えた、お金の稼ぎ方・増やし方とは?」

 書籍のタイトルを考えてみた。いかにもありそうな書名で、似たテイストのものが既に複数あるにちがいない。
 もの欲しげな、率直に言って少し下品に思えるタイトルだ。私は自分の本に使いたいとは思わない。しかし、編集者との話が煮詰まって疲れてくると、「このタイトルが売れると思います」と説得されて、これに決めてしまうかも知れない。
 そうなると困るので、noteに要点を書いて、このテーマを手放してしまうこと

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インボイス制度に関する現場の苦悩

電子書籍の取次サービスを運営しています。
公正取引委員会から電話が1本。

インボイス制度導入に向け、先月から弊社取次サービス利用作家 数百名に対して、インボイス適格請求書発行事業者登録番号の取得状況を確認しています。
登録予定のない作家には、「制度開始の10月以降、今までロイヤリティに消費税相当分10%を加算した金額をお支払いしていたものから、消費税相当分10%を加算しない金額をお支払いするとい

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